連載①「SOHOと書庫のある家」大谷石の壁と造付本棚

戸建リノベーション「SOHOと書庫のある家」連載開始!
SOHOでもあるリビングには造付の書庫コーナー。
大谷石、珪藻土の壁に、ブラックチェリーの床、本棚には杉の集成材を使った上質な空間です。

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photo by 池田デザイン室 ikeda-designroom.com

この物件は築20年ほどの2階建て住宅で、中古物件を購入されてのリノベーションした事例です。
今回はリビングダイニングでもあり、SOHOでもあるお部屋の
「大谷石の壁と造付本棚」についてご紹介します。

池田デザイン室 ikeda-designroom.com

さて、もともとこのLDKには、和室がありました。
和室の奥には階段下を利用した押入れがあります。
この和室と押入部分を撤去し、大きなLDKに間取り変更しました。

池田デザイン室 ikeda-designroom.com

広々とした空間になりました。
この空間に、作業デスクとか、ダイニングテーブルなどをレイアウトされます。

押入だった階段下の部分も、座卓を置きデスクスペースに、
天井は低いですが、三方が壁で囲まれているので、作業に集中することができます。

そして、窓から最も遠い場所に、回遊できる書庫コーナーを設置しました。
お仕事柄本がとても多いのですが、沢山ありすぎるため、実は、「本はできれば見たくない」とお施主様。
単なる住宅なら、リビングに本棚があったらいいなと思うところですが、
お仕事となると、そうはいかないものなのですね。

photo by 池田デザイン室 ikeda-designroom.com

リビング(SOHO)と書庫を壁で区切り、大谷石を貼りました。
カウンタータイプの家具は、TVボードでもあり、キッチンとダイニングテーブルの間の
配膳用にも使えるようにデザインしました。

photo by 池田デザイン室 ikeda-designroom.com

住まわれてから撮影させていただいた時の写真。

池田デザイン室 ikeda-designroom.com

石ってやはり重厚感があります。
大谷石は多孔質なので、調湿性もあります。
この何ともいえない優しい堅さ。
好きな建材です。

池田デザイン室 ikeda-designroom.com

この壁の裏が本棚になっています。
T様ご夫妻は、自宅でお仕事をされるスタイル。
リビングダイニングはオフィスでもあります。
大量の本をすっきりと収納し、リビング(オフィス)スペースがすっきりと落ち着くように
書庫をまとめました。

池田デザイン室 ikeda-designroom.com

両面が本棚になっています。
所有されている本の量を聴いたときに、驚愕したことを覚えています。

他のお部屋にも本棚はありますが、ココには仕事でよく使う本を厳選して蔵書されています。

池田デザイン室 ikeda-designroom.com

本棚は大工さんによる工事。
杉の集成材を使いました。杉はとっても香りがいいんですよ。

photo by 池田デザイン室 ikeda-designroom.com

大工工事の本棚組み立て時の一枚。
フレームに組んだ本棚を3人で建てて据え付け、本当に大変そうでした。

見てる方は、楽しいんですがね(笑)

おかげで、素敵な空間ができました。

HPも是非ご覧ください。

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京都の小さな設計事務所、池田デザイン室です。女性ならではの視点で、「住まい」に真剣に向き合い、「家族の気配を感じる間取り」「暮らしやすい収納と間取りの工夫」「本…

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