カーペットの汚れ落としの方法!古いシミの取り方やおすすめの洗剤も

カーペットの汚れ落としの方法を解説! 水溶性・油溶性それぞれの汚れの落とし方や、時間がたった古いシミの落とし方・おすすめの洗剤も紹介していきます。

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この記事の目次
  1. カーペットについた汚れは大きく分けて2種類
  2. カーペットの汚れ落としに必要なものは?
  3. カーペットについた汚れの落とし方
  4. カーペットの汚れ落としのコツ4つ
  5. カーペットの汚れ落としにおすすめな洗剤3選
  6. カーペットの汚れが落ちない場合は業者に依頼
  7. カーペットの汚れ落としに関するQ&A
  8. カーペットクリーニングに関する関連記事

カーペットについた汚れは大きく分けて2種類

  • カーペットの汚れは「水溶性汚れ」と「油溶性汚れ」の二種類

水溶性汚れとは

お茶やお酒・ジュースなどといった、油分を含んでいない汚れのことです。

油溶性汚れとは

チョコレート・マヨネーズ・ファンデーションといった、油分を含んでいる汚れのことを指します。

また、牛乳やペットの嘔吐物・血液といったたんぱく質を含む汚れも、油溶性汚れに分類されます。

カーペットの汚れ落としに必要なものは?

丸洗い可能な場合に必要なもの

  • 洗濯機
  • 洗濯ネット(ない場合はロープ)
  • バスタブ

自分で洗濯可能なカーペットである場合、自宅やコインランドリーで丸洗いするだけで手軽に汚れを落とすことができます。

カーペットを洗濯機で洗うときは、カーペットを屏風折りにしてから巻いて丸め、大型の洗濯ネットに入れるようにしましょう。洗濯ネットがない場合は、ロープで縛るのもOK。

汚れがひどいときは、先にバスタブを使って一度つけ置き洗いするのがおすすめです。

LIMIA編集部
スタッフY
カーペットが自宅で洗濯できるかどうかは、タグに記載されている「洗濯表示」で確認することができます。

洗濯表示の見方を改めて確認したい場合は、消費者庁の公式サイトからチェックするのがおすすめです。

丸洗い不可能な場合に必要なもの

  • 薄めた中性洗剤
  • 清潔な雑巾
  • スチームアイロン
  • 掃除機

自宅で洗濯ができないカーペットに汚れをつけてしまった場合は、薄めた中性洗剤やスチームアイロンを使って、部分的に汚れを落とすようにしましょう。

また、色素が濃い汚れや油溶性汚れがなかなか落ちない場合は、シミの上に水を垂らして清潔な雑巾を被せ、ヘッドを取った状態の掃除機で数秒間吸い上げるのがおすすめです。

LIMIA編集部
スタッフY
自宅で洗濯できないカーペットをまるごと洗いたいという場合は、クリーニング店や業者に依頼する形になります。

カーペットについた汚れの落とし方

  • 水溶性汚れ
  • 油溶性汚れ
  • 時間がたった古い汚れ
  • 車のフロアマットについた汚れ

【1】水溶性汚れ

水溶性汚れは油分を含んでいないため、すみやかに対処することできちんと汚れを落とすことができます

▼用意するもの

  • 薄めた中性洗剤
  • 清潔な雑巾

▼掃除の手順

  1. 1.汚れに水を垂らして汚れを浮かせる
  2. 2.清潔な雑巾で汚れをポンポンとおさえる
  3. 3.汚れが落ちるまで1・2を数回繰り返す
  4. 4.なかなか落ちない場合は、薄めた中性洗剤を雑巾にしみ込ませて叩く
  5. 5.雑巾のきれいな面を押し付け水分を取り除いたら完了
LIMIA編集部
スタッフY
赤ワインや醤油などの色素が濃い水溶性汚れは、薄めた中性洗剤を使って落とすようにしましょう。

また、色落ちの心配がいらない白系のカーペットである場合は、薄めた漂白剤を少量使うのもおすすめです。

【2】油溶性汚れ

油溶性汚れは、水溶性汚れに比べて落ちにくいため、薄めた中性洗剤だけでなく消毒用のアルコールを使って、油分をしっかり分解させる必要があります。

油溶性汚れは、放置してしまうと落としにくい汚れに変化してしまうため、汚れたらその場ですぐに処理するようにしましょう。

▼用意するもの

  • ティッシュ
  • 薄めた中性洗剤
  • 消毒用アルコール
  • 清潔な雑巾

▼掃除の手順

  1. 1.表面部分の汚れをティッシュで取り除く
  2. 2.清潔な雑巾に消毒用アルコールをしみ込ませてシミをポンポンと叩く
  3. 3.汚れが薄くなってきたら薄めた中性洗剤をしみ込ませた雑巾でやさしく叩く
  4. 4.シミの跡に水分を垂らし、雑巾のきれいな面を押し付けて水気を除去したら完了
LIMIA編集部
スタッフY
色落ちを気にしなくてもいい白色のカーペットである場合は、消毒用アルコールの代わりに漂白剤を使うのもおすすめです。

