家事のやる気がアップする快適な温度とは?

ようやく暑さも収まり、夜に窓を開けていれば涼しい風が吹き込むようになってまいりました。皆さんは「快適な」環境の温度や湿度をイメージできますか? イメージできるという方は多くはないかもしれません。そこで今回は、心を豊かにし、健康を育み、経済的にもやさしい「あたたかい暮らし」を提案する〔快適空間研究所(旭化成建材)〕から、快適な住まいでの暮らしについてご紹介します。

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今年の夏は特に暑かったですよね。暑いと家事をするのも正直つらい……。

記録的な暑さを記録した今年の夏。暑すぎる外から家に帰ってくるとモワっとした暑さ。すぐにエアコンをオンにしても、部屋はすぐには涼しくならず、家事にとりかかるのも億劫になりませんでしたか?そんな時に真夏でも「いつ家に帰っても涼しい」住まいに憧れますよね。

室内の温度が家事のやる気に影響する!?

皆さんは住まいの「温熱環境(おんねつかんきょう)」という言葉を聞いたことはありますか? 住まいの温熱環境とは、住まいの温度・湿度などによって決まる涼しさや暖かさの環境のことを指します。住まいの温熱環境がすぐれていると、暮らしに良い影響を与えるというがわかってきています。

では、温熱環境にすぐれた住まいのメリットとは具体的にどういったものがあるでしょうか。以下の3点が考えられます。

【メリット①】家事の効率がアップ!

〔快適空間研究所〕の調査によると、温熱性能がすぐれた家に住んでいる人は「料理や掃除をするのが億劫に感じない」という方が多いことがわかりました。忙しい女性の家事や時間の有効活用に貢献しているんですね♪

【メリット②】生き生きと暮らせる!

また「夏涼しい住まい」は、「生き生きと暮らせる」「活動的に暮らせる」と感じる方が多く、特に女性の多くがイメージしており、温熱環境が気持ちや行動と大きく関係していることがわかります。やっぱりわが家ではストレスもなく心のゆとりを持って快適に過ごしたいですよね!

【メリット③】よく眠れる!

温熱性能がすぐれた住まいは「寝苦しい時が少ない」と感じている方が少ないようです。睡眠の質にも良い影響を及ぼす可能性があることがわかりました。やはりどんなときも朝まで起きずにぐっすり眠りたいですよね!

暑さ・寒さの感じ方と快適な環境の目安を解説!

では、そもそも「暑さ」「寒さ」は、どのように感じるのでしょうか。

建築環境学がご専門の首都大学東京の須永教授の解説によりますと、家の中で「暑い」「寒い」と感じるのは、下図のように6つの要素が影響しています。

快適さを得るためには、上の図の5・6(グレーの部分)の人体側の2つの要素はある程度調整できますが、上の図の1〜4(赤い部分)の環境側の4つの要素については、住宅の断熱性能などの基本性能を高めるなどにより、うまく整えることが大切になります。

下の表は、この4つの要素をうまく整えた快適な室内の環境の目標値です。

多くの人が快適と感じる室内の環境を具体的に説明しますと、上記の数値が目安となります。温度は、冬20〜22℃、夏26〜28℃で、湿度は40~70%が理想です。気流(空気の流れ)については、夏は少しだけ感じる程度で、冬はできるだけ感じない方が理想です。壁や床は、天井などの表面の温度が室温と同じ程度である±2℃が快適の目安となります。

具体的な数字で見てみるとわかりやすいですね!

「住まいの温熱環境」と暮らしについてきちんと考えてみませんか?

〔快適空間研究所〕では、「心」と「体」と「懐」があたたかくなる住まいでの、いきいきとしたライフスタイル「あたたかい暮らし」の実現を目指しています。

そのようないきいきとした暮らしを皆さんと共に創造していきたいと願い、温熱環境と暮らしに関する情報を、ホームページでわかりやすくお伝えしていますので、ぜひご覧ください!

次回以降は、すぐれた住まいの温熱環境を作るためにおさえるべきポイントなどもお伝えしていきます!

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