ペットを火葬するときの花の入れ方｜花の選び方や量、注意点を解説

ペットの火葬時に棺へ入れる花の選び方

淡い色の花を選ぶ

棺に入れる花の種類は問いませんが、できれば淡い色の花を入れるようにしましょう。濃い色の花を棺に入れて火葬すると、遺骨に色が移り、キレイに遺骨を残すことができないためです。

花言葉から選ぶ

どんな花を入れていいのか迷ったら、生前のペットに似合う花や花言葉から選ぶのも良いでしょう。

花言葉は同じ花でも色によって全く異なる意味をもっている場合もあります。花言葉から花を選ぶときには色にも注目してみましょう。

ペットの火葬で棺に入れる花の注意点

造花は避けておく

ペットの火葬をするときに、棺に造花を入れるのは避けておくと良いでしょう。

素材によっては燃え切らずに遺骨に付着したり、色が遺骨に残ったりして、キレイに遺骨を残せなくなる可能性があります。

ただ、燃えやすい紙製の造花であれば入れることができます。

自宅で咲いた花は洗って乾燥させてから入れる

ペットの火葬時の棺に入れる花を自分で用意する場合にも注意が必要です。

例えば、自宅の庭などで咲いた花を棺に入れるときには、一度花を洗って乾燥させてから入れるようにしましょう。庭などに咲いている花には虫が付着している場合もあり、棺のなかで虫が発生したり、遺体が傷む可能性もあるためです。

トゲのある花はトゲを切っておく

ペットの火葬時にトゲのある花を棺に入れると遺体が傷む 可能性もあるので、なるべく控えておくのが良いです。

どうしてもトゲのある花を入れたいときには、あらかじめトゲを切り落としたり、花びらの部分だけ取ってから棺に入れるようにしましょう。

つぼみではなく開花した花を入れる

棺に入れる花は、できればつぼみではなく開花したものを入れるのがおすすめです。開花した花を入れることで、見栄えがよくなり、ペットをキレイに見送ることができます。

ペットの大きさに合わせた花の量を用意する

ペットの火葬で棺に入れる花の量が多すぎると遺骨にも影響がでる可能性もあります。ペットや棺の大きさに合わせ、棺が少し埋まるぐらいの花の量を入れると良いです。

また、火葬業者によって入れられる花の量が異なることもあるため、事前に確認しておきましょう。

ペットの火葬で棺に入れるのにおすすめな花と花言葉

棺に入れるのにおすすめの花と花言葉をいくつか紹介します。どんな花を入れたらいいか迷ったら参考にしてみましょう。

カーネーション

母の日に贈られる花としても有名なカーネーションは、色によって花言葉が異なるので、色にも注目してみましょう。

ホワイトは「純潔の愛」「尊敬」「あなたへの愛情は生きている」、ピンクは「感謝」、オレンジは「純粋な愛」「あなたを愛します」、ブルーは「永遠の幸福」などがあります。

ペットに贈る最後のメッセージとしてもぴったりな花言葉が多いです。

かすみ草

ブーケなどの脇役として花を引き立ててくれるかすみ草には「感謝」「幸福」「親切」などの花言葉があります。

ペットと過ごした時間を思い出しながら、感謝の気持ちを込めて、かすみ草を入れてあげるのも良いでしょう。

マーガレット

他の花と相性がよく、飾りやすいマーガレットには「真実の愛」や「信頼」などの花言葉があります。

ペットからもらった愛や信頼などを思い出しながら、棺に入れるのもおすすめです。

スイートピー

スイートピーは1年の始まりでもある1月に咲く花です。そんなスイートピーには「門出」や「優しい思い出」などのメッセージが込められています。

ペットと一緒に過ごしてきた日々に思いをはせながら、棺に入れてみるのも良いでしょう。

ガーベラ

大きな花を咲かせるガーベラは「希望」や「前向き」などの花言葉を持っています。

ペットが亡くなって悲しい気持ちもいつかは前向きになるように、ペットが天国でしあわせに過ごせるように希望を持って贈るのも良いでしょう。

ペットの火葬・葬儀は専門業者に相談しよう

※1：ペット葬儀110番の運営サイト全体の問い合わせ数（2022年10月末時点）
※2：対応エリア・加盟店により当日実施できない場合もあります。

ペットの火葬や見送り方に悩んだら、専門業者に相談してみましょう。

「ペット葬儀110番」は、ペット火葬や埋葬を専門に行う業者です。火葬から動物霊園への埋葬までを行う霊園供養プランの場合、8,500円（税込）から行ってくれます。

相談は電話にて24時間365日受け付けており、店舗によっては依頼日当日に火葬をしてくれることもあります。まずは気軽に問い合わせしてみましょう。

ペットの火葬時の花の入れ方に関するQ&A

Q1. ペットの火葬時に棺に入れる花の選び方は？

A. ペットに似合う花や花言葉などから選ぶ

棺に入れる花の種類は問いません。生前のペットに似合う花や花に込められているメッセージから種類を選ぶのも良いでしょう。

Q2. ペットの火葬時に棺に入れる花の注意点はある？

A. 濃い色や造花は避けて、自然に咲いた花は洗って乾燥させ、トゲがある場合には取り除く

濃い色の花や造花を棺に入れると、遺骨に色が移ったりしてキレイに遺骨を残せない可能性があります。また、庭などに咲いた花を使うときには、虫が発生しないように一度洗って乾燥させておきましょう。トゲがある花を入れる場合は、トゲを切り取るか、花びらの部分だけ使用するようにしてください。

Q3. ペットの火葬で棺に入れる花の量はどれくらい？

A. 棺が少し埋まるぐらいを目安にする

火葬業者によって棺に入れられる花の量が決められていることもありますが、特にない場合は棺が少し埋まるぐらいを目安に入れておくと良いでしょう。

Q4. ペットの火葬で棺に入れるおすすめの花は？

A. カーネーションやマーガレット、かすみ草、スイートピー、ガーベラなどがおすすめ

棺に入れる花は、思い出や感謝などの花言葉を持った花がおすすめです。

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※記載している情報は、LIMIA編集部の調査結果（2023年10月）に基づいたものです。
※画像は全てイメージです。