羽毛布団のしまい方は「準備」と「お手入れ」が大切!正しい収納方法を解説

あたたかくなり、羽毛布団をしまう時期になりましたが、みなさんは羽毛布団の正しい保管方法を知っていますか? 来年もふわふわの羽毛布団を使えるように、今回は羽毛布団のしまい方を下準備から注意点まで幅広く解説します。除湿剤や布団乾燥機を使用してふんわり感を保つ方法やカバーの掃除方法など、羽毛布団のしまい方に関するお悩みを解決。圧縮せずにしまう収納ケースも必見ですよ!

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この記事の目次
  1. 湿気対策が大切!羽毛布団の正しいしまい方とは?
  2. 【羽毛布団をしまう前の下準備】押し入れやクローゼットの中をきれいに
  3. 【羽毛布団のしまい方】収納前のお手入れ方法を伝授
  4. 羽毛布団のしまい方1. 天日干しをして乾燥させる!布団乾燥機もおすすめ
  5. 羽毛布団のしまい方2. 布団表面に付着しているホコリやダニを除去
  6. 羽毛布団のしまい方3. 羽毛布団と防虫剤を収納袋に入れて保管
  7. 【羽毛布団をしまう際の注意点】次の冬もふんわり感を楽しめるポイント
  8. 【羽毛布団の収納ケース4選】正しいしまい方には「袋」も必要
  9. 収納上手への一歩!無印良品やイケアのアイテムを使った押入れ収納術
  10. 正しいしまい方をマスターして羽毛布団を快適に使い続けよう

湿気対策が大切!羽毛布団の正しいしまい方とは?

寒い冬に活躍する「羽毛布団」。春の風が吹き始めたころには出番が終わりますよね。次の冬まで押し入れやクローゼットの中で保管する羽毛布団は、「正しいしまい方」を行うことが大切です。

正しい方法でしまわないと、カビやダニが発生したり、羽毛がへたれて保温力やふんわり感がなくなり羽毛布団の寿命を縮める原因になりかねません。

次の冬もふわふわの羽毛布団を楽しむためにも、しっかりと手順を踏んで正しいしまい方で保管しましょう!

【羽毛布団をしまう前の下準備】押し入れやクローゼットの中をきれいに

羽毛布団をしまう前には『下準備』が必要です。まずは、しまう場所の環境をしっかりと整えてから収納する必要がありますよ。湿気がこもらないように押入れやクローゼットをきれいにして、風通しのよい環境を作ってあげましょう♪

手順1.不要なものは処分する

羽毛布団をしまうスペースを確保するために、不要なものは処分しましょう。

何年も使わなくなってしまった衣類や布団、ぬいぐるみなどはアレルギーの原因となるカビやダニが発生しやすい環境を作り出してしまいます。羽毛布団をしまうタイミングで思い切って捨てるのがよいでしょう。

手順2.カビが発生していないかチェック!

不要なものを処分できたら、押入れやクローゼットの中にカビが生えていないか必ずチェックしてください。カビがあれば、雑巾で拭き取りましょう!

カビを落とすなら漂白剤を使いたいところですが、漂白剤はベニヤ板や合板が使われることが多い押入れには向きません。漂白剤が強力すぎて色が変色したり、傷みやすくなります。

色がついてしまうほどカビ汚れがひどいときは、押入れやクローゼットを空っぽにしてから、アルコール除菌スプレーを清潔な雑巾に吹き付けて、拭き取りましょう。

手順3.お掃除をしてホコリや汚れを除去

カビを拭き取ったら、押し入れやクローゼットのすみずみまで掃除をしましょう。押入れやクローゼットには、布団や衣類から出るホコリが意外とたまっている場所です。そのまま布団をしまってしまうと、せっかくきれいにした布団にホコリがついてしまいますよ。

押入れやクローゼットは、一度中を空っぽにしてきれいに掃除をするのがよいでしょう。

手順4.しっかり乾燥させる

掃除のあとは乾かすことが大切です。とくに水拭きした後は、カビの発生を抑えるためにしっかり乾燥させましょう! 湿気が残っている状態で布団や衣類などを戻してしまうと、衣服が湿気を吸い込んでしまいカビの原因になりかねません。

