作業スペースはそりゃあ 広い方がよい。

インテリアはもとより、リノベーションや新築の現調でいろいろなお宅に伺うと、
よく思うことがあります。
それは、
「作業スペース、狭すぎやしませんか!」
ということ。

作業スペースを広げました!という事例をいくつかご紹介します。

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池田デザイン室 ikeda-designroom.com

こんにちは、遊びに来てくださってありがとうございます。
池田デザイン室の池田 真理です。
新築からリノベーション、インテリアまで こだわりの住まいを実現したい方のお手伝いをしております。

インテリアはもとより、リノベーションや新築の現調でいろいろなお宅に伺うと、
よく思うことがあります。
それは、
「作業スペース、狭すぎやしませんか!」
ということ。

特にキッチン廻りが多いように思います。
システムキッチンの流しとコンロの間の作業スペースはたいていの場合狭いものなのですが、
もともと狭いのに、洗いカゴを置いてあったり、調味料を置いてあったり、さらに作業スペースが狭くなって・・・
という現状をよく目にします。

調理や、盛り付けなどの作業をするスペースは広い方が絶対にラクだし、ストレスも少ないです。
またお子さんと一緒にお料理したりするにも広くないとできませんよね。

という訳で、作業スペースを広げました!という事例をいくつかご紹介します。

ケース1「既存キッチンを活かした新築の住まい」

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もともとのお宅では、高価なL型キッチンにリフォーム済みでしたので、このキッチンをそのまま新築に持っていきたいというご要望でした。
もともとのキッチンは独立キッチン。
L型キッチンが壁付についていて、それ以外は配膳スペースはありませんでした。
長さが2700のL型キッチンなので、コーナー部分は結構広いのですが、
お料理が大好きで、ご家族も多く、お子さんともお料理したいとのことでしたので、もう少し作業スペースが欲しいなと考えました。

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こちらが新築後のキッチン。L型キッチンを入れたプランニングは苦戦しました~。
カウンターを設けてオープンキッチンに設えました。
背面に作業スペースをさらに追加しました。
コンロ横のスペースには、調理中のお鍋を並べることもできます。
ちょこっと作ったソース。
いろんなお料理に使うたっぷりのお出汁なんかも置くことができるので、
料理好きにはとっても嬉しいコーナーです。

ケース2「キッチンの作業スペースが狭いインテリア案件」

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これは、ちょっと懐かしい案件です。
既存キッチンは作業スペースがシンクとコンロの間の50センチの部分のみ。
キッチンの背面には、ご夫婦が各自結婚前にお使いだった小さな家具を並べられていました。
こういうケースはよくあるのですが、不揃いで家具の上部はまとまった作業スペースとしては使えません。
娘さんと一緒にお菓子作りをしたいけど、スペースがないとのこと。

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もともとのキッチンは変えず、キッチンの背面、ダイニング側にカウンタータイプの造作家具を設えました。
キッチンの天板と同様、人工大理石の天板です。
いろんな道具や食品をさっと取り出せるように、抽斗と上部には棚を設けました。
この棚は逆L型になっていて、キッチン側とダイニング側で収納するものを使い分けすることができますよ。

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ダイニングから見たところ。
配膳したり、調理したり、片付けにもとても役に立つカウンターです。

ケース3「回遊できるカウンタータイプ」

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こちらはマンションのキッチン。
キッチンの作業スペースだけでは狭いので、既存のカウンタータイプの家具を置いておられました。
ただ、奥行があまりなく、普段使いのものを置いてしまうと、作業スペースはあまり取れていませんでした。

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収納量を確保、カウンターの奥行きもしっかりとったカウンタータイプの家具をつくりました。
奥行きがたっぷりあるので、実際のスペースはかなり広くなりましたので、普段使いのものを置いても半分以上はフリースペースとして使えます。
娘さんのお弁当を詰める作業がやりやすくなったとおっしゃってくださいました。

ケース4「キッチンを横につなげる造作家具」

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こちらは、インテリア案件。
よくある食器棚と隙間収納で工夫されていましたが、作業スペースはなしです。

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キッチンと高さをばっちり合わせて、家具を設えました。
もともとのキッチンとのつなぎ目は水が入らないように、シーリングしてあります。
コーヒーを入れたり、ワインを入れたり、パンを切ったり、そんなスペースができました。




作業スペースはやはり広い方がよいですよね!
今回はキッチン廻りを集めてみましたが、ダイニングテーブルが狭いお宅も結構あります。
先日のインテリア提案でも、やはり作業スペースを広げます。
ストレスを少なく、そして「お気に入り」を沢山、提案しております。

photo by 池田デザイン室 ikeda-designroom.com

資料請求の方には、STYLE BOOKをお送りします。

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京都の小さな設計事務所、池田デザイン室です。女性ならではの視点で、「住まい」に真剣に向き合い、「家族の気配を感じる間取り」「暮らしやすい収納と間取りの工夫」「本…

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