消臭剤としても使える!トイレ掃除で大活躍する重曹の使い方

重曹はトイレのさまざまな汚れを落としてくれる優れもの。重曹スプレーを使えば、便座の皮脂汚れもすっきり落とせますよ! さらに、尿のにおいを中和する力もあるので消臭剤として使うことが可能。重曹で消臭剤や芳香剤を作る方法もまとめたので、ぜひチェックしてくださいね♪

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身近な重曹ですみずみまでトイレの汚れを除去

「重曹」は家中の掃除や料理にも使える便利アイテムです。使い慣れてしまうとちょこちょこ必要になるので、常備しているという人も多いのではないでしょうか。

重曹はアルカリ性で、酸性の汚れを落とすのが得意です。トイレの掃除をする場所ごとに、便利な使い方を紹介します!

トイレ掃除に大活躍の重曹

重曹を使うと、「油汚れ」や「黒ずみ汚れ」がスッキリ落とせます。トイレでは人の手がいろいろな場所に触れますね。たとえば、ドアノブ、ペーパーホルダー、洗浄レバーなどがあるでしょう。

また、水気のある場所なのでカビも出やすい上、排泄物による汚れも付きます。重曹を使うと、こうしたトイレに付きやすい汚れを一掃できるのです!

重曹スプレーを作っておくと便利

壁や床の汚れには、「重曹スプレー」を使うと便利です。水100mlに対して小さじ1杯の重曹を入れてよく混ぜ、スプレーボトルに入れておきましょう。

トイレ本体にまんべんなくスプレーして拭き取ります。便座やリモコンなど皮脂汚れが目立つ部分も、重曹を含ませておけば簡単にきれいにできますよ!

普段の掃除なら、便器にスプレーしてこすり洗いするだけでも十分です。重曹スプレーを置いておけば、気になるときにいつでもトイレ掃除ができますね。

タンクは重曹を入れてひと晩放置

トラブルでも起きない限り、タンクのふたを開けることはほぼありませんよね。しかし、水がたまる場所だけに、のぞいてみると案外汚れているものです。

タンクに付くのは酸性の黒ずみ汚れなので、重曹で掃除するのが効果的です。スプレーもできない場所でどうするのかというと、重曹をそのまま大胆にドボンと入れておくだけです。

120~200gくらいが適量です。寝る前に投入してひと晩放置しましょう。タンクの掃除は月に一度行うと、いつでもきれいな水でトイレを洗浄できます。

気になる臭いをブロック

トイレで気になるのは、汚れと「におい」ですよね。よい匂いにしておきたいのであれば、消臭芳香剤を使うという手もあります。

ただ、市販の芳香剤や消臭剤だと「香りはよいけどデザインが好みじゃないな……」と思うこともありますよね。それなら、重曹を使って消臭剤を手作りしてしまいましょう!

容器に重曹を入れて置くだけで消臭剤に

重曹には「緩衝作用」と呼ばれる働きで、同じアルカリ性である尿のにおいも中和する力があります。吸湿作用があるため、カビの抑制も期待できるでしょう。

作り方はとても簡単です。好きな容器を用意して中に重曹を入れ、上からガーゼなど通気性のよい布をかぶせて輪ゴムでとめましょう。重曹はだいたい100g程度で大丈夫です。

容器やガーゼをおしゃれなデザインの物にして、輪ゴムではなくリボンなどを使ってとめれば、インテリアに合わせた消臭剤を作れますね!

消臭効果は1~2か月程度でなくなります。消臭剤として使い終わった重曹は、そのまま掃除に有効利用しましょう。

アロマをプラスしてもOK

重曹に「アロマオイル」を加えると、消臭剤だけではなく芳香剤の代わりとしても使えます。作り方は先ほどの消臭剤とまったく同じ手順で、アロマを加えるだけです。

重曹の上に好きな香りのアロマを数滴加えてふたをしましょう。においは1週間程度で消えてしまうので、香りが気に入ったらアロマだけ追加するとよいですね。

「ペパーミント」や「ゼラニウム」など、虫の嫌うにおいのあるアロマなら虫除け効果も発揮するでしょう。

重曹を使ってトイレつまりをきれいに

異物を流してしまったり、大量にトイレットペーパーや排泄物を流してしまったりするとトイレがつまってしまいます。ところが、「そんな心当たりはない」という場合もありますよね。

普通に使っていただけなのにトイレがつまったのなら、便器の奥や排水管に日々の汚れが蓄積しているのかもしれません。

お酢またはクエン酸と一緒に使う

トイレがつまったときにも重曹が使えます。しかし、単体ではなく「酢」や「クエン酸」と一緒に使うことがポイントです。分量は下記を目安にしましょう。

●重曹50g
●クエン酸100g(もしくは酢100ml)

重曹を便器の水たまりの中に入れ、次いでクエン酸を入れます。さらに、便器の半分くらいに水位が上がるまで、お湯を加えましょう。

1時間ほど放置したあとバケツから水を注ぎます。つまりが解消されていれば、きちんと流れて水たまりが通常の水位に戻りますよ!

お湯の温度を守ること

この掃除方法にはいくつかの注意点があります。まずは「お湯は45度くらい」のぬるま湯を使うことです。便器は熱湯に耐えられるように作られていないため、破損の原因になります。

また、必ず換気扇をつけるか窓を開けるかして、空気が流れるようにしておきましょう。重曹とクエン酸を混ぜると「ガス」が発生します。

正体は「二酸化炭素」なので有害ではありませんが、一気に吸い込めば体調を崩すことも考えられます。万が一を考えて、換気しておくに越したことはないでしょう。

重曹はナチュラル派におすすめの掃除アイテム

掃除グッズとして優秀な重曹は、トイレ掃除にも使えます。トイレ用に重曹を置いておいたり、重曹スプレーを作っておいたりすると、行ったついでのお手軽掃除ができますね。

重曹の消臭効果を利用して、消臭剤を作るのもおすすめです。おしゃれな容器と好みのアロマでオリジナリティーを出していきましょう。

トイレつまりの原因となる汚れには、重曹とクエン酸の合わせ技が効果的です。重曹の特徴を生かして、見ためもにおいもきれいなトイレを作りましょう!

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