湿度が高い日や乾きが甘いときは扇風機をあてると乾きが早くなりますよ。

手順5.除湿剤とすのこを置いて通気性よく

羽毛布団のよい状態を維持するために一番大事なことは、通気性をよくしておくことです。湿気が溜まりやすいクローゼットや押し入れに羽毛布団をしまうときは、すのこと除湿剤を組み合わせましょう。

やり方はとても簡単で、収納場所の1番下にすのこを敷いて除湿剤を置くだけ。1番下にすのこを敷くことで、布団と床の間に空間ができて通気性がアップします。

また、使用する除湿剤は布団用の商品がおすすめです。除湿剤は布団の間に挟む商品や、すのこの下に差し込める棒状のタイプなど形状はさまざま。使用方法に合わせて押し入れにセットしてください。除湿効果が落ちないよう、使用個数は必ず守ってくださいね。

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【羽毛布団のしまい方】収納前のお手入れ方法を伝授

羽毛布団のしまい方でとくに大切にしてほしいポイントが「しまう前のお手入れ」です。布団のケアをしないまま収納してしまうと、気になるニオイがついてしまったり、羽毛布団ならではのふわふわ感がへたってしまったりとデメリットしかありません。

しまう場所を整えたら羽毛布団もきれいにして、ふんわりとした質感を保ちましょう!

羽毛布団のしまい方1. 天日干しをして乾燥させる!布団乾燥機もおすすめ

羽毛布団のしまい方で、最初に必要なステップは「布団の乾燥」です。まずは羽毛布団に残っている湿気を取り除きましょう!

布団の除湿や除菌には、天気がよく湿度の少ない日に行う「天日干し」がおすすめ。羽毛は高温に弱いため、干す時間は片面1時間程度を目安としてくださいね。

また羽毛布団のカバーに綿やポリエステルが使われている場合、長時間紫外線に当てると生地が傷んで変色してしまうおそれがあります。家を空けている間に干す際は、陰干しをして長い時間日に当たらないようにしましょう。

なかなか晴れないときは、布団乾燥機などを活用するのもひとつの手。ただし乾燥機を使う場合はいくつか注意が必要です。羽毛を傷つけてしまうおそれもあるため、こちらの記事を参考に行ってくださいね。

▼乾燥機のかけ方はこちら▼

羽毛布団のしまい方2. 布団表面に付着しているホコリやダニを除去

羽毛布団を乾燥し終えたら、布団クリーナーなどで布団に付着しているホコリやダニを取り除きましょう。

ホコリやダニを取るなら、布団を干すときに布団を叩けばいいんじゃないの......? と思いがちですが、羽毛布団はたたくと中の羽毛を傷めてしまいます。掃除機やクリーナーで吸い取りましょう。

汚れている場合はクリーニングを

シミや汚れが気になる場合はクリーニングに出しましょう! 羽毛布団は水洗いできない商品も多いため、専門的な知識をもったクリーニング店に出すと◎。

なお、洗濯マークに「水洗い可」の表記がある場合は自宅でも洗濯可能ですが、羽毛の軸が折れる原因にもなるためクリーニングに出すことをおすすめします。


また、布団カバーも家では洗濯が難しいものと洗濯できるものに分かれます。しまう前にカバーのケアも忘れないようにしましょう。

羽毛布団のしまい方3. 羽毛布団と防虫剤を収納袋に入れて保管

きれいになった羽毛布団は、通気性のある収納袋防虫剤を入れて保管しましょう。ビニール製の袋は通気性が悪く、羽毛布団の収納には適していません。

布製の収納袋か、購入した際に羽毛布団が入っていた「羽毛バッグ」に入れて保管するのがよいでしょう。その際袋のファスナーを少しあけておくと、通気性がアップするのでおすすめです。

羽毛布団をコンパクトにたたむときは、縦に三つ折りにして、くるくると巻くとよいですよ。

【羽毛布団をしまう際の注意点】次の冬もふんわり感を楽しめるポイント

羽毛布団をしまうときは、いくつかの注意ポイントがあります。羽毛布団がへたれてしまっては、羽毛布団のふんわりした気持ちよさが半減してしまい、残念ですよね。ふわふわな羽毛布団をキープするためにも、注意点に着目しましょう。

