意外と汚い【カーペット】の掃除方法教えます!髪の毛やシミも簡単キレイに
カーペットは掃除をせずそのままにしておくとダニの温床となってしまいます。今回はカーペットを掃除するアイデアから、洗濯方法、ホットカーペットの洗濯の仕方まで紹介します。簡単にできる方法もあるので、ぜひトライして清潔な暮らしを目指しましょう♪
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カーペット掃除の【理想の頻度】とは?
カーペットは床で使用するので、チリやホコリが溜まり、汚れやすいアイテムです。付着した汚れをそのままにしていると、ダニなどの温床になってしまうこともあります。
ダニの死骸や糞はアレルゲンとなり、人体に悪影響を及ぼしてしまうため、カーペット掃除の頻度は、2~3日に1回程度が理想です。
カーペットの掃除方法【基本の3ステップ】
カーペットを掃除する際の掃除機のかけ方や柔軟剤を使った静電気の予防方法など、日常から手軽にできるカーペット掃除の基本から解説していきます。
普段の掃除で気にしたことがない方は、この3ステップを参考にしてみてくださいね。
ステップ1|掃除機をかける
カーペット掃除の基本中の基本である、掃除機のかけ方について。
普段、何の気なしにかけている方も多いと思いますが、順番やポイントをおさえておくだけで掃除機の効果がより実感しやすくなりますよ。
▼ 掃除機の前に《ヘアブラシ》を使いましょう
まず掃除機をかける前に、奥に隠れたゴミやホコリを、ヘアブラシでかき出しておきましょう。
奥に隠れているものは掃除機の吸引力ではとらえきれないおそれがあるので、あらかじめかき出しておきます。
▼ 掃除機をする際は《タテヨコと毛並み》を意識
カーペットの奥のゴミを吸いとるには、毛並みをおこすように掃除機をかけるようにしましょう。手でカーペットを撫でて、引っ掛かりを感じ、毛並みが立つ方向を確認してみます。
また、縦と横の2方向からかけることで、カーペットの奥に入り込んだゴミもしっかりと吸い込むことができます。
掃除機をかける際は、ゆっくりとした速度でかけるのがおすすめです。ヘッドブラシがカーペットをかきわけてくれるので、ゴミを吸い取りやすくなります。
▼ カーペット掃除におすすめ『コードレス掃除機』
カーペットの掃除に使える掃除機をお探しの方におすすめしたいのが、〔マキタ〕のコードレスクリーナーです。
業務用の仕様を家庭用に改良したこちらの商品は、カーペットに付着した取りづらいようなゴミもしっかりと吸い取ってくれますよ。
ステップ2|コロコロやゴム手袋を使ってゴミを絡め取る
▼ 「コロコロ」でゴミ取り
コロコロは、カーペットを掃除するアイテムの中でもゴミを除去する能力に優れています。掃除機では吸い取れないようなカーペットに絡まっているゴミや毛も、粘着力を利用してしっかりと取り除くことができます。
特に、ペットを飼っている方はペットの毛がよく落ちるので、コロコロをひとつもっておくと非常に便利です。
コロコロを使用する際は、カーペットの種類に合わせた粘着力にします。
カーペットの毛足が短い場合は、粘着力のあるコロコロ、毛足の長いカーペットには粘着力の弱いコロコロを使うようにします。
また、ウールなどの天然繊維使用のカーペットは、繊維をからめ取る可能性もあるので、粘着力が弱い、コロコロを使用しましょう。
▼「ゴム手袋」でゴミ取り
ペットの毛や髪の毛は、掃除機だけではなかなか取りきれません。広範囲にヘアブラシをかけるのも大変ですよね。そんなときは、ゴム手袋を使用してみましょう。
絡まった髪の毛や、ペットの毛も取れるのでおすすめです。
◆ カーペットのゴミをゴム手袋でとる方法
- 1.ゴム手袋を着用する
- 2.ゴム手袋をはめた手で、カーペットを強めになぞる
ステップ3|柔軟剤の希釈水で静電気を防止
ゴミを取ったあとは、柔軟剤を希釈した柔軟剤スプレーを吹きかけておくのがおすすめです。
