落書きが!タバコが!お母さんを困らせる壁の汚れをキレイサッパリ落としてみた

家の壁って知らず知らずのうちに汚れてしまうものですよね。なかなか掃除をするのも大変そうだし、壁を張り替える予算もない。今回はそんなお悩みを解決するために、お悩み別で自宅で簡単に壁の掃除をしてみました。家にあるもの、リーズナブルに買えるものですぐにできるので、早速始めてみませんか?

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ついつい見て見ぬふりをしてしまうのが、壁の汚れ。床は汚れが目立ちやすく、頻繁に掃除をすることはあるかもしれません。しかし、あまり汚れてないように見えても、実は壁も汚れてしまうもの。家具を退かすと、壁の色が違う、特に子どもがいるご家庭は白かったはずの壁が、手垢や落書きで汚れて壁に模様が……なんて経験ある方が多いはずです。

実際、私も壁汚れに苦戦中です。この汚れはどうやって落としたらいいのか、どんな洗剤を使っていいのか分からない。そんなお母さんたちを困らせる壁掃除のやり方を実際に試してみました。

目次
1. 壁の汚れを落としたいと思うときは?
2. 壁の汚れの種類
3. 準備編
4. 実践編・壁のホコリ
5. 実践編・壁のヤニ汚れ
6. こんなときはこれを使おう!カビ汚れ
7. 番外編・お母さんの頭を悩ませる子どもの落書き対処法
まとめ

1. 壁の汚れを落としたいと思うときは?

みなさんはこんな汚れに遭遇したことありませんか?

・子どもが書いてしまった落書き
・タバコの臭いやヤニがついた壁
・子どもがベタベタ触った手垢
・引っ越しのときに気付いた壁汚れ
・大掃除 など

普段やらない壁掃除ですが、「子どもの落書きを消していたら、他の場所の汚れに気づいてしまった」という経験をした方もいらっしゃることでしょう。そんなとき、壁をキレイにしたいと思うはず。壁は目に見える汚れだけでなく、生活臭も吸い取っていて思った以上に汚れているんです。

2. 壁の汚れといっても一つではありません!

・以外と忘れがちな壁のホコリ
・湿気が増える季節の窓近くのカビ
・手垢、タバコのヤニ
・キッチン周りの油汚れ

「壁の汚れ」の種類はさまざま。「同じ壁なんだから掃除のやり方も一緒でしょ?」と思っても、汚れの落とし方は同じではありません。種類別の汚れを落とす方法をこれからご紹介します。

3. 準備編

壁の汚れを落とすために必要なものは、以下の通りです。

・掃除機(小さなノズルがあると便利です)

・ぞうきん(水拭き用、乾拭き用に数枚あると便利です)
・重曹(薬局などに売っているもので大丈夫です)
・酢(殺菌効果があります)

重曹は通販などでも気軽に手に入れることができます。

この他にも、汚れ擦る際に使うスポンジや歯ブラシがあると細かい部分の掃除に便利です。

壁の掃除用に化学薬品の強い商品もありますが、子どもやペットがいるために使うのを避けたいと思う方のため、今回は壁に触っても安心な重曹と酢を使用します。早速気になる壁の汚れを徹底的に落としていきましょう。

4. 実践編

■埃のついた壁の掃除をやってみよう!

床は日常拭いたり掃除機をかけたりしますよね。ですが、天井や壁は床に比べて埃が上から下に落ちてくるので、汚れは無いと思われがち。そんな埃をお掃除してみましょう。

〈用意するもの〉
・新聞紙
・掃除機
・雑巾かクイックルワイパー

壁掃除でやりがちなのは、最初に水拭きをしてしまうこと。初めにしてしまうと雑巾についたホコリをさらに広げてしまいます。壁の埃は、まず掃除機で吸い取りましょう。

1.上から埃が落ちてくる可能性があるので、ソファーなどの家具には新聞紙をかけてあげましょう。
2.次に、掃除機を使います。

平らなヘッドでも問題ありませんが、天井の高い場所になると角まで届かず、掃除機も重くて大変です。そのため、小さいノズルを使ってあげると軽くなりますし、細かい部分の埃もしっかり取れます。

3.しっかりホコリがとれたら、最後に水拭きして仕上げましょう。

雑巾でもいいですが、クイックルワイパーを使うと高い場所も届いて便利です。

土壁や紙製の壁紙は、水分や擦った衝撃で痛んでしまうので、力加減に気をつけて水を使わずにしましょう。雑巾で拭く場合、壁紙は大量の水分に弱いので雑巾を固く絞ってから拭くといいです。

床掃除に比べて、壁や天井は毎日するのは大変ですが、カーテンレールやエアコンの上なども定期的に掃除しておくと大掃除が楽になりますよ。

5. 実践編

■タバコのヤニがついた壁を掃除してみよう!

