家を建てる。 スケール感覚

さすがに
「今回は狭く感じるな・・」
と、私でも思ったことがありました。

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敷地が20坪ぐらいの
狭小住宅の計画では

基礎が出来上がった時

「こんな狭いところで
 本当に住めるのか?」
と、お客さんが不安になられます。

さすがに
「今回は狭く感じるな・・」
と、私でも思ったことがありました。


延床面積が30坪ぐらいの住宅でも
そんな風に感じることはあります。


床のスペースだけを見ていると
周囲の広さに対して
相対的に狭く感じてしまうんですね。

柱が建ち
壁が仕上がってくると

それなりに見えてくるものですが
このスケール感覚は
とても、不思議です。

現場に
土足で出入りしている時と
上履きになってからでも

少しだけ
高さの印象が
変わったりもするんです。

靴の厚みの違いなんて
微々たるものなんですけどね。

だから
キッチンの高さを決める時

ショールームで
奥さんは、靴を脱いで
スリッパに履き替えて

体感するんです。



平面図を見て
打合せをする中で

お客さんは、広さを掴むのが
難しいだろうと思います。

4帖程度のウォークインクローゼットを
6帖ぐらいに感じているな、と
打合せの中で思うことは
よくありますし



基本設計時
平面図の縮尺を

1/100から
倍の1/50に大きくして

細かい部分の詰めを始める時も

「あれ?間取りのイメージが
 変わりましたね」
と、よく言われます。

感覚のずれに注意しながら
問題にならないように
まとめていくのも

設計者の仕事です。

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