
エアコン掃除は自分でできる!《簡単4ステップ》業者に依頼すると料金はいくら?
自分でエアコンを掃除したいけれど、やり方が分からない……なんて方必見! 今回は、自分でできる簡単なエアコン掃除方法をご紹介します。気になる掃除の頻度や、業者に頼むといくらかかる? なんて疑問にもお答えしていくので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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エアコン掃除の自分でできる範囲は3ヵ所!
- フィルター
- 本体カバー(パネル)
- ルーバー(吹き出し口の部分)
自分で掃除できるエアコンの範囲は、基本的に中のフィルターと外から見える部分のみです。
フィルターより奥にある冷却フィン(熱交換器部分)や送風ファン、ドレンパン(結露水の受け皿部分)は故障のリスクを伴うため、自分ではやらないのがベター。内部の掃除をしたい場合は、業者に頼むのがおすすめです。
エアコン掃除の頻度はどのくらいがベスト?

掃除場所 | 頻度 |
フィルター | 2週間~1ヵ月に1度 |
本体カバー | 2週間~1ヵ月に1度 |
エアコン内部(業者) | 1~2年に1度 |
冷房・暖房と一年中活躍するエアコンは、思っているよりホコリや汚れが溜まりやすいため定期的に掃除するのがおすすめです。
ほぼ毎日エアコンを使うのであれば、フィルターと本体カバーの掃除は2週間に1度行うのが理想的。たまに使う程度であれば、1ヵ月に1度を目安に行いましょう。
業者によるエアコン内部の本格的なメンテナンスは、1~2年に1度を目安にすると◎!
エアコン掃除のやり方《簡単編》
まずは、簡単にできるエアコン掃除のやり方をご紹介。水洗いなしで空いた時間にサクッとできるので、ぜひ気軽に試してみてください。
準備する道具
- ハンディモップ
- 雑巾or使わなくなったタオル
- 掃除機
- マスク(ホコリの吸い込み防止)
必要なものを準備したら、まずエアコンのコンセントを抜きます。コンセントを挿したままの作業は、感電や故障に繋がる可能性があるため要注意です。
【1】エアコン本体の表面を乾拭き
最初に、エアコン本体の表面についたホコリや汚れを使わなくなったタオルや雑巾で乾拭きしましょう。エアコンの表面を傷付けないよう、なるべくやわらかい布で拭くのがおすすめです。
エアコン表面の掃除は、ハンディモップでもOK。パパッと掃除できるのはもちろん、持ち手が伸びるものなら背の低い方も届きやすくて◎。
【2】ルーバーを乾拭き
続いて、エアコンの吹き出し口に付いている羽の部分「ルーバー」の掃除です。エアコンの電源が切れていることを再度確認し、ルーバーを開いて手の届く範囲をタオルまたは雑巾で乾拭きします。ルーバーは結露ができやすいため、こまめに掃除することでカビの発生を防ぐことができて◎。
ルーバーは基本的に手動で開けることができますが、無理に開けるのは禁物。開かない場合は取扱説明書を確認しましょう。また、一度電源を入れてエアコンを運転させ、ルーバーが開いたところでコンセントを抜くという方法もあります。
【3】フィルターを取り外す
エアコンのカバーを開けてフィルターを取り外します。多くの場合カバーに「くぼみ」や「でっぱり」があり、開けやすくなっています。機種によってはロックがかかっていることもあるので、そのときは解除ボタンを探しましょう。
フィルターの手前を軽く浮かせながら、引き抜くような感覚でフィルターを外しましょう。機種によっては外し方が異なるので、うまく外せない場合は取扱説明書を確認すると◎。
フィルターの奥は複雑な構造になっているため、ここではなるべく触らないように注意しましょう。
▼メーカー別エアコンフィルターの外し方
メーカー別の詳しい外し方の手順は、下記リンクからチェックしてみてください。
【4】フィルターのホコリを掃除機で吸う
フィルターが外せたら、表側から掃除機をかけてホコリを吸い取りましょう。表側から掃除機をかけることで、目詰まりすることなくスムーズにホコリを取ることができます。
エアコン掃除のやり方《汚れがひどいとき編》
エアコンフィルターの汚れがひどい……! なんてときは、水洗いするのがおすすめ。頑固な汚れを落とすのに最適な洗浄液の作り方もあわせてご紹介していくので、時間があるときにぜひ試してみてください。
準備する道具
- 使い古した歯ブラシ
- 雑巾or使わなくなったタオル
- 水で薄めた中性洗剤
【1】フィルターの裏側から水洗いする
ホコリがあらかた取れていることを確認したら、フィルターの裏側からシャワーを当てて水洗いします。裏側から汚れを押し出すように水圧をかけるのがポイントです。
【2】歯ブラシで細かい汚れをかき出す
フィルターにこびりついた汚れは、使い古した歯ブラシでかき出すようにして取り除きましょう。フィルターが変形したり壊れたりしないよう、やさしくこすると◎。
それでも汚れが落ちない場合は、洗面器やバケツに水かぬるま湯を溜めて「つけ置き洗い」がおすすめ。このとき、水で薄めた中性洗剤も一緒に入れると効果的です。
▼フィルター掃除用洗浄液の作り方
洗濯用や台所用の中性洗剤なら、エアコンの素材を傷めず掃除ができて◎。水やぬるま湯で薄めるだけでOKなので、フィルターのみならずカバーやルーバーの拭き掃除でも活用してみてください。
【3】タオルで水気を拭きとって日陰で乾かす
フィルターを洗い終わったら、タオルで挟むようにしながら優しく水気を拭き取りましょう。ここで完全に水気を拭きとることで、乾かす時間の短縮にもなります。
あとは水気がなくなるまで日陰で干すだけ。半乾きはカビの発生に繋がるため、完全に乾燥させることが重要です。
乾いたらエアコン本体にセットし、1時間ほど送風運転させてさらに乾燥させましょう。
エアコン掃除スプレーを使う際は要注意!
自分でエアコンの掃除をする場合、専用の掃除スプレーの使用を検討する方もいるはず。しかし、エアコン掃除スプレーには気を付けるべき注意点があります。あらかじめチェックしてから使用しましょう。
エアコン掃除スプレーのデメリット

