在宅勤務の従業員のサボりを防ぐ方法|原因や割合も解説

在宅勤務時のサボりは、6割が経験があるといった調査結果があります。原因は集中力が持続できなかったり、仕事への切り替えがうまくできない環境などがあります。サボりが発生するとどのような問題が発生するのか、サボりを防ぐ方法についても解説します。

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在宅勤務でサボりをしたことがある割合

出典:Job総研

姿の見えないテレワークは、従業員がきちんと仕事を進めているのかを把握しづらい側面があります。

株式会社ライボの調査機関であるJob総研の2023年1月に実施された調査によると「全体の874人にテレワーク中にサボった経験の有無を聞くと、「すごくある」15.3%、「ある」23.1%、「ややある」27.0%を合算した65.4%が”ある派”の回答をしました。」(※)という結果が出ており、全体の6割がサボりの経験があるということがわかります。

また、同調査によると「マネジメントポジションの303人に、テレワークでのメンバーのサボりへの対応では、「特に対応なし」23.4%、「ほぼ黙認している」21.1%、「ある程度黙認している」(※)42.2%を合算した86.7%が”黙認している派”の回答をしました。」という結果も出ています。

テレワーク中に半数以上がサボりの経験がある一方、管理体制が行き届いてないという実態が伺えます

※引用元:Job総研による「2023年 リモートマネジメント実態調査」

在宅勤務中にサボる原因

提供:LIMIA編集部

在宅勤務中にサボってしまう原因は具体的にどのようなものがあるのでしょうか。ここでは、在宅勤務でサボりが発生してしまう原因について解説します。

集中力が維持できない

在宅勤務でサボりが発生してしまう原因のひとつは、集中力が維持できない環境にあります。在宅勤務はオフィスと違い、テレビやスマートフォンなどを気軽に見れてしまうため、ついつい長時間見てしまうという人も少なくないでしょう。そのため、集中力が欠けて、サボってしまうケースもあります。

仕事のオン・オフの切り替えが難しい

オフィス勤務の場合、通勤中に仕事のオン・オフを切り替える人も少なくないはず。在宅勤務では通勤が発生しないため、仕事のオン・オフを切り替えられないというケースもあります。

また、家に仕事部屋や書斎がない場合も多く、仕事をする空間と休む空間が一緒になっていることで、仕事モードに切り替えられないこともサボりの原因のひとつです。

在宅勤務中のサボりから発生する問題

提供:LIMIA編集部

在宅勤務でサボりが発生すると、どのような問題がでてくるのでしょうか。ここでは、サボりが原因で発生する問題について解説します。

生産性が低下する

在宅勤務でサボりが多くなると、生産性が低下してしまいます。サボることで作業効率も悪くなり、作業の進むスピードも遅くなります。例えば、通常なら数分で終わる作業も、サボりが発生すると数十分から数時間かかるといったケースも発生します。また、大人数がサボりを始めてしまうと、会社全体の大きな問題にもなるため、早めに解決する必要があります。

従業員のモチベーションが低下する

在宅勤務時のサボりは把握するのが難しいため、「サボってもいい」という甘えが発生しやすくなります。そのほかにも「他の従業員がサボっているのではないか」「上司からサボっているのではないかと疑われる」といった心理状態になり、モチベーションが下がる可能性もあります。

評価が正しく行われない

在宅勤務では勤務姿勢や仕事のプロセスを目で見て評価しづらく、正しく評価されない可能性もあります。結果のみで評価してしまうと、「サボっても変わらない」「頑張っても評価されない」という従業員の不満も発生してしまうことも問題のひとつです。

在宅勤務でサボりを防ぐ方法

在宅勤務では、サボりが目で見て分かりづらいため、さまざまな方法でサボりを減らしたり、予防するようにしましょう。ここでは、在宅勤務時のサボりを防ぐ方法を解説します。

進捗状況を可視化して都度共有する

在宅勤務では、成果のみが目に見えて分かりやすいため、仕事のプロセスは評価しづらいです。そこで、進捗状況を可視化して共有するようにしてみましょう。進捗状況は表計算ソフトやタスク管理ソフト、工数管理ソフトでも管理が可能です。仕事のプロセスが分かれば、従業員の評価もしやすくなり、サボりを防ぐことにも役立ちます。

コミュニケーションを密に取り合う

在宅勤務時には、常に誰かとコミュニケーションを取る必要がないため、誰がどのような仕事をしているのか、どんな仕事につまずいているのかが把握しづらいケースもあります。そんなときには、チャットツールなどで従業員同士でコミュニケーションを頻繁に取るようにしましょう。

仕事での悩みはないか、作業でつまずきがないかなどを把握するのも、サボりを防ぐ方法のひとつです。

休憩の始まりと終わりを報告する

サボりのなかには、休憩時間を規定よりも多めに取るといった行為も見受けられます。休憩時間がバラバラな会社の場合では、休憩の始まりと終わりにチャットツールなどで報告するのもおすすめです。

休憩の開始と終了時に報告することで、従業員同士でも仕事時間を把握しやすくなります。

勤怠管理システムを導入する

勤怠管理システムを導入して、サボりを防ぐ方法もあります。例えば、工数管理の機能が搭載されたシステムでは、従業員の作業工数を管理できるため、サボりを防ぎやすくなるのでおすすめです。また、パソコンのログイン・ログオフで打刻や休憩時間を管理できるものを活用するのも良いでしょう。

在宅勤務中のサボりを防止するシステムはミツモアでもチェック!

出典:ミツモア

会社に合った勤怠管理システムを探したいときには、「ミツモア」のサービスを利用してみましょう。ここでは、「ミツモア」のサービスの特徴について解説します。

簡単な質問に答えるだけで見つけられる

「ミツモア」では、約2分の簡単な質問に答えるだけで、会社に合った勤怠管理システムを提案してくれます。最大で5つの製品まで絞って提案してくれるため、スムーズに選ぶことができます。

口コミでもっとわかりやすい

「ミツモア」には、勤怠管理システムを実際に利用しているユーザーの口コミを見ることもできます。どのような長所・短所があるのか、使用感を知りたいときには、口コミを参考に選ぶのもおすすめです。

在宅勤務のサボりに関するQ&A

出典:LIMIA編集部

Q1. 在宅勤務中のサボりがバレたりする可能性は?

A. サボりがバレる可能性もある

在宅勤務時の管理システムのなかには、パソコンのログイン状況やマウスの作動状態などを監視している製品もあるため、サボりがバレる可能性もあります。

Q2. 在宅勤務中のサボりを防ぐ方法とは?

A. タスク管理ソフトや勤怠管理システムを導入してみる

在宅勤務中のサボりを防ぐために、仕事の進捗状態をタスク管理ソフトで都度共有してみたり、工数管理もできる勤怠管理システムを導入するのもおすすめです。そのほかにも、休憩の始まりと終わりに報告したり、従業員同士でコミュニケーションを取るのも良いでしょう。

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※記載している情報は、LIMIA編集部の調査結果(2023年12月)に基づいたものです。
※画像は全てイメージです。

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