タバコのヤニで黄色くなってしまった白い壁に、お困りの方は多いはず。特に、アパート、マンションで引っ越しのときなど、普通に拭いただけではなかなか落ちませんよね。タバコのヤニは壁に少しずつ付着し、固まると臭いまで付いてしまいます。そんな頑固なヤニ汚れを落としていきましょう。

〈用意するもの〉
・重曹
・お湯
・雑巾
・スポンジ
・霧吹きスプレー

1.最初に45℃くらいのお湯に重曹を入れ、お湯2:重曹1の割合で溶液を作ります。
2.溶液を霧吹きスプレーに入れて、直接壁に吹きかけます。

スプレーがない場合はバケツなどに入れて、スポンジに染み込ませてください。そのときに溶液が床に垂れると下が木や畳の場合変色してしまうことがあるので、気をつけましょう。
3.そのあと数分置いてから、スポンジで円を描くように落としていきます。強く擦りすぎると壁を傷つける恐れがあるので気をつけてください。
4.キレイになったら、固く絞った雑巾で水拭きします。

こんなにヤニ汚れがあったなんて、驚くばかりですね。

最後に乾拭きをして仕上げます。どうでしょう。上と下の違いが分かりますか?

壁は日常の生活臭も吸い取ってしまいます。重曹で落とすことによって、タバコの嫌な臭いも取り除いてくれるのは嬉しいですね。

この方法は手垢の汚れにも使えます。意外と色々なところについている手垢。気になる部分に重曹のスプレーを吹きつけて、雑巾やブラシなどで擦った後に水拭きを行い、最後に改めて乾拭きをしましょう。手垢が落ちにくい場合は、スプレー後しばらく放置してから拭き取ると効果的です。もし家に重曹がない場合は、アルカリ性の中性洗剤でも代用できます。

アパートやマンションに多い凸凹のある壁紙は、重曹がきちんと拭き取れない場合があります。そのときは酢を水で2倍に薄めたものを吹き付けると残っている部分に反応して泡立つので、水拭きしてあげましょう。

ヤニを防ぐには、タバコは部屋では吸わないのが1番ですが、それが難しい方は換気扇の近くや、空気清浄機の近くで吸うとヤニを吸い取ってくれます。ヤニ汚れ予防になるので心がけましょう。

6. こんなときはこれを使おう!

■壁についたカビの掃除の方法

窓際や、洗面所といった湿気でカビが生えてしまうことってありますよね。小さい汚れでも放置しているとアレルギー症状がでることがあり、身体にも良くありません。カビと聞くとカビ取り剤を思い浮かべますが、居住空間には強力すぎて子どもやペットがいる場合、使うのが難しいことも。そんなときに便利で安心なのが、重曹です。

〈用意するもの〉
・重曹
・酢
・歯ブラシ
・サランラップ
・雑巾

1.酢を雑巾に染み込ませて、壁全体を拭きます。

このとき、酢の臭いが強いため必ず換気を行い、マスクをしましょう。

2.次に、重曹の粉末に少しずつ水を入れ、ペースト状にします。それを歯ブラシに取り壁を磨きます。

磨いているときに、重曹がポロポロ落ちてくることもあるので、新聞紙を敷いて置くと後片付けが簡単です。

3. 全体的にカビが取れてきたら、また酢を含ませた雑巾で拭き取ります。

4. 最後に使っていない雑巾に水を含ませ、固く絞り拭き取ります。重曹が残ってしまうとまたカビの原因になるので、しっかり拭き取りましょう。

5. 風通しを良くし、しっかり乾かしましょう。水分が残るとカビが発生してしまいます。

落ちにくい部分には重曹のペーストを塗り、サランラップを貼り付け2〜3時間放置。その後、固く絞った雑巾で水拭きし最後に乾拭きしましょう。壁紙への摩擦が気になる方は、歯ブラシを使わず、重曹水(重曹1:水2)をスプレーしてから雑巾で拭き取ると、壁に負担がかかりません。