- フィルターに残った洗浄成分が、エアコンの風にのって室内に散布される恐れがある
- ホコリが固まって目詰まりを起こす可能性がある
これらはどちらも掃除スプレーの流し残しによって発生する問題です。スプレーの洗浄液がフィルターに残ったままエアコンを使用してしまうと、洗浄成分が風にのって室内に散布され、吸い込んでしまったり、ホコリが固まって詰まってしまったりと様々な問題を引き起こす可能性があります。流し残しには十分注意しながら使用するようにしましょう。
エアコン掃除スプレーを使う場合はこちらがおすすめ
KINCHO(キンチョー) / アミライト フィルター洗浄スプレー

弾ける泡で、フィルターにこびりついた汚れや花粉を浮かせて落とします。除菌効果があり、フィルター内の見えない細菌やカビもしっかりオフ。ブラシなどで擦る必要がなく、水で洗い流すだけでOKなので時間をかけず掃除できて◎!
▼エアコン掃除スプレーの詳しい使い方はこちら!

エアコン掃除後のキレイを保つためのポイント
せっかくエアコン掃除をしたなら、なるべくきれいな状態を保ちたいところ。簡単な2つのポイントを押さえて、エアコンを清潔に使用しましょう。
冷房後はカビ予防のため3~4時間「送風運転」を

冷房や除湿を使用したあとはエアコンの中に結露が発生するため、フィルターがカビやすくなってしまいます。そのため使用後は3~4時間ほど送風運転させ、エアコンの中をしっかりと乾燥させることが重要です。
部屋はこまめに換気する

