素材の美しさを活かした夫婦の住まい 邑楽の家

老夫婦のための戸建住宅の計画です。100㎡の空間をワンルームとして計画することで、ホテルのようなラグジュアリーな空間を目指しました。リビング、ダイニング、キッチン、ベッドルームと高さの低い造り付けの家具で区切ることで、ワンルームの中に見え隠れする場所をつくっています。建物は庭に向かって大きな開口部を設け、天井のトップライトからの光がルーバーによって柔らかく調節されながら室内へと導かれます。インテリアは素材の持つ美しさが最大限に生かせるようにコンクリートの肌理や家具の木目やガラスやステンレスなどのディテールを注意深くデザインし、外観では木を用いながらもミニマルな形とすることで、現代的な中に柔らかい住宅的な雰囲気をつくっています。

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平野崇建築設計事務所
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建築家。平野崇建築設計事務所代表。1977年生まれ。明治大学大学院修士課程修了。長谷川逸子・建築計画工房、槇総合計画事務所を経て、2010年平野崇建築設計事務所…

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