遺品整理業者のおすすめ9選|トラブルに巻き込まれないためには?優良業者の選び方も紹介
遺品整理は遺族にとって心身ともに負担がかかる作業になります。そういったときは、近年よく耳にするようになった遺品整理業者に依頼してみるのはいかがでしょうか。本記事では、遺品整理業者の選び方ややばい遺品整理業者の見分け方、トラブルに巻き込まれないためには? などを解説します。おすすめの全国の遺品整理業者も紹介するのでぜひ参考にしてください。
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遺品整理業者とは?
亡くなった後のご自宅には生前に使用していた遺品が数多く残されています。賃貸住宅の明け渡しや家の売却を検討している場合には遺品が残ったままではできません。
遺族で遺品整理を行うことも可能ですが、遠方に家がありなかなか進められない、何から始めれば良いか分からない、心身的に遺品整理を行うことが難しいなどがある場合には人の手を借りるのも悪くありません。
遺品整理業者はその名の通り、故人の遺品を整理する専門業者です。遺品の中には、権利書などの書類関連など相続に大切なものが混ざっている可能性もあり、遺品整理業者ならばそういった判断をしながら整理を行ってくれます。
また、部屋に残ってしまったご遺体の痕を特殊清掃し原状回復をしてもらえる遺品整理業者もいます。
遺品整理業者に依頼するメリット
- 短時間で遺品整理ができる
- 体力や精神的にも負担を減らせる
- 遠方に家があっても遺品整理が行える
- 遺品の供養ができる
- 特殊清掃で臭いや痕を消して家を綺麗にすることができる
遺品整理業者にお願いすることで心身に負担のかかる遺品整理を楽にすることができます。また、遺産相続に必要なものの仕分けや供養のやり方など、分からないことも遺品整理業者に相談することが可能です。
遠方に家があり物理的に遺品整理が行えない場合にも依頼するのもいいですね。
遺品整理業者を選び際の5つのコツ
数多くある遺品整理業者は何を基準に選んだらいいか迷いますよね。また、やばいと言われる悪徳業者も少なからずいます。
そこで、優良業者を選ぶための5つのコツを紹介します! 参考にしてみてください。
【1】遺品整理士が在籍している
「遺品整理士」という、遺品整理に特化した知識や技術がある資格を持った人が在籍しているか確認をしてみましょう。
遺品整理業者は特に免許が必要ではないため、「遺品整理士」のスタッフがいるかどうかが優良業者を選ぶひとつのポイントとなります。
【2】丁寧に対応してくれる
遺族の方にとって遺品は故人の思いが詰まった大切なものなはず。そのため、粗末に扱う業者ではなく丁寧に扱ってもらいたいですよね。
遺品整理では貴重品や通帳、価値ある品物も出てくる可能性もあり、そういったものもしっかり分別し対応してもらえる業者を選びましょう。精神的にも辛いなか、口調や態度が悪い業者は避けたいところです。
【3】明確な見積もり
見積金額より多額の請求をしてくるという悪徳業者も存在します。そのため、料金体系が分かりやすく、見積もり金額以外の追加料金が発生しないなど明確な見積もりを出してもらえる業者を選ぶようにしましょう。
支払方法も現金のみかクレジットも可能など事前に確認しておくと安心ですね。
【4】即日対応してくれる
賃貸の引き渡しで早急な作業が必要、忙しくてなかなか予定を立てられないという方は即日対応してくれる業者を選ぶといいでしょう。業者に依頼するメリットとしても即日対応があげられます。
【5】遺品整理以外のサービスも充実
遺品整理以外にも、部屋の清掃や不用品回収を行っているなど、他のサービスが充実している業者を選ぶことで、一つの業者で済むことになり手間や負担を減らせます。
