超気密性住宅で、夏涼しく冬あったか! すき間は「はがき二枚以下」!?
夏は涼しく冬あたたかく…快適に生活ができ、空調などの省エネルギーにも繋がって、環境にも優しいと言われる「超気密性住宅」。そのすごさと、機密性のポイントをご紹介します!
本サービス内ではアフィリエイト広告を利用しています
- 533
- 1
- 0
-
いいね
-
クリップ
超気密性住宅は高気密と高断熱を確保し、夏涼しく冬あたたかい環境の中での快適な暮らしを提供しています。
さらに、計画換気システムとの組み合わせで健康にも効果的です。
特に寒冷地では気密性の高さが求められ、建物の延べ床面積1㎡当たりすき間が2㎠以下という驚くべき気密性を持たせています。
断熱材やサッシ、ガラスの素材を適材適所に使用することで、気密性を高めることが可能です。
気密性に優れた家づくり
超気密性住宅の機密性のすごさを説明するとき、”はがき”で説明すると分かりやすいのでご紹介します。
超気密性住宅の家全体の面積に対する”すき間”の総面積は、なんと「はがき2枚分以下」。それに対し、昔の住宅は「はがき10枚分」のすき間あいていたと言われているようです。
すき間の多い木造日本家屋は、高温多湿な日本の気候風土に合ったものといえますが、寒い季節や寒冷地では防寒対策に難儀したのではないでしょうか。
すき間が少ない家をつくるなら、気密性を高めるアルミサッシや断熱材などを採り入れる必要があります。
正密度が高い断熱材について
超高気密性住宅は断熱性との相互関係も深く、断熱材は使用する場所と工法によって使い分けすることが重要です。
断熱材を素材で大きく分けると、繊維系とプラスチック系の2種類があります。さらに繊維系は、ガラスや鉱物を原料とする無機繊維系と、パルプや古紙を原料とする木質繊維系に分かれます。
また、形状も適材適所の使用には重要な要素です。フェルト状やバラ状、ボード状の形状を持つものと、現場で吹き付け施工する現場発泡の無形状のものがあります。
窓からも熱を逃がさない!サッシについて
超気密性住宅をつくる上で、開口部である「窓」の形状や素材も重要となります。
素材で見たサッシの断熱性は、木、樹脂、アルミの順となりますが、寸法精度が高く気密性や耐久性の面で優れているアルミ製が最も普及している素材です。
断熱性や遮音性が高い樹脂製、温かみのある木製との組み合わせで、長所を活かしながら短所を補った複合サッシも出現しています。
ガラスはシングル、ペア、トリプルの順で、断熱性は高くなりますが、トリプルガラスより軽量で3枚分の断熱性がある高性能ペアガラスも登場しているので、用途に応じて使い分けてください。
まとめ
快適に生活ができ、空調などの省エネルギーに繋がって、環境にも優しいと言われる超気密性住宅に対する需要はますます高くなっています。
超気密住宅を建てたい方は、気密性や断熱性についての知識を得るために、積極的にハウスメーカーに相談してみるのがお勧めです。
ハウスメーカーのカタログなどにもヒントは満載されています。
- 533
- 1
-
いいね
-
クリップ
あなたにおすすめ
関連キーワード
関連アイデア
-
【DIY】おうちの窓に簡単プラス♪今年は秋からオシャレに断熱!セイキ販売株式会社
-
へーベルハウスは増築できるの?へーベルハウスのリフォームのポイント!LIMIA 住まい部
-
断熱材で壁をリフォーム!冬は暖かく、夏は涼しく、快適な一年を過ごそう!LIMIA 住まい部
-
真夏も快適!エアコン代が節約できる断熱ブラインド《ハニカム・サーモスクリーン》って、知ってる?セイキ販売株式会社
-
外壁を施工する際の湿式工法とは?基礎知識やメリット・デメリットを解説LIMIA 住まい部
-
ALC壁ってどういうもの?特徴や弱点、外壁塗装にかかる費用を知っておこうLIMIA 住まい部
-
『え!?ほんとに大丈夫?』雨でも雪でも腐らない…!ウッドデッキ見てみない?MINO株式会社
-
天井を断熱リフォームしたい!効果が高いのはどんな方法?LIMIA 住まい部
-
鉄骨造のリノベーション。優先事項や注意点を知っておこうLIMIA 住まい部
-
太陽光発電をスレート系の屋根に設置する!気を付けるのはどんなこと?LIMIA 住まい部
-
ガルバリウム鋼板の屋根に太陽光発電を設置!気を付けたいことって?LIMIA 住まい部
-
どんな屋根なら設置できる?アスファルトシングルと太陽光発電の相性とは?LIMIA 住まい部
-
外壁塗装の塗料は種類だけで選ぶのは危険?適切な素材と技術で選ぼうLIMIA 暮らしのお役立ち情報部