【3】時間がたった古い汚れ

時間がたった古いシミは、繊維にしみ込んで固まっているため、ヘラでこそぎ取ったり、ぬるま湯を垂らして汚れをやわらかくほぐすのが肝心です。

▼用意するもの

  • ヘラ
  • ぬるま湯
  • 薄めた中性洗剤
  • 清潔な雑巾
  • セスキ水

▼掃除の手順

  1. 1.固まった汚れをヘラで取る
  2. 2.しみついた部分にぬるま湯を垂らして汚れをほぐす
  3. 3.薄めた中性洗剤をしみ込ませた清潔な雑巾で汚れを叩く
  4. 4.なかなか落ちない場合は油溶性汚れの掃除方法に移行する

シミの原因が油溶性か水溶性か忘れてしまっているという場合は、薄めた中性洗剤をしみ込ませた清潔な雑巾を使って、汚れが薄くなるところまで数回叩いてみてください。

そのままきれいに落ちれば水溶性汚れである可能性が高いですが、なかなか汚れが落ちない場合は、油溶性汚れである可能性が考えられます。

その場合は、上記で紹介した油溶性汚れの落とし方を実践したり、数回に分けたりして地道に汚れを落としていきましょう。

LIMIA編集部
スタッフY
血液や手あかといった、たんぱく質系の油溶性汚れは、ぬるま湯500mlとセスキ炭酸ソーダ小さじ1杯を混ぜたセスキ水を作って、汚れに数分乗せてから落とすのがおすすめです。

【4】車のフロアマットについた汚れ

車のフロアマットは、基本的に自分で手洗いできるものがほとんどです。

フロアマットはカーペットよりも丈夫なつくりのものが多いため、汚れが付いたら中性洗剤を使って水洗いすることができます。

▼用意するもの

  • ブラシ
  • 中性洗剤

▼掃除の手順

  1. 1.フロアマット全体をブラッシングしてチリなどの汚れをかきだす
  2. 2.フロアマット全体を水で濡らして汚れを浮かせる
  3. 3.全体やシミの部分に中性洗剤をつけてブラシでこする
  4. 4.念入りに水洗いして汚れを流す
  5. 5.乾燥するまで数時間ほど天日干しする
LIMIA編集部
スタッフY
カーペットを干すときは陰干しがベストですが、車のフロアマットは繊維が傷む心配をする必要がないため天日干しでもOKです。

カーペットの汚れ落としのコツ4つ

  1. 1.シミ抜きの際は洗剤を薄めて使う
  2. 2.しつこい汚れを落とす際は掃除機を使う
  3. 3.水溶か油溶かわからない場合は油溶性の洗剤を使う
  4. 4.しっかり乾かしきる

【1】シミ抜きの際は洗剤を薄めて使う

中性洗剤の成分は、カーペットの繊維を傷めてしまう可能性があります。

繊維が傷むとシミ抜きした部分が余計に目立ちやすくなるため、中性洗剤は必ず薄めて使うようにしましょう。

【2】しつこい汚れを落とす際は掃除機を使う

なかなか落ちないしつこい汚れは、掃除機を活用することで簡単にシミ取りすることができます。

汚れの上に水を垂らして清潔な雑巾を被せ、掃除機のパイプ部分で数秒間吸い上げると汚れが取れやすくなるため、しつこいシミにお困りの方はぜひトライしてみてください。

【3】水溶か油溶かわからない場合は油溶性に効く洗剤を使う

いつの間にかついていて掃除し損ねていた汚れや、時間がたった古いシミなど、汚れのタイプが水溶性か油溶性かわからない場合は、油溶性の汚れを落とせる洗剤を使うのがおすすめです。