遺品整理で処分に困る故人の手紙や写真など供養の手配をしてくれる業者もいます。そういった相談が可能な業者かも選ぶポイントとなります。
遺品整理業者に依頼する際の注意点
横浜市では遺品整理業者に依頼する際、下記のような注意喚起をしています。
出典:横浜市/遺品整理や家の片付けを業者に依頼する際の注意点
横浜市では基本的に遺品整理をして出た不用品を処分するとき、費用を渡し業者に処分してもらうには「一般廃棄物収集運搬業」の許可を持っている業者でないと処分ができません。
そのため、依頼する遺品整理業者がまず「一般廃棄物収集運搬業」を得ているか確認する必要があります。
無い場合には、自分で「⼀般廃棄物収集運搬業許可業者」に不用品処分を依頼するか、遺品整理業者が委託する業者がその許可を得ているか確認する必要があります。詳しくは下記を参考にしてください。
〇 横浜市/遺品整理や家の片付けを業者に依頼する際の注意点
遺品整理業者おすすめ9選
【1】みんなの遺品整理 / 【全国】
全国の遺品整理業者を検索することができる「みんなの遺品整理」。
空き状況を把握し即日対応可能な業者を案内してもらえるため、急いで遺品整理を行いたい方におすすめです。
また、全ての業者に遺品整理士が在籍しており、相談をしながら遺品整理を進めることができるのも魅力です。特殊清掃を扱う業者や料金から業者を検索できます。
遺品整理士 | 〇 |
エリア | 全国 |
費用相場 | 1K:20,000~50,000円 |
遺品の供養 | ー |
即日対応 | 〇 |
遺品整理以外のサービス | 特殊清掃 |
【2】東京遺品整理社 / 【東京】
「東京遺品整理社」は、東京の八王子市にある遺品整理業者です。
遺品整理の中から価値のある品は買取をおこなっており、処分費用から引くことで料金を抑えることができます。
また、指示するのみで運び出しなど全ておこなってくれるため、心身的に遺品整理が難しい、忙しくてなかなか手が付けられない方でも安心して依頼できます。
遺品整理士 | 〇 |
エリア | 東京:小金井市/国分寺市/八王子市/府中市 |
費用相場 | 1K:35,000円~ 2LDK:150,000円~ |
遺品の供養 | ー |
即日対応 | ー |
遺品整理以外のサービス | 遺品の買取 |
【3】リリーフ / 【全国】
特殊清掃からデジタル遺品サービスなど、遺品整理に関わるサービスが充実している「リリーフ」。
立ち合いしなくても作業をしてもらえるため、忙しく都合がつかない方におすすめです。また、保険にも加入しているため万が一のことが起きたときでも安心。遺品の供養や仏壇の処理サービスもあります。
遺品整理士 | ー |
エリア | 全国 |
費用相場 | 1LDK:88,000円(税込)~ 2LDK:165,000円(税込)~ |
遺品の供養 | 〇 |
即日対応 | 〇 |
遺品整理以外のサービス | 特殊清掃/買取/デジタル遺品サービス |
【4】公福舎 / 【三重県】
三重県全域を対応エリアとする「公福舎」は、遺品買取や特殊清掃、供養などサービスも充実しています。
また、「一般廃棄物収集運搬業許可」を取得しており不用品の処分を安心して任せられるのも魅力です。
遺品整理士が在籍し丁寧に遺品と向き合ってくれるのもうれしいところです。
遺品整理士 | 〇 |
エリア | 三重県全域 |
費用相場 | 2LDK:50,000円~ |
遺品の供養 | 〇 |
即日対応 | 〇 |
遺品整理以外のサービス | 特殊清掃/遺品買取 |
【5】特殊清掃タスカット /【関東】
特殊清掃に特化した「特殊清掃タスカット」は、孤独死などで痕跡が残っている家屋の原状回復をおこないます。
