ハードディスクHDDやSSDの正しい処分方法！注意点やデータ消去方法も紹介

ハードディスク処分の前に必ずデータ消去を！

ハードディスクを処分する際は、必ずデータやソフトウェアの消去を行いましょう。データやソフトウェアの消去を行うことで、第3者によるデータ復元が防げます。ここではハードディスクのデータ消去方法を紹介します。

磁気でデータ削除を行う

最初に紹介するのは磁気データ消去装置を使う方法です。磁気データ消去装置は、ハードディスクに磁気を加えることでハードディスクを破壊できます。ただし、磁気が足りなかった場合はデータ消去ができないこともあるので注意が必要です。

ソフトウェアを利用してデータ削除を行う

続いて紹介するのはデータ消去ソフトウェアを使う方法です。データ消去ソフトウェアは、データ消去後もハードディスク自体は動作するのがメリット。無料のものから有料のものまで揃っているので比較的スムーズに利用できるでしょう。

物理的に破壊してデータ削除を行う

ハードディスクを物理的に壊す方法も有効です。ハードディスクに内蔵されているディスクやプラッタなど、データを記録する部品を壊すことでデータの読み込みを不可能にします。

物理的に破壊する場合は、ハンマーなどで叩き割るか水をかけましょう。手間はかかりますが、確実にデータを消去することが可能です。

ハードディスクの処分方法3つを紹介

「ハードディスクの処分を考えているけれど、どうすれば良いのか分からない」と悩んでいる方も多いでしょう。ここでは、ハードディスクの処分方法を3つ紹介します。

〈1〉不燃ゴミとして捨てる

ハードディスクを捨てる方法のひとつに、不燃ゴミとして捨てる方法があります。通常の不燃ゴミ同様、各地域のルールに従って捨てましょう。

不燃ゴミとして捨てる場合は、第3者に拾われてしまうリスクもあるためデータがしっかり削除されているかどうかをしっかり確認してから捨ててください。

〈2〉リサイクルショップで売る

リサイクルショップで売却するのもひとつの方法です。一般的にはPC内蔵のハードディスクが高く買い取ってもらえる傾向があります。

PC専門のリサイクルショップの場合、ハードディスクのみの買い取りはもちろん、有料でデータ削除のオプションが付けられる場合もあるので、データ削除に自信がない方は、ぜひ利用してみてください。

〈3〉メーカーに引き取ってもらう

PC内蔵のハードディスクであれば、製造メーカーが引き取ってくれる場合もあります。回収可能なハードディスクには「PCリサイクルマーク」のステッカーが貼ってあるので、該当するかどうかをチェックしましょう。

ただしこのステッカーが貼ってあるのは、2003年の10月以降に販売されたパソコンのみなので注意が必要です。

ハードディスクを処分する際の注意点

ここまではハードディスクの処分方法を紹介しました。ここからは、ハードディスクを処分する際の注意点を紹介します。

個人情報の悪用に気をつける

ハードディスクを処分する際は、データやソフトウェアが消去されていることを確認しましょう。しっかりとデータやソフトウェアが消去されていないと、クレジットカード情報や住所などの個人情報が流出する恐れがあります。

そのため、データ消去ソフトウェアや磁気データ消去装置を使うか、物理破壊を行うようにしてください。

データを移行する

ハードディスクを新しく買い換える際は、データの移行も忘れずに行いましょう。データ移行前にデータやソフトウェアを消去や物理破壊を行うと、復元はできません。

そのため、必要なデータはあらかじめ他のパソコンや外付けハードディスクなどに移しておくのがおすすめです。

自治体の捨て方指定に従う

ハードディスクは不燃ゴミとして処分できます。自治体の捨て方指定に従って、処分しましょう。自治体によってはハードディスクやカメラ、ゲーム機など「使用済み小型家電」をリサイクルしてくれることもあります。

ハードディスクのデータやソフトウェアを消去した上で、お住まいの自治体のルールに従って処分しましょう。

※処分方法は各自治体により異なります

不用品をまとめて処分するなら「くらしのマーケット」がおすすめ

ハードディスクを処分したいという人は、「くらしのマーケット」の利用がおすすめです。

ハウスクリーニングや害虫駆除から、水回りのトラブルなどまで、暮らしにまつわるサービスを掲載しており、さまざまな事業者の中から、口コミや料金で比較して気になったところを選ぶことができます。実際に利用したユーザーの声を参考にしながら事業者を選んで依頼することができるのがポイントです。

また、登録している事業者は全国にいるため、サービス毎の対応エリアが広いのも魅力の一つ。

ハードディスクの捨て方にお困りの人は、この機会に一度試してみてはいかがでしょうか。

ハードディスクの処分方法を知って正しく破棄しよう

今回はハードディスクの処分方法を紹介しました。ハードディスクを処分する際は、データやソフトウェアをしっかり消去しましょう。自分では不安と感じる方は、業者に依頼するのがおすすめです。ぜひ本記事を参考にハードディスクを処分してみてください。

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※記載している情報は、LIMIA編集部の調査結果（2023年8月）に基づいたものです。
※画像は全てイメージです。