カーペットは帯電しやすく、静電気はゴミやホコリを寄せつけてしまうのですが、このひと手間によって静電気を防止することができます。
カーペットにゴミが付着することや汚れの防止に効果的なので、ぜひトライしてみてください。
▼ 用意するもの
・水(200mL)
・柔軟剤(10mL)
・空のスプレーボトル
▼柔軟剤希釈水のつくり方
- 1.空のスプレーボトルに水(200mL)と柔軟剤(10mL)を入れる
- 2.蓋をして、振って混ぜあわせる
カーペットの掃除方法【におい対策編】
カーペットのにおい対策には、重曹水を使った重曹スプレーがおすすめです。
カーペットがにおってしまう原因の多くは、日常生活で付着した人の汗や皮脂。重曹は、汗や皮脂を落とす力があるため、カーペットからのイヤな臭いの発生を防ぐことができます。
重曹水の作り方
重曹スプレーはドラッグストアやスーパー、ネットなどで購入できますが、自分で作ることも可能です。
▼ 用意するもの
・水(500mL)
・重曹(大さじ1)
・空のスプレーボトル
▼重曹スプレーのつくり方
- 1.空のスプレーボトルに、水(500mL)と重曹(大さじ1)入れる
- 2.蓋をしめて、振って混ぜ合わせる
重曹スプレーを使った掃除の方法
重曹スプレーを使ったカーペットの掃除はとっても簡単です。
重曹スプレーをカーペットに吹きつけたら、毛を逆立てるようにぞうきんで拭くだけ。これだけで、付着してしまった汗・皮脂などの汚れを落とせるんです。
落とし切れていないように感じたら、再度同じ作業を繰り返しましょう。
カーペットの掃除方法【シミ汚れ編】
珈琲やしょうゆのような水溶性のシミから、ペンや料理の食べこぼしなどの油溶性のシミまで、カーペットについたシミの掃除方法をご紹介します。
珈琲やしょうゆなど「水溶性」汚れの場合
珈琲やしょうゆなどカーペットにこぼした際は、慌てず乾いた布で拭き取ります。
この際、こすって周りに汚れを移さないように注意します。布に汚れをしみこませるイメージでおこなうようにしましょう。
▼ 用意するもの
・布
・中性洗剤(食器洗い用でOK)
▼ 掃除方法
- 1.乾いた布で、汚れた部分を押さえ、しみこませるように拭き取る
- 2.布に中性洗剤を染み込ませて、ポンポンとたたくように汚れを落とす
- 3.汚れが大体落ちたら、きれいな水でしぼった布で拭く
カレーやケチャップなど「油溶性」汚れの場合
カレーやケチャップなど、油溶性のシミにはベンジンやマニキュアの除光液を使います。
あらかじめ、カーペットの目立たないところで、色落ちしないか確認してからおこなってください。
▼ 用意するもの
・布
・ぞうきん
・ベンジン or マニキュアの除光液
▼ 掃除方法
- 1.乾いた布に少量のベンジン又はマニキュアの除光液を含ませる
- 2.薬剤を含ませた布でシミをたたき、汚れを布に移す
- 3.シミが大体落ちたら、水を固く絞ったぞうきんで、薬剤を拭き取る
シミ汚れ掃除の注意点
洗剤は使い過ぎると変色・変質の恐れもあるため、使い過ぎないことが大切になります。
また、お湯はたんぱく質の汚れをかためてしまう可能性もあるため、使わないのが無難です。加えて、漂白剤の使用は、変色のおそれがあるので避けましょう。
カーペットを自宅の洗濯機で洗濯
ここからは、自宅の洗濯機でカーペットを洗濯する方法について詳しく解説します。
もし、家にあるものが洗えないタイプのカーペットでしたらクリーニングに出すのがベター。
自宅では落ちにくいシミや汚れも、きれいに除去してくれますよ。このとき、クリーニング店によってはダニ防止加工をしてくれるサービスもあるので利用をおすすめですよ。
- 1.洗濯表示と洗濯機の容量を確認
- 2.ゴミを取り除いておく
- 3.屏風折りに畳んでネットに入れる
- 4.洗濯機に入れる
- 5.洗濯したカーペットを乾燥させる