部屋の空気が汚れていたり、湿度が高かったりするとフィルターが汚れやすくなります。気づいたときに換気をして、汚れた空気や湿気を追い出しましょう。
エアコン掃除を業者に頼むと料金はいくらかかる?
プロにお任せすれば、自分では手を出しにくいエアコン内部まできれいにできるのがうれしいところ。しかし、一体いくらかかるのか気になる方も多いのではないでしょうか? ここからは、エアコンクリーニングの気になる相場について解説していきます。
エアコンクリーニングの相場
エアコンのタイプ | 料金相場(※) |
壁掛けエアコン1台 | 8,000円~12,000円(税込) |
壁掛けエアコン2台 | 14,000円~20,000円(税込) |
お掃除機能付きエアコン(壁掛け)1台 | 13,000円~19,000円(税込) |
消臭除菌コート(オプション) | 1,000円~2,000円(税込) |
室外機洗浄(オプション) | 2,500円~4,000円(税込) |
一般的な家庭用壁掛けタイプのエアコンクリーニングの相場(※)は上記の通りです。だいたいの目安は1台あたり10,000円程度と考えてよいでしょう。一度に複数台のクリーニングを依頼すると割引になることも多いため、複数台所有している場合はまとめての依頼がおすすめです。
自分でできる範囲はこまめに掃除し、年に1~2回ほど業者に依頼して徹底的にクリーニングするのが理想的と言えます。
※ LIMIA編集部が7社を調べたおおよその料金目安です。(2022年12月現在)
▼エアコンクリーニングの相場をさらに詳しくチェック!
エアコン掃除はハウスクリーニング110番がおすすめ!
「エアコンクリーニングをなるべくお得に利用したい!」「エアコン以外のお掃除も頼みたい!」という方は、「ハウスクリーニング110番」のお得なプランの利用がおすすめです。
エアコン・キッチン・水回りの3スポットそれぞれで、17,400円(税込)〜まとめて安く綺麗にできるパッケージプランや、26,400円(税込)〜家中まとめて綺麗にできるお家まるごとプランなど、お得なプランが豊富なため、まとめて安く綺麗にしたい! という人におすすめのサービスです。電話でのご相談は24時間365日受付中のため、エアコン掃除にお困りの人はまずは気軽に事前見積もりのご相談をしてみてはいかがでしょうか。
エアコン掃除に関するQ&A
Q1. エアコン掃除はどのくらいの頻度でやるべき?
A. 2週間に1度、最低でも1ヵ月に1度が理想的です。
エアコンのフィルターや見える部分の拭き掃除は、最低でも1ヵ月に1度は行いましょう。ほぼ毎日エアコンを使用している場合は、それだけ汚れが溜まりやすいため2週間に1度の掃除が理想的です。プラスで年に1度、エアコン内部の掃除を業者に依頼すると◎。
Q2. エアコン掃除をしないとどうなる?
A. 故障や、電気代の増加に繋がる恐れがあります。
エアコンに汚れを溜めたまま使用していると、結露が多く発生することで排水が追いつかなくなり、水漏れや故障に繋がることも。また、ホコリや汚れでフィルターが目詰まりしていると空気の循環をうまく行うことができず余分な電力を消費し、結果として電気代が高くなってしまうこともあります。エアコンを長く使い続けるためにも、こまめな掃除を心掛けましょう。
Q3. エアコン掃除スプレーは使うべき?
A. あまりおすすめできません。
濡れてはいけない電装部分にスプレーがかかってしまった場合、故障に繋がる恐れがあるためです。また、エアコン内部に残った洗浄液成分がエアコンの風によって室内に散布され、吸い込んでしまう可能性もあります。注意点をよく確認したうえで使用するのがおすすめです。
Q4. エアコン掃除を業者に頼む場合の料金は?
A. 壁掛けエアコン1台で8,000円~12,000円(税込)ほどです。
だいたいの目安は、エアコン1台で10,000円程度と考えてよさそうです。消臭除菌コートや、室外機洗浄もあわせて依頼する場合は、プラス5,000円ほどかかります。なお、複数台まとめて依頼すると割引になることが多いため、複数台所有している場合はまとめて依頼するのがおすすめです。
Q5. お掃除機能付きエアコンも、お手入れは必要?
A. フィルター掃除は不要ですが、ダストボックスの掃除はこまめに行いましょう。
お掃除機能付きエアコンの場合、フィルターの掃除は基本的に不要です。しかし、エアコンの中にあるダストボックスにホコリが溜まるため、ここは定期的にチェックするのがおすすめです。
エアコン掃除に関するその他の記事もチェック!
※記事内の情報は、LIMIA編集部の調査結果(2022年12月)に基づいたものです。
※画像の一部はイメージです。
※お掃除の際には、ゴム手袋をつけて、しっかりと換気を行い作業をしてください。
※お手入れをする際は、必ず電源プラグを抜いてから作業を行ってください。
※製品によって、お手入れのしかたは異なりますため、必ず製品の取扱説明書に従って作業を行ってください。
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