害虫の被害のない観葉植物に!小さな虫が発生しないための方法

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観葉植物を育てていると、コバエやハダニなど不快な害虫を目にすることがありますよね。小さい虫だからといって放っておくと、観葉植物が枯れてしまう場合も。今回は、観葉植物に発生する害虫の種類、発生する原因、予防策、駆除方法をご紹介します!

観葉植物の葉や茎に発生する害虫をチェック!

観葉植物の葉・茎・幹または土には、ハダニやコバエなどの害虫が発生することがあります。特に蒸し暑くなる梅雨の時期から目立ち始め、観葉植物を弱らすことも。また、虫の種類によっては1年を通して発生するものもいます。

まずは、観葉植物の葉、茎、幹や土の症状をチェックして、どんな害虫がいるのか把握することが大事です!
【種類1|観葉植物の葉や茎・枝・幹に発生する害虫】

【・ハダニ】

葉の表裏に住み着くクモの仲間。葉から養分を吸い取る吸汁性の害虫で、大量に発生してしまうと、葉がスカスカな状態になり枯らす場合も。体長が1ミリを満たず、発見しにくいため注意深く観察するといいです。
【・アブラムシ】

比較的暖かい時期に飛んでくることが多いアブラムシ。葉や茎に付き養分を吸汁し、観葉植物を弱らせます。排泄物によって、すす病を引き起こす場合もあるので、大量発生する前に駆除しましょう。
【・カイガラムシ】

葉・茎・枝・幹と全体に住み着き、観葉植物の養分を吸汁するカイガラムシ。体の表面に硬い貝殻のような殻をもち、殺虫剤では駆除するのが難しい害虫です。アブラムシと同様に症状が悪化すると、すす病を引き起こします。
【・コナカイガラムシ】

白い粉で覆われたようなコナカイガラムシは、大きくなると綿毛のような姿になります。比較的、観葉植物の新芽がでるような隙間や、葉の裏に住み着き吸汁します。
【・コナジラミ】

クリーム色味がかった白い羽が生えたコナジラミ。葉の表面や裏面に付いて吸汁します。放置すると、粉が舞うように飛び交い、吸汁された葉は薄い茶色に変色する場合もあります。
【種類2|観葉植物の土に発生する害虫】

【・コバエ】

コバエは観葉植物に直接、被害を与える心配はありませんが、不快な害虫の1つです。有機質の土を使った土にキノコバエ類のコバエが発生しやすく、湿った土に卵を産みつけます。
【・トビムシ】

土の中に潜む小さなトビムシ。コバエと同様に観葉植物に害はありませんが、水やりをしたときに大量のトビムシが動きまわる姿が不快と感じる場合も。

観葉植物に害虫が発生する原因を知ろう!

ここでは、どうして観葉植物に害虫が発生するのか、その原因について紹介します。
【原因1|購入したときにすでに虫がついていた】

観葉植物に発生する害虫は、販売しているお店ですでに付いたため、暖かい室内で大量に発生する場合があります。特に、屋外やグリーンハウスで購入した場合は潜んでいる可能性も高いです。
【原因2|日当たりと風通しが悪い場所で育てている】

風通しが悪くて日陰になるような場所は、害虫にとって住み心地のよい場所。そういった場所で観葉植物を育てていると、害虫がいつのまにか大量に発生している場合があります。

窓を開けていなくても、衣類やバックについた害虫が観葉植物に付き、大量発生しやすいです。
【原因3|湿度が極端になるような場所で育てている】

湿度が高くてジメジメするような環境、湿度が低く乾燥するような環境は、害虫にとって住みやすい場所です。発生する害虫はそれぞれ異なりますが、特にハダニやコバエが育ちやすいです。

【予防】観葉植物に害虫を発生させない対策

観葉植物に害虫を発生させないためには、日頃のケアやちょっとした工夫が大切です。害虫を発生させないための対策を知っておきましょう!
【対策1|購入後は直ぐに観葉植物をきれいに掃除】

観葉植物をホームセンターや園芸ショップ、雑貨屋で購入したあとは、できるだけ葉・茎・枝・幹をきれいにし、室内に入れる前に対策しましょう。元々葉などに付いていた害虫が、暖かい室内で大量に発生してしまう場合も。

ぬれたタオルやペーパーで拭き取るようにきれいにします。土が乾燥しているようであれば、シャワーで全体に水をかけ、歯ブラシなどを使ってきれいにするといいです。
【対策2|観葉植物を日当たりと風通しがよい場所で育てる】

湿った場所や乾燥した場所に発生しやすい害虫は、観葉植物を日当たりと風通しがよい場所で管理し、日頃から害虫が発生しないように対策しましょう。日当たりと風通しが悪いと、土がいつまでも乾かずにコバエなどが、葉や茎が乾燥してアブラムシが発生しやすいです。
【対策3|土の上に赤玉土やヤシ繊維を敷く】

キノコバエ類のコバエは湿った土に発生しやすく、有機質肥料などをエサにし、土の表面に卵を産みつけます。対策としては、土の匂いがしないように、表面に赤玉土やヤシ繊維を敷き詰めてカバーすると発生しにくく、インテリアの見た目もよくなりますよ。
【対策4|葉水や掃除を定期的にする】

葉の表面に発生する害虫は、日頃から葉水や掃除をすることが大事です。特にほこりが溜まっているような状態だと、ハダニやコナカイガラムシなどが発生する場合も。葉水をしたあとは、タオルなどでホコリやゴミを拭き取るようにしましょう。

【駆除】観葉植物に害虫を発生したときの対処法

観葉植物に害虫が発生してしまった場合は、直ぐに殺虫剤を吹きかけるのではなく、タオルや水などで対処できるか試してみましょう。
【対処法1|タオル・ピンセット・歯ブラシなどで取り除く】

葉や茎・枝に発生するような害虫が、数匹程度発生しているようであれば、タオル・ピンセット・歯ブラシなどを使って取り除きましょう。カイガラムシは大きくなると硬くなって駆除しにくいため、指や爪で取り除く必要がある場合もあります。
【対処法2|水できれいに洗い流す】

観葉植物に大量に害虫が発生してしまったときは、シャワーなど水で洗い流すようにしましょう。葉が折り重なるようになった隙間など、指や歯ブラシで軽くこすりながらやるといいです。または、水を張った容器や風呂桶に観葉植物を沈めるのも1つです。
【対処法3|酢と食器用洗剤液でトラップを仕掛ける】

コバエが大量に発生してしまった場合は、酢・食器用洗剤液・水を混ぜたトラップを仕掛けるといいです。匂いに誘われたコバエがトラップに掛かり、駆除することができます。酢の代わりに、カツオだしを使うのも効果がありますよ。
【対処法4|害虫の被害がひどい場合は、一部を切って取り除く】

吸汁の被害によって葉が黒や茶色に変色してしまったものは、一部を切り落として取り除きましょう。アブラムシやカイガラムシによっては、すす病を引き起こして、株が枯れてしまう場合もあるので、きれいに取り除くのがいいです。

 
【おわりに】

観葉植物に発生する害虫は、種類によっては不快にさせるだけでなく、植物を枯らしてしまうものもあります。まずは、害虫が発生しないように予防と対策をすることが大事。発生してしまった場合は、被害が大きくならないように、見つけ次第直ぐに対処してくださいね!

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