1. 洗濯表示と洗濯機の容量を確認
まずは、カーペットの洗濯表示を確認します。洗濯機や手洗いのマークがついていないものは洗濯できないので注意してください。ちなみに、綿やウールなどの天然繊維は洗うと劣化してしまうおそれがあるので、洗濯不可のものが多いです。
もう1点確認しておきたいのが、洗濯機の容量に合っているかどうかです。洗濯機に対応しているカーペットサイズを記載している場合もありますが、ない場合は下記を参考にしてみてください。
●1畳……12kg
●2~3畳……15kg
●6畳……22kg
2. ゴミを取り除いておく
洗濯表示と容量を確認し、洗濯できることがわかったら、掃除機やブラシを使って表面的な汚れを掃除します。
あらかじめ汚れを落としておくことで、仕上がりがよりきれいになりますよ。
3. 屏風折りに畳んでネットに入れる
次は、カーペットの汚れている部分を外側にして、屏風畳(びょうぶたたみ)に折り畳みます。互い違いに折りこんでいき、細くなったら端からクルクルと丸めてください。こうすることで洗剤がカーペットに全体に行き届きやすくなりますよ。
畳み終えたカーペットは、ネットに入れましょう。
4. 洗濯機に入れる
ネットに入れたカーペットを、いよいよ洗濯機に入れます。洗濯コースは、洗濯機の種類によって推奨されるものが異なりますが、「毛布コース」のようなデリケートに洗ってくれるコースがおすすめ。
5. 洗濯したカーペットを乾燥させる
洗濯が終わったカーペットは、なるべく陰干しします。直射日光に当てると変色や劣化を招くおそれがあるからです。
物干しが1本の場合は、ハンガーを数か所にかけておき、その上からかぶせるようにカーペットを干せば通気性を確保できるのでおすすめです。
ものにもよりますが、カーペットは乾くまで時間がかかるので、干している間は天気のチェックを欠かさないようにしましょう。
▼ カーペットの洗濯方法について詳しく知りたい方はこちら
剥がせない敷き込みカーペットを清潔に保つポイント
敷き込みのカーペットは、簡単に洗濯やクリーニングなんてことはできませんよね。そこで、剥がせない敷き込みカーペットは、どのようにして清潔を保てばいいかポイントをご紹介します。
- 1.掃除機をこまめにかける
- 2.月に1回、洗剤で掃除する
- 3.汚れは放置しない
- 4.スリッパ裏はキレイにしておく
【1】掃除機をこまめにかける
掃除機をこまめにかけることが、まずは大切になります。できれば毎日掃除機をかけ、毎日できなくても、最低、週に2回は掃除機をかけるように心がけましょう。
先ほど紹介したカーペットの掃除の基本のように、掃除機をかけるときは、毛を逆立てて、タテヨコ方向に掃除機をかけるようにしてください。
【2】月に1回、洗剤で掃除する
掃除機を毎日かけていても、取り切れない汚れはどうしても溜まっていきます。そこで、月に1回は、洗剤を使った掃除をおこなうのがおすすめです。
▼ 用意するもの
・ぞうきん
・中性洗剤
・バケツ
▼ 掃除方法
- 1.バケツに水をはり、少量の中性洗剤を薄める
- 2.そこにぞうきんを浸し、かたく絞る
- 3.カーペット表面を水拭きする
- 4.バケツにお湯をはり、ぞうきんを浸し、かたく絞る
- 5.仕上げ拭きをする
- 6.換気をし、乾燥させる
【3】汚れは放置しない
カーペットに何かこぼしてしまったり、汚れてしまった場合は、できるだけすぐに掃除をしましょう。
その際にゴシゴシこするのではなく、水溶性の汚れならば上から叩いてしみこませるように、油溶性の汚れはつまむようにして汚れを取るようにします。
【4】スリッパ裏はキレイにしておく
スリッパの裏側を気にしたことはありますか?せっかくカーペットをキレイにしても、スリッパ裏が汚れていては意味がありません。定期的にスリッパの裏側もキレイにしておきましょう。
ホットカーペットはどうやって掃除したらいいの?