水で薄めた中性洗剤や、油溶性汚れを落とせるカーペット用洗剤を使って汚れを落としましょう。

水溶性ならそのままシミが消えますが、油溶性ならなかなか汚れが消えない状態になるため、念入りにシミ取りをしたり、数回に分けたりして徐々に落とすようにしましょう。

【4】しっかり乾かしきる

カーペットに水分が溜まったままになっていると、カビが発生しやすくなります。

カーペットのシミ抜きをしたあとは、雑巾の乾いた面でしっかり水気を取るようにしましょう。

また、丸洗いをしたあとは数時間陰干しをして、必ずしっかり乾かしきるようにしてください。

カーペットの汚れ落としにおすすめな洗剤3選

1. リンレイ/カーペットのかんたんしみとり

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コーヒーなどの水溶性汚れから、牛乳や口紅・クレヨンなどの油溶性汚れまで、幅広い汚れを落とすことができるカーペット専用スプレー。

これひとつでカーペットについた多様な汚れを手軽に落とすことができるので、家庭に1本あると便利なアイテムです。

2. 花王/かんたんマイペット ハンディスプレー

【まとめ買い】かんたん マイペット ハンディスプレー 本体+替×2個
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カーペットやラグ・布製ソファ・イスといった、洗えない布製品の汚れを取ることができるマイペット。

カーペット全体の拭き掃除はもちろん、シミ取りとしても活用できるところがうれしい一石二鳥なアイテムです。

3. OXICLEAN(オキシクリーン)/オキシクリーン

オキシクリーン 1500g 酸素系漂白剤 つけ置き シミ抜き 界面活性剤不使用 無香料
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酸素の力で汚れを浮かせて除去してくれる酸素系漂白剤。白系のカーペットの汚れを落とすのにおすすめのアイテムです。

漂白だけでなく消臭までかなえてくれるから、カーペットの臭いが気になる場合にもおすすめ。

カーペットの汚れが落ちない場合は業者に依頼

カーペットの汚れが自力で落ちない場合や、自分で掃除する手間をカットしたい場合は、業者にクリーニングを依頼するようにしましょう。

また、自宅で洗濯できないカーペットを自分で洗おうとすると、繊維が傷んで余計なほころび増やすことになるため、業者にクリーニングを依頼するのがおすすめです。

カーペットのクリーニング依頼はくらしのマーケットに相談!

カーペットのクリーニングを依頼したいという人は、「くらしのマーケット」の利用がおすすめです。

カーペットのクリーニングから害虫駆除、水回りのトラブルまで、暮らしにまつわるサービスを掲載しており、さまざまな事業者の中から、口コミや料金で比較して気になったところを選ぶことができます。実際に利用したユーザーの声を参考にしながら比較できるため、安心して事業者に依頼することができるのがポイントです。

また、登録している事業者は全国にいるため、サービス毎の対応エリアが広いのも魅力の一つ。

カーペットのクリーニングにお困りの人は、この機会に一度試してみてはいかがでしょうか。

カーペットの汚れ落としに関するQ&A

Q1. カーペットの汚れ落としのやり方は?

A. 汚れの種類によって異なります。

水溶性汚れは、薄めた中性洗剤を使って数回叩くだけで掃除可能。油溶性汚れは薄めた中性洗剤だけでなく、消毒用アルコールや漂白剤などを使って、よりしっかり処理する必要が出てきます。

Q2. カーペットにある時間がたった古いシミは落とすことができる?

A. 汚れの度合いによります。

カーペットの古いシミは、ぬるま湯を垂らして固まった汚れをほぐすことで、ある程度落としやすくできます。しかし、時間がたった油溶性のしつこい汚れは自力で落としきれない場合もあるので、その場合はクリーニング店や業者に依頼するのがおすすめです。

Q3. カーペットのシミ取りを簡単に行うためのポイントは?

A. 下記の3つをおさえておくようにしましょう。

  1. 1.シミ抜きの際は洗剤を薄めて使う
  2. 2.しつこい汚れを落とす際は掃除機を使う
  3. 3.水溶か油溶かわからない場合は油溶性の洗剤を使う

Q4. カーペットの汚れ落としにおすすめのアイテムは何?

A. 下記の3つがおすすめのアイテムです。

  • リンレイ/カーペットのかんたんしみとり
  • 花王/かんたんマイペット ハンディスプレー
  • OXICLEAN(オキシクリーン)/オキシクリーン

Q5. カーペットの汚れを落とすのに重曹は使える?

A. あまりおすすめできません。

重曹は、臭いを吸着するちからがあるため、カーペットの臭いをケアしたい場合におすすめなアイテムだといえます。汚れを落とすためには、たんぱく質系の油溶性汚れを落とすことができるセスキ炭酸ソーダを使うのがおすすめです。

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※ 記載している情報は、LIMIA編集部の調査結果(2023年1月)に基づいたものです。
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