洗濯機掃除は重曹で!簡単な掃除方法と注意点を紹介
洗濯機は意外と汚れているのを知っていますか? 今回は重曹を使った掃除のやり方や、洗濯槽が汚れるそもそもの原因を解説していきます。洗濯機をすっきりきれいにしたい方は、ぜひ参考にしてくださいね!
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洗濯機汚れの原因はカビや雑菌
毎日使う洗濯機。実は雑菌などの汚れが溜りやすい場所であることを知っていますか?
洗濯機を使用していると、洗濯物から出た皮脂汚れや、洗剤の溶け残りが洗濯槽に溜まっていき、その残りカスを栄養にしてカビが発生します。また、洗濯槽は湿度も高くカビや雑菌が繁殖しやすい環境にあります。
せっかく洗った洗濯物にその汚れが付着してしまうのは避けたいですよね。洗濯槽の汚れが付着した洗濯物を部屋干しすると、カビの胞子や雑菌が浮遊し、お部屋の中の物にまで菌を蔓延させてしまうおそれがあるので、注意が必要です。
そんなそんな洗濯機の汚れは「重曹」を使って掃除するのがおすすめ。今回は、重曹の掃除方法のメリットやデメリット、実際のやり方を紹介していきます。
ただし、ドラム式の洗濯機には重曹を使用した掃除方法は推奨されていないため、専用クリーナーを使うようにしてください。
洗濯機の掃除に重曹を使用するメリットとデメリット
お掃除によく使われる重曹。洗濯機掃除に使うメリット・デメリットはどのようなものなのでしょうか。詳しく説明していきます。
重曹を使用するメリット
- メリット1:ナチュラルな成分
- メリット2:消臭の効果がある
- メリット3:皮脂など酸性の汚れを中和する
▼メリット1:ナチュラルな成分
重曹は、 重曹は、食品などにも使われるほどの成分です。そのため、洗浄力が強い市販の洗濯槽クリーナーを使うのに抵抗がある方や、お子さまやペットのいるご家庭でも安心して使える掃除アイテムです。
▼メリット2:消臭の効果がある
洗濯槽の汚れを放置していると発生する臭いの原因は、皮脂やカビです。皮脂やカビは酸性汚れなので、アルカリ性の重曹を使うことで中和され、臭いを抑えてくれます。
▼メリット3:皮脂など酸性の汚れを中和する
洗濯槽には衣類についている食べカスや皮脂汚れなど酸性の汚れが蓄積します。弱アルカリ性の重曹は、洗濯槽に溜まるこういった汚れを中和し、除去することが期待できます。
重曹を使用するデメリット
- デメリット1:洗浄力が低い
- デメリット2:水に溶けにくい成分
▼デメリット1:洗浄力が低い
洗濯槽の主な汚れの原因はカビです。ですが、重曹では洗濯槽をキレイすることはできますが、カビを分解し除去する効果は期待できません。そのため、長期間お手入れをしていない洗濯機の汚れには、重曹は不向きです。
▼デメリット2:水に溶けにくい成分
水に溶けにくい重曹は、完全に溶けるまでに時間がかかります。溶けきれず、そのまま排水してしまうと、つまりの原因にもなるため、しっかり溶かすことが必要になります。
ドラム式洗濯機には重曹が使えない?
重曹で洗濯槽掃除をおこなう場合、洗浄力が低いために多量の重曹を入れるとなると、溶け残ることがあります。
また、軟水の地域では、重曹を使うことで固形化する可能性があり、それらが排水経路に入ることで、つまりや故障を引き起こします。特にドラム式の洗濯機はセンサーの故障の原因にもなるので使用は控えたいところです。
重曹を使う洗濯機の掃除のやり方(縦型洗濯機のみ)
ここからは、実際に重曹を使用した洗濯槽の掃除方法を解説。洗濯槽掃除には、最低でも半日かかります。家事に支障が出ないように、計画的に行いましょう。
1. ごみ取りネットを外してぬるま湯を溜める
まず、ごみ取りネットを外しましょう。次に、ぬるま湯を洗濯槽に満タンまで溜めてください。重曹は約45℃でもっとも効果を発揮してくれます。洗濯機によって対応温度が異なるので、事前に確認をしてくださいね。
2. 重曹を入れてスイッチを入れる
重曹を入れて洗濯機を回しましょう。重曹の目安は1カップです。汚れがひどい場合には少し多めにすると◎。
普通の汚れであれば、標準の洗いコースで問題ありません。より丁寧に洗える念入りコースがある場合には、そちらを選ぶのがおすすめ。5分ほどしたら、排水せずに洗濯機を止めます。
3. 放置する
洗濯機が止まったら、5〜6時間ほど放置しましょう。重曹の力で、こびりついた汚れが剥がれていきます。浮いてきた汚れは、ごみ取りネットでしっかりすくい取りましょう。
4. 洗濯機を回して汚れを取り除く
汚れをきれいに取り除いたらもう一度、5分ほど洗濯機を回しましょう。残っていた汚れが剥がれ落ちてくるので、すくい取りましょう。残った水は排水します。
5. すすぎと排水をする
空っぽになった洗濯機内にぬるま湯または水を溜めます。そして水が入った状態ですすぎをして、汚れが出たら取り除きましょう。この作業を何度か繰り返して、汚れを出し切ります。
6. 洗濯槽を乾かす
最後に、洗濯槽を完全に乾かします。洗浄後すぐにフタをしめると湿気がこもり、カビの原因になるので、しばらく開けっ放しにして乾燥させましょう。
◇ 乾かす間に洗濯パンの掃除も!