また、そういった家屋の買取をおこなっており、売却を検討している方は相談してみるのもいいでしょう。
作業品質に満足しない場合は返金保証制度もあるのも頼もしいです。
遺品整理士 | ー |
エリア | 神奈川県/東京都/群馬県/千葉県/埼玉県 |
費用相場 | 1K:100,000円 2LDK:240,000円 |
遺品の供養 | 〇 |
即日対応 | 〇 |
遺品整理以外のサービス | 特殊清掃/不動産買取 |
【6】便利屋サービス21 / 【関東】
「便利屋サービス21」は24時間受付で即日対応し、困ったときに頼れる業者です。
遺品整理以外にも特殊清掃や供養にも対応。また、遠方にある家の遺品整理を行いたい場合も相談可能で、形見の送付サービスもあります。
遺品整理士も在籍し、何から手を付けていいか分からない方でも相談にのってもらいながら作業を進めることができるのもうれしいところです。
遺品整理士 | 〇 |
エリア | 東京都/千葉県/埼玉県/神奈川県/長野県/群馬県 |
費用相場 | ー |
遺品の供養 | 〇 |
即日対応 | 〇 |
遺品整理以外のサービス | 特殊清掃/遺品買取/遠方遺品整理代理サービス |
【7】Clean-Service / 【関東】
「Clean-Service」は、遺品の分別作業から登録書や契約書などの捜索、物件引き渡しのためのクリーニングまで対応しています。
入念な見積もりで契約金額からあがることがないので安心して依頼ができます。また、1担当者制で最初から最後まで人が変わることなく対応してもらえるのもうれしいところ。
近隣住民や大家さんへの挨拶も代行してくれるなど、遺品整理中のトラブルを避けたい方におすすめの業者です。
遺品整理士 | ー |
エリア | 東京都/神奈川県/千葉県/埼玉県/群馬県/栃木県/茨城県 |
費用相場 | 1R:35,000~100,000円 2LDK:70,000~320,000円 |
遺品の供養 | 〇 |
即日対応 | 〇 |
遺品整理以外のサービス | 特殊清掃/形見の配送 |
【8】ゴミ屋敷バスター七福神 / 【関東・関西・東海・東北】
特急料金や深夜料金が無料の「ゴミ屋敷バスター七福神」は、トラック1台分などの荷物でという料金体系になっています。
遺品買取もおこない処分費用のコストを減らします。また、損害保険にも加入しており、もしものことが起きたときも安心です。
遺品整理士 | ー |
エリア | 【関東エリア】東京都/神奈川県/千葉県/埼玉県/茨城県/栃木県/群馬県/山梨県【関西エリア】大阪府/京都府/兵庫県/奈良県/和歌山県/滋賀県【東海エリア】愛知県/三重県/静岡県/岐阜県【東北エリア】宮城県 |
費用相場 | 軽トラック1台分:54,980円(税込) |
遺品の供養 | 〇 |
即日対応 | 〇 |
遺品整理以外のサービス | 特殊清掃/遺品買取/ハウスクリーニング |
【9】遺品整理プロスタッフ / 【関東・関西・東海】
「遺品整理プロスタッフ」は遺品整理士が在籍し、遺品を丁寧に仕分けし整理してくれます。
また、通帳や権利書などの重要書類の捜索や運搬に困っていた形見分けの遺品を全国配送してくれます。遺品買取や供養、不動産整理など幅広いサービスがあるのも魅力です。
遺品整理士 | 〇 |
エリア | 【関東】東京都/埼玉県/千葉県/神奈川県【東海】愛知県/静岡県/三重県/岐阜県【関西】大阪府/京都府/兵庫県/奈良県/滋賀県 |
費用相場 | 1K:15,000円~ 2LDK:42,000円~ |
遺品の供養 | 〇 |
即日対応 | 〇 |
遺品整理以外のサービス | 特殊清掃・害虫駆除/遺品買取/遺品配送/不動産整理/家屋解体 |
困ったら「遺品整理110番」に相談!
