お風呂・浴室・ユニットバスのリフォーム費用相場&施工例21選!おすすめ業者の口コミも公開

築10年を過ぎると、浴室のリフォームを検討し始める時期を迎えます。しかし気になるのが「お風呂場をまるごと交換・改修する費用って、高いのでは?」「工事日数はどれ位?」「会社はどんな所がよいの?」といったことではないでしょうか。そこで今回は『リショップナビ』の施工事例を元に、一戸建て・マンションにおけるバスルームのリフォーム価格についてご紹介します。在来浴室のリフォームやTOTOなどのユニットバス(システムバス)の実例、おすすめ業者の口コミなど幅広く掲載しているので、チェックしてみてくださいね。

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【内容別】お風呂・浴室リフォームの価格帯・工事期間

まずは、当サイト『リショップナビ』における浴室リフォーム事例の費用の分布を見てみましょう。
(※2019年9月時点集計データ)

浴室リフォームの平均費用・料金相場=50〜150万円

上記のグラフのように浴室のリフォームは、50~99万円もしくは100~149万円で実施できた例が圧倒的に多く見られます。

最も人気のあるユニットバス(システムバス)の交換や、タイル張りの在来工法の浴室リフォームなどの費用・工事期間の目安は、それぞれ以下の通りです。

なお、ハイグレードのユニットバスを設置する際や、断熱工事・シロアリ対策も同時に行う場合、浴室の移動・拡張・増設などで給排水・ガスの工事も必要になる時などには、費用が高額になる可能性があります。
予算が不安な方は見積もりの際に業者に確認しておくとよいでしょう。

「在来工法」とは、昔ながらの浴室の工法で、一般的な部屋に防水加工を施し、その上にコンクリートやタイルでお風呂場を作っているものです。
防水加工をしている点以外は他の部屋と変わらないため、築20年位を過ぎるとタイルがひび割れし、水漏れやシロアリなどのトラブルが発生しやすいというデメリットがあります。

「ユニットバス」とは、浴槽や壁・天井・床などのパーツを工場で作り、施工現場で組み立てるバスルームです。
全体が継ぎ目のない構造になっているので水漏れのリスクが少なく、またパーツを組み立てるだけなので工期が短く済むなどのメリットがあり、最近の浴室で主流になっています。

この在来工法とユニットバスを組み合わせたものが「ハーフユニットバス」です。
浴室内に屋根の傾斜や出っ張った柱があるなどの理由で、規格サイズのユニットバスが入らない場合に、間取りを変えることなくリフォームできるというメリットがあり、費用も一般的なユニットバスの工事と同等で、50~150万円が相場です。

50万円未満の浴室工事の例

なお「床だけ張り替え」「浴槽のみ交換」などの部分的な工事を別々のタイミングで行うと、ユニットバスを全体的に交換するよりもかえって割高になってしまう可能性があります。

築10年以上であれば、バスルーム全体をリフォームしたほうが効率的かもしれませんので、検討してみることをおすすめします。

ここからは、『リショップナビ』でご紹介している施工業者が、浴室を実際にリフォームした例を見ていきましょう。
総額費用や工事期間、築年数も掲載しているので、参考にしてくださいね。

50〜100万円のお風呂・浴室リフォーム事例

100〜150万円のお風呂・浴室リフォーム事例

150万円以上のお風呂・浴室リフォーム事例

浴槽の素材別の価格差や、主なオプション機能の料金は?

お風呂のリフォームでは、採用する素材・グレードや、どの程度オプション機能を追加するかによって、料金が変動します。

浴槽の素材ごとの値段の違い

同じユニットバス製品でも、浴槽素材を「FRP」「人工(人造)大理石」などから選べることも多いです。
主な浴槽素材の本体価格は下記のような差があるため、コストを抑えたい時などに参考にしてみてください。

ちなみにリフォーム会社によっては、大量仕入れなどで機器代金を値下げしてくれたり、型落ち商品の活用によって値段を抑えてくれたりする可能性もあります。
特に指定したい素材やメーカーがなければ、本体価格が安い製品を提案してもらうとよいでしょう。

業者のプランニングや工夫次第で相場より安くなる可能性もあるため、複数社に見積もりを依頼し、内容を比較してみることをおすすめします。

上記のうち、ほとんどの設備は後付けしたくなった場合でもあまり価格差が出ませんが、「ジェットバス」については後付けすると大掛かりで高額な工事になってしまうため、ユニットバス全体をリフォームする際にオプションとして付ける方法が一般的です。

また「追い焚き機能」もユニットバスのリフォームの機会にまとめて工事しておくことが望ましいです。
後付けしたい場合「人工(人造)大理石」や「ホーロー」の浴槽では、施工が困難な可能性があり、できたとしても35~85万円と高額になってしまうためです。

なお「追い焚き」や「温水ガス式の浴室暖房乾燥機」を導入する際には、それぞれの機能に対応する熱源機(給湯器)を設置・交換する工事費用が別途20万円前後かかる可能性があります。
給湯器の耐用年数は10年位ですので、築年数によってはお風呂のリフォームと同時に交換しておくと効率的です。

ただし、集合住宅では希望の給湯器に交換できない場合があるので、リフォーム会社に確認してもらいましょう。
ちなみに追い焚きの追加が難しい場合には、保温性が高い「高断熱浴槽」があるユニットバスに交換する方法もおすすめです。

浴室リフォームのポイント・注意点!補助金は使える?

最後に、お風呂のリフォームの際に配慮しておきたい、バリアフリーリフォームする際の注意点などについて解説します。

家族構成に合ったユニットバスの選び方

ユニットバスを選ぶ際には、上記のようなオプション機能が追加できるかどうかだけではなく、家族構成も軸に考えましょう。

洗い場はできるだけ広くし、浴槽の高さを40cm位にすると、どの世代の方でもまたぎやすいので、使いやすく安心です。

親子で一緒に入浴したい場合は、可能であれば浴室全体の広さを1.25坪以上、確保できると理想的です。
1坪以下しか確保できない時は、洗い場側にカーブが入った形の浴槽や、メーカー独自の技術で浴室を最大限まで広くする工事プランもあるので、リフォーム会社に聞いてみるとよいですね。

また幼いお子さんがいらっしゃる場合は、誤って水栓に触れてもお湯が出ない「チャイルドロック」を付けておくと、より安心です。

介護・バリアフリーリフォームしたい時の注意点

バリアフリー対応の浴室にしたい場合には、手すりの設置・浴室の出入口の段差解消・すべりにくく冷えない床材の採用・浴槽のヘリの高さを低くする、扉は引き戸にする、などの工夫をしましょう。
できれば、浴室や洗面脱衣所の広さを拡張しておくと、車椅子での移動も楽になりますよ。

さらに、冬場の浴室と他の部屋の温度差によって起こる「ヒートショック」事故を防ぐためには、断熱対策も大切です。

〈断熱・介護対策なら、補助金を活用しやすい〉
上記のようなバリアフリーリフォームを行う場合は「介護保険」の対象に、また窓などの断熱化工事・高断熱浴槽の導入といった省エネリフォームを実施する際には、国や自治体の補助金対象になる可能性が高いです。

ただし、渋谷区の「住宅簡易改修工事費助成」など、自治体によっては工事金額や協定業者などの要件を満たせば、介護・省エネ対策ではないリフォーム工事も補助対象としています。

お住まいの自治体の窓口で確認することも大切ですが、地元の補助金制度や介護保険に詳しいリフォーム業者に出会えれば、活用しやすいプランで施工できるかどうか相談してみるとよいですね。

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