珪藻土メンテナンスしてますか?珪藻土のカビや汚れを取る方法総まとめ

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珪藻土メンテナンスしてますか?珪藻土のカビや汚れを取る方法総まとめ

優れた速乾吸水性を活かし、壁やバスマット、コースターなどに利用されている珪藻土。しかし、カビや汚れがついてしまった場合のメンテナンス方法がわからず困っている、という方はいないだろうか?洗濯などの手間がないといっても、メンテナンスが不要というわけではないのだ。そこで今回、珪藻土のメンテナンスについてまとめたので、ぜひ元の見た目や性能を取り戻す参考にしてほしい。

1. バスマットなどに使われる珪藻土とは何で、どうしてカビが生えるのか?

速乾吸水性が高く、昨今は壁などにも使われる珪藻土。洗濯が必要ない点を活かし、バスマットなどに使っている場合も多いだろう。しかし、水分に強い素材でもカビは生えることがある。その点を勘違いして、カビを生やしてしまっている場合も実際多い。カビ自体は取ることも可能なのだが、まずはカビを生やさないことが一番だ。そこで、珪藻土自体のことと、カビが生える原因を知って、カビ予防を考えていこう。

珪藻土の特徴

珪藻土は岩石の一種で、多数の細孔があるのが特徴だ。この細孔が水分を吸着したり放出したりしてくれる。壁やバスマット、乾燥剤などに使われている珪藻土は、元は植物性プランクトンだったため感触がさらさらで気持ちよく、特にバスマットとして昨今人気だ。

カビが生える原因

まず、乾きやすいのでカビが生えにくいというだけで、カビが生えないというわけではない。また、珪藻土の速乾吸水性は、先に紹介した多数の細孔が機能しているのが前提だ。つまり、湿度が高い状態だと、湿度が低いときよりも珪藻土に水分はとどまりがちになる。バスマットなどに日陰干しが必要なのはそのためだ。また、細孔が汚れで詰まってしまえば、もちろん速乾吸水性は失われる。洗濯の必要はないが、メンテナンスフリーというわけではないのだ。次から紹介する、メンテナンスの方法を見ていこう。

2. 珪藻土のカビを紙やすりで取っていく方法

ここからは、珪藻土のメンテナンス方法について見ていこう。具体的には、紙やすりで削っていく方法と、漂白剤を使う方法とがある。ここでは、珪藻土本来の性能を取り戻しつつ、生えてしまったカビを取ることもできる紙やすりを使う方法から紹介していこう。

紙やすりで表面を削るとなぜ本来の性能が戻るのかというと、汚れが取れるとともに細孔が露出するためだ。壁だろうとバスマットだろうと、日々汚れはついてしまうのが当たり前なので、だんだんと細孔もふさがっていくことになる。細孔は微細な穴であるので、サンドペーパーで一層削って汚れや詰まりを取り、改めて細孔を露出させてあげれば、機能が回復するというわけだ。

具体的な手順としては、ホームセンターや100円ショップなどで、300~400番程度の紙やすりを買ってくるだけでいい。珪藻土の硬さによっては、もう少し粗いものから始めて、粗研磨と仕上げ研磨に分けると効率が増す可能性もある。こだわりたければ、より目の細かいもので仕上げてもいいが、手間と時間がかかることも頭に入れておこう。そして、削り終わった後は必ず乾拭きしておこう。削りカスが表面に残っていると、そのカスが細孔にはいったまま固まってしまい本末転倒となる。最後の一手間まできちんとしておくことが大切だ。

3. 珪藻土のカビを漂白剤で取っていく方法

シミのような汚れがついてしまったり、カビが生えてしまったりした場合は、漂白剤を使用するのがおすすめだ。珪藻土に漂白剤を使用してもなんら問題はなく、キッチン用などのものでも構わない。殺菌作用と汚れを溶かすことが期待できるので、カビにも有効だ。
具体的な使い方は、キレイな布に漂白剤を塗布して表面を軽く叩き、汚れを取り除いていく、というものだ。もしカビが生えているなら、スプレーを用意し、直接塗布して数分間放置した方が効率はいい。汚れの度合がひどかったり、広範囲にカビが発生したりしているのであれば、大きめの容器を用意し、漂白剤を水でうすめた水溶液中に4時間程度漬け込んでおくのでもいい。

メンテナンスが終了したら、キレイな布に水だけを含ませて、軽く叩くようにしていこう。これは、細孔中に入ったままになっている漂白剤の成分を取り除くためだ。バスマットの場合などは、漂白剤が残っていると肌が荒れてしまうので、念入りにこの作業をしたほうがいいだろう。その後、陰干しをして、十分に乾燥させよう。

結論

速乾吸水素材として人気のある珪藻土だが、決してメンテナンス無しで長年使えるものではないとご理解いただけただろうか?洗濯などをすることは難しいが、紙やすりや漂白剤を使えば汚れは取れるし、元通りの性能を取り戻せる。カビが生えていても復活できる可能性は十分にあるので、ぜひ今回紹介した方法を試してみてほしい。

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オリーブオイルをひとまわし編集部

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