注意点1. 羽毛布団の収納に圧縮袋は使わない

なるべく小さくするために、羽毛布団に圧縮袋を使う方法がありますが、おすすめできません。なぜなら、空気を抜く圧縮袋は羽毛布団の中の羽毛を潰してしまうからです。

潰れてしまった羽毛は、折れたり傷ついたりしてしまい、保温性やふんわり感が損なわれてしまうおそれがあるからです。羽毛布団は圧縮せずにしまいましょう。

注意点2. 潰れないように重ねる

羽毛布団をしまうときは重ね方にも注意が必要です。上記にある「注意点1」と同じ理由で、羽毛布団の上に重さのあるものを置いてしまうと羽毛が潰れてしまいます。敷布団やマットレスなどと重ねてしまう際は、羽毛布団を一番上にして収納しましょう。

注意点3. 通気性を良くする

羽毛布団をしまうときには、通気性を良くすることにも注意してください。

羽毛布団にとって、湿気は長持ちしなくなる原因の1つです。通気性の良い袋に入れるのはもちろんですが、クローゼットの奥にしまい込まずに手前に置いたり、たまにクローゼットを開けたりと空気が通るようにすることをおすすめします。

【羽毛布団の収納ケース4選】正しいしまい方には「袋」も必要

羽毛布団の正しいしまい方には、羽毛をつぶさない「袋」も必要です。最後に羽毛布団をしまうときに便利な収納ケースを紹介します。

『ニトリ』の布団バッグや『イケア』の縦にしまえる収納ケースなど、おすすめの収納ケースをまとめました。羽毛布団用の収納ケースがない……という方は参考にしてくださいね。

羽毛布団の入れ替えも楽ちんな〔ニトリ〕の収納ケース

こちらはコンパクトに収納できる『ニトリ』の布団バッグ。矢部裕子さんが紹介してくれています! 布団を畳んだ状態をキープしてくれるベルトが付いているので、1人でも意外と楽に収納できるとのことです。

▼矢部裕子さんのアイデアはこちら▼

〔イケア〕の収納アイテムで縦に収納

chikoさんは『イケア』の縦に収納できるケースを使用して保管しています。上に積んで収納する方法だと、下のものを取りたいときに1度おろさなければならず、とてもめんどうな作業になりますよね。縦に収納できるケースはそんなわずらわしさを解消してくれる、画期的なアイテムです!

縦に収納しているおかげで布団がつぶれることがなく、取り出す際もらくらくですよ。

▼chikoさんのアイデアはこちら▼

防虫剤も入れられる内側ポケット付き収納ケース

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防虫剤や乾燥剤を入れておけるように、内側の2面にポケットが付いている便利な収納袋。他にも、ケースの上部には芯板やベルトがついているので、ボリュームのある羽毛布団をコンパクトに収納できます。

圧縮袋を使うと羽毛が折れてしまいますが、こちらのケースなら羽毛をつぶさずに半分のサイズで収納できますよ。

省スペースに!立てられる円形収納ケース

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三つ折りや四つ折りにした布団を入れるスペースがない方には、こちらの円筒型の布団収納袋がおすすめです。布団をくるくると丸めて立てる収納をするため、収納に必要なスペースが少なくなります。

また持ち手が付いているので、押入れやクローゼットの上部に収納しても取り出しやすいですよ。ロフトやウォークインクローゼットに布団類を収納しているという方も、ぜひチェックしてみてくださいね。

収納上手への一歩!無印良品やイケアのアイテムを使った押入れ収納術

「羽毛布団をしまうために押入れやクローゼットを空にした」という方は、この機会に収納も見直してみてはいかがでしょうか?

押入れやクローゼットが物で溢れていると、通気性が悪くなり湿気が溜まってしまいます。『無印良品』や『イケア』の収納アイテムを上手に活用して、すっきりとした押入れ収納を実現しましょう。

正しいしまい方をマスターして羽毛布団を快適に使い続けよう

羽毛布団の干し方やお手入れ方法、しまい方について徹底的に紹介しました。羽毛は天然の素材なので、決して安いものではありません。長く大切に使い続けたいですよね♪ 

毎年ふんわり気持ちいい羽毛布団を使うためにも、きちんとお手入れした状態で保管しましょう。

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