小さいカビでも放っておくと大きくなってしまいます。なので気づいたときに対処できれば安心です。

冬場や梅雨の時期に湿気が多くなり、カビが生えやすくなります。カビを防ぐには、壁と家具を離して置くことや、窓際の結露予防、湿気消臭剤や除湿機を上手く使い、こまめに換気をして部屋の風通しを良くしてあげると効果的です。

今回使った重曹ペーストは、油汚れが気になるキッチン周りの壁にも使えます。ペーストを気になる部分に塗り、10分ほど放置して固く絞った雑巾で拭き取ってください。重曹が残ってしまった場合は酢を2倍に薄めた液をスプレーするとキレイになります。

7. 番外編

■お母さんの頭を悩ませる子どもの落書き対処法

子どもの落書きで困っているお母さんに朗報です。「ダメだよ!」と言われてもついついやってしまうのが子ども。目を離した隙に「あっ……!」なんてことありませんか?そんなときのために今回はペン別の対処法をご紹介します。

まずは、ボールペンの落書きについて。水性か油性で落とし方が違うので確認が必要です。水性は書いてからすぐであれば水でも落ちますが、時間がたった落書きはそうはいきません。そんなときには、こんな方法はどうでしょうか。



■水性ボールペンの場合

〈用意するもの〉
・ガラスクリーナー

1.ガラスクリーナーを吹きかけます。

2.雑巾で水拭きします。このときに一気に拭こうとすると汚れが広がってしまうので少しずつ拭きましょう。

凸凹の中にはいってしまった場合は、綿棒で落としてあげてください。

3.固く絞った雑巾で水拭きしとから乾拭きして、しっかり乾かしましょう。



■油性ボールペンの場合 

〈用意するもの〉
・除光液
・綿棒

1.除光液を綿棒に含ませ、少しずつ汚れを落とします。

一気に拭こうとすると汚れが広がってしまうので、気をつけましょう。

2.汚れが落ちたら、固く絞った雑巾で水拭きから乾拭きをします。



■マジックインクの落とし方

〈用意するもの〉
・メラミンスポンジ

1.メラミンスポンジで汚れの部分を軽く擦ります。

力を入れすぎると、壁紙を痛めてしまう原因にもなりますので注意してください。

■クレヨンの落とし方 

〈用意するもの〉
・歯磨き粉
・歯ブラシ

1.歯磨き粉をつけた歯ブラシで汚れを軽く擦ります。

2.お湯で雑巾を固く絞り歯磨き粉を拭き取ります。

落書きは時間が経つと落ちにくくなり、落ちるものと落ちないものがあります。落ちない場合は、キッチンハイターを使うと落ちやすくなりますが、子どもが触ってしまうと危険です。使うときは、子どもが寝た後にするといいでしょう。

壁の落書き対策としてはペンを手の届く場所に置かないことですが、これでは余計書くことに興味が出ることも。ホワイトボードで落書きスペースを作ってあげたり、水で落とせるマジックやクレヨンも販売されているのでそちらを使ったりしながら、子どもも大人も楽しめる方法を考えてみましょう。

まとめ

日常の生活のなかで見落としがちな壁の汚れ。実際にやってみて、家にある掃除用具で壁がキレイになっていくことが楽しい反面、こんなに汚れていた事にびっくりしました。

今は化学薬品を使った便利な商品はたくさんありますが、子どもやペットがいるお家には少し不安があります。今回のようにお家にある物で、さらに安心して使える物で壁がキレイになると嬉しいですね。

今回ご紹介した方法は壁紙の種類によっては力加減など気をつけなければいけません。紙製の壁は水拭きできませんが、ほとんどの壁紙が大量の水に弱いので、水拭きをする際には雑巾をしっかり絞ってから拭いてあげてください。1度目立たない端などで試してから行うことをおすすめします。

壁掃除は後回しにしてしまうことが多いですが、酷くなってしまうと、自分で落とすには困難になります。業者に頼んだり、壁紙の全取替えをしたり……なんて嫌ですよね。そうなる前から気になったときに少しずつやっていくと、引っ越しや大掃除が楽になりますよ。

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