【登録有形文化財(建造物)の活用ついて】

登録有形文化財(建造物)とは、建設後 50年を経過して
①「国土の歴史的景観に寄与しているもの」
②「造形の規範となっているもの」
③「再現することが容易でないもの」
で、国に「登録」してあるものです。
「国宝」や「重要文化財」は、国が「指定」している文化財。間違えやすいトコロなのですが、この「登録」と「指定」には大きな違いがあります。登録有形文化財(建造物)は、単に文化庁に登録してあるだけなので、建物の窓を変えたり、看板をつけたり、用途を変えて活用すること割と自由にすることができるのです。
現在、全国に、この登録有形文化財(建造物)が11259件存在していて、その建物や街並みを利用した町おこしの気運が高まっています。そして、その役割を担うのが、ヘリテージマネージャーだといえます。
養成講座の午後は、「登録有形文化財:坂田医院旧診療所(熊谷市)」の実測演習。建物内部の平面詳細や断面詳細図を作図するための実測訓練をしていきます。(割と普段やっている業務と似たような感じです・・・)
現在は市所有の建物になっているようですが、普段はクローズになってる施設のようです。建物の保存以上に、やはり、どう活用していくかの部分が難しくて、それこそヘリテージマネージャーの手腕が試される部分だなぁ・・・と感じました。

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