【女性編】結婚式にお呼ばれしたときの服装マナーをチェック!

結婚式に招待された際、どんな装いで出席したらよいのかわからないときがありますよね。新郎新婦のご家族にも失礼にならないよう、女性の服装マナーをチェックしていきましょう! また、【神前式】や【人前式】など挙式スタイル別のふさわしい服装もご紹介します。

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結婚式のお呼ばれで定番の服装

結婚式などの正式な場で着る「礼装(フォーマルウェア)」には、「正礼装」「準礼装」「略礼装」があり、時間やシーンに合わせて適切なものを選びます。

このうち、友人として結婚式に出席する場合は略礼装が一般的です。

【正礼装、準礼装】

正礼装や準礼装で出席する場合は、昼と夜によってそれぞれ装いが異なります。以下では各シーンの注意点などをご紹介していくので、事前にきちんと確認しておきましょう。

【正礼装】昼の装い

●アフタヌーンドレスを選びます。絹やレース素材のものにし、光る素材や透ける素材は避けましょう。

●アクセサリーはパールやコサージュなど光らない素材のものを選びます。

●帽子をかぶる場合は、ドレスと合ったものを選びましょう。

●靴はパンプスで、ヒールの高いものにします。

【正礼装】夜の装い

●イブニングドレスを着ます。サテンなどの光る素材で、首や胸元、背中の大きく開いたローブデコルテのものがベストです。丈はロング丈のものを選びます。

●宝石などを使った光るアクセサリーを身につけます。ただし花嫁より目立たないよう注意しましょう。

●帽子はかぶりません。

●靴はゴールドやシルバーのもののほか、シルク、エナメル素材のもの、ドレスと共布のものが適しています。

【準礼装】昼の装い

●セミイブニングドレスを選びます。素材はシルクや上質ウール、化繊などの光らない素材にしましょう。

●アクセサリー、帽子、靴は正礼装の場合と同様です。

【準礼装】夜の装い

●アフタヌーンドレスを選びます。

●アクセサリー、帽子、靴は正礼装の場合と同様です。

【略礼装】

略礼装としては、カラーのワンピースやパーティドレスがおすすめです。昼の装いでは肩が出ないようにするのがマナーですので、袖がついたドレスを選びましょう。肩が出ているドレスを着る際は、ショールやボレロ、ストールなどを羽織ります。

一方、夜は昼より華やかな装いが一般的であるため、キャミソールワンピースなどもOKです。ブラックドレスも、全身真っ黒のコーディネートでなければ問題ありません。花嫁と被らない色であるというメリットもあります。コサージュやボレロなどで華やかさをプラスしましょう。

また最近では、式場の雰囲気によってはパンツスーツも許容されてきています。普段着ているビジネススーツではなく、きれい目で華やかなものを選びましょう。シルクやシフォンといった素材のものや、ベロア仕上げのもの、ドレッシーなワイドパンツなどがおすすめです。シルバーの糸が織り込まれたものなどもゴージャスでよいでしょう。

結婚式ではNGな服装

結婚式においては以下のような服装はマナー違反ですので、避けるようにしましょう。

【カジュアルな服装】

デニム、レザー、コットン、ニット素材はカジュアルであるためNGです。また適切な素材のドレスであっても、柄物はカジュアルな印象を与えるためマナー違反となります。

【ビジネススタイル】

ビジネススーツやリクルートスーツはカジュアルなものとみなされますのでNGです。

【殺生を連想させるもの】

結婚式の場においては、殺生を連想させるものは不適切とされています。したがってファーを使ったもの、ヘビ革やワニ革を使ったものなどはマナー違反です。またアニマル柄も避けましょう。

【花嫁と被るもの】

出席者は花嫁を引き立てる役割を果たすべきですから、花嫁より目立ったり、花嫁と被ったりする服装はふさわしくありません。まず白いドレスは厳禁です。ボレロやストールも白は避けたほうが無難でしょう。また薄いベージュやオフホワイトなど、写真の写り方によって白く見えてしまうものにも注意が必要です。