遺品整理でお困りの人は、「遺品整理110番」のお得なプランの利用がおすすめです。
基本プランは16,500円(税込)〜で、遺品の仕分けから不用品の処理・簡易清掃まで遺品整理に必要なサービスが含まれています。要望に応じたオプションの追加や遺品整理時の買取も行っているので、遺品整理に関する作業をすべて任せたいという人にもおすすめです。
電話でのご相談は24時間365日受付中のため、遺品整理にお困りの人は、まずは気軽に事前見積もりのご相談をしてみてはいかがでしょうか。
※買取を行うのは買取可能な物品がある場合に限ります
遺品整理でトラブルにならないためには
遺品整理業者に依頼する際に気をつけること4つ
- 1.相見積もりをとる
- 2.会社情報を確認する
- 3.貴重品類の保管は自分たちで
- 4.貴重品は専門業者で査定してもらう
【1】相見積もりをとる
遺品整理業者に依頼するときに、見積り金額より高額請求されたなどのトラブルに見舞われることもあります。
料金の相場を知るためにも何社か見積もりをとり、業者の対応なども確認しながら依頼するようにします。
【2】会社情報を確認する
不用品の処分は自治体から許可をもらっている業者が行わなくてはなりません。許可がない業者だと不法投棄などをしている可能性もあるため、依頼する際には会社のホームページを確認し、会社情報や許可などを確認するようにしましょう。
【3】貴重品類の保管は自分たちで
残念ながら遺品整理を業者に依頼して貴重品を盗まれるといったケースもあります。また近しい人にしか分からない遺品もあり、そういったものを捨てられてしまう場合もあるため、通帳や権利書など最低限の貴重品や大切なものは自分たちで保管するほうが安心です。
【4】貴重品は専門業者で査定してもらう
遺品整理業者には不用品回収や買取をおこなっているところもありますが、貴重品や骨董品など専門業者で査定してもらうほうが妥当な金額で買い取ってもらえる場合があります。
親族間で話しておくこと2つ
- 1.遺品整理費用の分担をどうするか話しておく
- 2.財産相続について話しておく
【1】遺品整理費用の分担をどうするか話しておく
遺品整理を業者に頼む場合、まとまった金額がかかります。その費用をどのように誰が支払うか話をしておく必要があります。
【2】財産相続について話しておく
遺品整理を行う際、まずは遺言書やエンディングノートを探しましょう。遺言書は法的効力があるためその内容に沿って財産相続をします。
親族間で話がまとまらない場合には家庭裁判所に入ってもらいます。
遺品整理業者おすすめに関するQ&A
Q1. 遺品整理の優良業者を選ぶには?
A. 明確な見積もりや許可・資格を確認してみましょう。
遺品を適切に丁寧に扱ってくれる「遺品整理士」が在籍していたり、自治体からの「一般廃棄物収集運搬業許可」を持っている業者などを選ぶポイントにしてみましょう。また、料金体系が明確で、見積もり金額以上の料金がかからないなどを確認するようにします。口調や態度などしっかり対応してくれる業者かもチェックしましょう。
Q2.遺品整理業者の相場はどれくらい?
A. 数万円~数十万円になります。
一人暮らしの1Rや1DKあたりだと5万~10万円ほどになり、一軒家全部となると20万~70万円程度です。費用はかかりますが負担や時間を減らすことができたり、不用品の買取、清掃をしてもらえるなど、その他のサービスを受けることもできます。
Q3.孤独死した人の遺品は誰が片付ける?
A. 故人の相続人が片付けることになります。
孤独死した場合は、法的に故人の相続人が片付けを行うことになります。それは相続人に所有権が渡るためです。孤独死では警察への手続きが終わり入室許可が出たあとで特殊清掃を行い、それから遺品整理を始めます。
遺品整理に関するその他の記事もチェック
※記事内の情報は、LIMIA編集部の調査結果(2023年8月)に基づいたものです。
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