ホットカーペットの熱でダニが死滅し、アレルギー対策になると思われがちです。しかし、ダニは死骸やフンがアレルギーの原因につながるおそれがあるため、ホットカーペットが万全の状態とは言い切れません。
来シーズンも気持ちよく使えるよう、シーズンを終えたならホットカーペットをお手入れしておくのがおすすめです。
これまでに解説したカーペット掃除の基本を参考にしながら、ホットカーペットを掃除してみましょう。
1. まずは掃除機をかける
電気カーペットは電化製品のため、丸洗いできないものがほとんどのため、頼りになるのは掃除機です。ダニの死骸やフンも掃除機でしっかり吸っておきましょう。
2. 薄めた中性洗剤で拭き掃除
薄めた中性洗剤を布に含ませて布を固く絞り、カーペットの毛並みに沿って拭きます。次は毛並みとは反対方向に拭き取り、さまざまな方向に動かして、内部にたまった汚れも落としていきましょう。
汚れたらこまめにすすいで、布はきれいな面で拭いてください。
3. 電気プラグを掃除
ホットカーペットを長期間使用すると、電源プラグ部分にはホコリが付着していることがあります。
ホコリがついたままだと火災の原因となるため、乾いた布で丁寧にホコリを取り除きましょう。
▼ ホットカーペットの掃除について詳しく知りたい方はこちら
カーペットの掃除が難しい場合は業者に依頼!
カーペットの掃除なら「くらしのマーケット」がおすすめ!
カーペットの汚れが気になるという人は、「くらしのマーケット」の利用がおすすめです。
カーペットの掃除から害虫駆除、水回りのトラブルまで、暮らしにまつわるサービスを掲載しており、さまざまな事業者の中から、口コミや料金で比較して気になったところを選ぶことができます。実際に利用したユーザーの声を参考にしながら比較できるため、安心して事業者に依頼することができるのがポイントです。
また、登録している事業者は全国にいるため、サービス毎の対応エリアが広いのも魅力の一つ。
カーペットの掃除にお困りの人は、この機会に一度試してみてはいかがでしょうか。
カーペットの掃除に関するQ&A
Q1. カーペット掃除でやってはいけないことは?
A. 固いブラシを使う、強力な洗剤を使う、大量に消臭スプレーを吹きかけるのはやめましょう。
固いブラシや強力な洗剤、漂白剤を使って掃除をおこなうと、大切なカーペットを傷める原因になります。また、臭いが気になるからと大量のスプレーを使用すると、水分が残り、カビやダニの繁殖につながる恐れもあります。そのため、消臭スプレーを使う際は、換気をして、カーペットを乾燥させるようにしましょう。
Q2. カーペットの捨て方は?
A. 粗大ゴミまたは、カットをして一般ゴミで処分します。
1辺が30cm以上になると粗大ゴミとして扱われるため、カーペットの処分は、粗大ゴミに出すのが一般的となります。1辺が30cm以下になるようカットをすれば、一般ごみとして出すことも可能ですが、ホットカーペットは電熱線があるため、ご自身でのカットは避け、粗大ゴミに出しましょう。
カーペットに関するその他の記事もチェック
※お掃除の際には、ゴム手袋をつけて、しっかりと換気を行い作業をしてください。
※記載している商品情報は、LIMIA編集部の調査結果(2023年02月)に基づいたものです。
※画像は全てイメージです。
※製品によって、お手入れのしかたは異なりますため、必ず製品の取扱説明書に従って作業を行ってください。
※お掃除の際には、ゴム手袋をつけて、しっかりと換気を行い作業をしてください。
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