またカラードレスや振り袖などの場合も、花嫁のお色直しの衣装と被らないようにしましょう。

【弔事を連想させるもの】

全身真っ黒の服装は不幸を連想させるため、結婚式の場にふさわしくありません。ブラックドレスを着る場合は先述した通り、アクセサリーを使って工夫しましょう。

【バイカラードレス】

2色を使ったバイカラードレスは、結婚式の場合、「わかれる」というニュアンスがあることから縁起がよくないとされています。

【昼間の式・パーティで控えたほうがいいもの】

昼間の式やパーティでは、ドレスの素材やアクセサリーにおいて光るものを避けましょう。これは写真を撮る際に反射して周囲の人の写真写りに影響を与えてしまうためです。また昼間は露出の高い衣装を避けるのがマナーです。

結婚式の挙式スタイル別のふさわしい服装

近年ではさまざまなタイプの結婚式に出席する機会が増えてきていますよね。以下で結婚式のスタイル別にふさわしい服装を見ていきましょう。

【キリスト教式】

キリスト教式の場合は洋装で行きましょう。ただし厳格なキリスト教式では、肌の露出を抑えるのがマナーです。披露宴向けに肩の出ているドレスを着ている場合は、ストールなどを羽織りましょう。

また素足は厳禁ですので、ストッキングを履きます。また光り物など華美なアクセサリーも避けましょう。目立たないパールなどのアクセサリーがおすすめです。

【人前式】

人前式の場合は、他の宗教系の式よりも服装に堅い決まりはありません。ただし両家の親族や職場関係者が出席することは考慮する必要があるでしょう。和装、洋装問わず、略礼装での出席が適しているといえます。

なお人前式の場合は、ドレスコードに「平服」と書かれてあることがあります。「平服」というのは略礼装を意味しますので、冒頭でご紹介した定番のワンピースなどを着ていきましょう。

【神前式】

神前式の場合は、和装でも洋装でも問題ありません。洋装の場合は定番の服装を押さえていれば大丈夫です。ただし華美すぎないよう注意しましょう。ブラックフォーマルはおすすめのひとつです。

また神前式では、雅楽の演奏に合わせて新郎新婦と親族が列になって歩く「参進の儀」という儀式があります。その際、ピンヒールだとカツカツといった音が気になるため、ミドルヒールがベターです。

なお靴を脱いで神殿に上がることがあるため、素足にならないよう注意しましょう。

【仏前式】

仏前式に出席する場合は、洋装でも和装でも構いません。冒頭で紹介した定番の服装を押さえていれば大丈夫です。なお、寺院に靴を脱いで上がることがあるため、素足にならないようにしましょう。また仏前式では、お焼香をするため匂いには注意してください。香水は避けましょう。

アクセサリーについては、コサージュはマナー違反とされる場合があります。これは、仏前に造花を供えてはいけないという考え方のためです。そのほか、数珠は必ず持っていくようにしましょう。

結婚式和装スタイルのポイントと注意点

和装の場合は「正礼装」「準礼装」「略礼装」のいずれかで出席します。以下では、各礼装のポイントや注意点などを簡単に解説していきます。

【正装】既婚の場合

●黒留袖(五つ紋が染め抜かれた黒色の着物)または色留袖を着ます。模様は、裾だけに模様があり、縫い目で模様がとぎれない絵羽模様のものにしましょう。また色留袖の絵柄は、格式高い文様や優雅なもの、華やかなもの、おめでたいものが適しています。

●帯は金地、銀地または白地で、錦織や唐織の袋帯を選びます。結び方は二重太鼓です。

●帯揚げと帯締めの色は白や白金銀のものにします。

●半衿は塩瀬羽二重の白にします。また半衿の上に伊達衿を重ねると、より格調高く華やかになります。

●長襦袢は白にします。

●草履は、佐賀錦などの布製のもので、かかとは4センチ程度の高さがあるものにします。

●金銀地紙の末広を手に持ちます。

【正装】未婚の場合

●大振り袖か中振り袖にします。ただし大振り袖は花嫁も着る可能性があるため柄や色に注意しましょう。

●帯、半衿、草履などは留袖の場合と同様です。

●末広は持ちません。

【準礼装】(未婚・既婚の区別なし)