重曹で掃除をするときに注意すること
重曹は入れすぎない
重曹は水に溶けにくい洗剤です。そのため重曹を入れすぎると、溶けきらずに残ってしまうことがあります。溶け残った重曹は、傷みや変色の原因になることも。重曹は適量を入れましょう。
また、重曹では十分に洗浄できなかったと感じる人は市販の洗濯槽クリーナーを使用するのがおすすめ。量を増やしても洗浄力が高くなるわけではありません。軽い汚れの掃除や定期的なメンテナンスとして重曹を使うといいでしょう。
浮いた汚れをしっかり取り除く
洗濯槽に浮いてきた汚れは、めんどくさがらずにしっかり取り除きましょう。汚れを取り残してしまうと、排水時のつまりの原因になります。浮いてきた汚れはゴミすくいネットで最後まで汚れを取り除いてくださいね。
ぬるま湯を使う
重曹を使うときには、40〜50℃のぬるま湯を使いましょう。重曹は水に溶けにくい洗剤ですが、ぬるま湯を使うことで溶けやすくなります。重曹の溶け残りを防ぐためにも、ぬるま湯を使ってくださいね。
こんなアイテムも洗濯機掃除におすすめ!
長期間、洗濯機の掃除をしていない、重曹ではもの足りないと感じた方は、塩素系や酸素系クリーナーを使った掃除がおすすめです。
酸素系クリーナーはメーカーで推奨していない場合もあるので、使用する前に取扱説明書で確認しましょう。
カビの分解や除菌したいときは塩素系クリーナー
細菌などの除菌に特化した塩素系のクリーナーは、カビも分解して落とします。ツンとした匂いが気になりますが、水に注ぐだけで掃除が完了し手間がかかりません。
▼ 洗たく槽カビキラー (塩素系)
汚れが気になるときは酸素系クリーナー
泡の力で汚れを剥ぎ落とす力がある酸素系クリーナーは、落ちた汚れが目に見えて分かりやすく、つけ置き洗いができることが利点です。殺菌力は塩素系に比べると落ちますが、刺激臭もなく使い勝手良いアイテムです。
▼ 洗濯槽カビキラー(非塩素系)
酸素の力で汚れをはがし落とす
「洗たく槽 カビキラー(非塩素系)」は、洗剤カス、ヌメリなど複雑に絡み合った洗濯槽の汚れを酸素の力で、はがし落としてくれます。また、つけ置きもいらず、消臭や除菌までしっかり。塩素系のツンとした匂いも残らないため、塩素系クリーナーに抵抗を感じる方にもおすすめのアイテムです。
◇ 酸素系クリーナーをもっと詳しく知りたい方はこちらの記事も
洗濯機掃除にクエン酸を使ってもいい?
アルカリ性の汚れである水垢は、酸性のクエン酸で掃除すると、中和されてキレイになります。そのため、クエン酸は水回りの掃除に好適です。
台所にある酢も酸性のため、クエン酸と同じような効果を期待できますが、酸性の濃度が高く、洗濯槽のサビにつながる可能性が高いため、あまりおすすめができません。
また、クエン酸や酢を使った掃除はメーカーによって推奨していないこともあるため、クエン酸や酢を使用した洗濯槽掃除で故障をした場合は、メーカーの保証対象外になることもあるため注意が必要です。
洗濯機クリーニングを業者に依頼するのもアリ
洗濯機の掃除なら「くらしのマーケット」がおすすめ!
洗濯機クリーニングがしたい!という人は、「くらしのマーケット」の利用がおすすめです。
洗面所の掃除から害虫駆除、水回りのトラブルまで、暮らしにまつわるサービスを掲載しており、さまざまな事業者の中から、口コミや料金で比較して気になったところを選ぶことができます。実際に利用したユーザーの声を参考にしながら比較できるため、安心して事業者に依頼することができるのがポイントです。
また、登録している事業者は全国にいるため、サービス毎の対応エリアが広いのも魅力の一つ。
洗濯機クリーニングにお困りの人は、この機会に一度試してみてはいかがでしょうか。
洗濯機掃除は重曹で!に関するQ&A
Q1. 洗濯機の茶色や黒いカスは何?
A. 正体はカビです。
茶色や黒いカスの正体は、洗濯物から出る皮脂汚れや溶け残りの洗剤を栄養にして繁殖したカビです。洗濯物にそういったカスが付いたら、洗濯槽の掃除を考えましょう。洗濯槽の掃除は月に1回程度おこなうのが理想です。
Q2. セキス炭酸ソーダで洗濯機掃除はできる?
A. セキス炭酸ソーダでも洗濯機掃除が可能です。
セキス炭酸ソーダはアルカリ性のため、皮脂汚れなど酸性の汚れを落とし、重曹のような効果が期待できます。また、セキス炭酸ソーダは水に溶けやすく、無機質のため残ってもカビの栄養源になりません。ただし、カビを取り除く効果はないので、カビの除去には塩素系クリーナーの使用がおすすめです。
洗濯機クリーニングに関するその他の記事はこちら
※お掃除の際には、ゴム手袋をつけて、しっかりと換気を行い作業をしてください。
※記載している商品情報は、LIMIA編集部の調査結果(2023年02月)に基づいたものです。
※画像は全てイメージです。
※製品によって、お手入れのしかたは異なりますため、必ず製品の取扱説明書に従って作業を行ってください。
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