新築の内部ドアに使用されているガラス部分は強化ガラス等の割れにくい材料を使用している事が多いのですが、古い住宅は通常のガラスです。
転倒や地震時の事を考え、改修を検討しました。
愛着のある和風格子戸はそのままでガラス部分をポリカーボネートに変更しました。ポリカーボネートとはプラスチックのような素材で、ガラスのように透明、不透明があります。軽く丈夫で、仮に転倒して建具と一緒に倒れても割れる事はありません。
使用したのはタキロン透明両面すりガラス調マットという商品です。見本で確認し、この商品が今までのすりガラスに一番近いように感じました。
入れ替えたのが上の写真です。施主様も入れ替えた事が分らないと喜んで頂いたほど全く違和感がありませんでした。