●紋をつけた訪問着を着ます。模様は、四季に合った古典的な絵羽模様で、前身ごろと後ろ身ごろの両方に、袖から上に向かって配置されているものにしましょう。

●訪問着の代わりに、色無地紋付でも構いません。

●帯は、おめでたい柄の袋帯を選びます。結び方は二重太鼓です。

●帯揚げは、ぼかしや絞り、箔置きのものがよいでしょう。淡い色で上品なものが適しています。

●帯締めは、薄い色に金糸などをあしらった平打ちのものにします。

●草履は布製のものか、金や銀のエナメルのものにします。

【略礼装】(未婚・既婚の区別なし)

●つけ下げか江戸小紋に一つ紋をつけたものにします。

●帯や草履などは準礼装の場合と同様です。

結婚式に履いていく靴は?OKとNGをチェック!

結婚式の装いでは、足元まで細心の注意を払いたいところです。以下でOKの場合とNGの場合をそれぞれ見ていきましょう。

【結婚式にOKの靴】

洋装で結婚式に参加する場合は、プレーンなパンプスが定番です。ヒールが3センチ以上あり、つま先のあるものを選びましょう。もしどうしてもローヒールがよいという場合は、エナメル素材のものや、リボン、ビジューといった装飾のあるものを選ぶとよいでしょう。

【結婚式ではNGの靴】

カジュアルな靴は避けましょう。ブーツ、サンダル、ミュールはNGです。またオープントゥもカジュアルと見られることがあるため避けましょう。

結婚式のアクセサリーやバッグは?OKなアイテム、NGなアイテム

華やかさを添えるアクセサリーなどのアイテムは、どのようなものが適しているのでしょうか。以下で詳しく解説します。

【アクセサリー】

アクセサリーは、昼と夜とで使い分けましょう。昼は光り物を避けます。パールやトルコ石などがおすすめです。一方、夜は花嫁より目立たない程度であれば、光るゴージャスなものが適しています。

パールを使う場合は、大粒のものやロングタイプの華やかなものにしましょう。シンプルなものは弔事を連想させてしまう可能性があります。なおコサージュも華やかさをプラスできるアクセサリーとしておすすめです。

【バッグ】

バッグは大きいものではなく、必要最低限のものが入る小ぶりのものを選びましょう。入りきらない荷物はサブバッグに入れます。バッグの素材はアクセサリー同様、昼と夜とで使い分ける必要があります。昼パールや半貴石のもの、革製のフォーマルバッグなど、光らない素材にしましょう。

一方夜はシルクやガラスビーズ、スパンコールなどを使ったものでゴージャスさを演出してください。なおブランドものであっても、カジュアルなバッグはNGです。布製やビニール製のものも避けましょう。また殺生を連想させるアニマル柄のもの、ヘビ革やワニ革のものもマナー違反です。

【サブバッグ】

小ぶりのバッグに入りきらないものは、サブバッグに入れましょう。サブバッグはフロントに預けますが、だからといって油断せず、マナーに合ったものを持参します。素材はサテンなど上質な素材のものがベストです。型としてはトートバッグタイプのものが適しています。着替えなどがある場合はボストンバッグでもよいでしょう。

なおメインのバッグ同様、カジュアルすぎるバッグや、紙袋などはNGです。

【ストッキング】

素足はマナー違反とされるため、ストッキングは必ず着用しましょう。色はベージュが適しています。黒は喪服を連想させるため避けましょう。なお、万が一のときのために予備のストッキングを持っておくと安心です。

【帽子】

帽子は昼に限り着用可能です。ドレスに合ったものを選びましょう。つばのついたものは室内ではかぶらないのがマナーです。

【手袋】

手袋は夜に限り着用可能です。席に着いたら、乾杯の前までに外しましょう。

結婚式のお呼ばれで品格女子をアピール!

今回は、結婚式に招待された際の女性の服装について詳しく解説しました。いかがでしたか?二人の門出を祝う席では、ふさわしい装いで花嫁を引き立たせたいところです。今回ご紹介した内容を参考に、マナーを心得た服装で結婚式に出席してくださいね。

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