屋根裏にできた蜂の巣の対処法とは?対策も紹介

屋根裏に蜂の巣ができると、気づかないうちに大きくなりリスクが高くなることも。かといって自分で屋根裏の蜂の巣を駆除するのはおすすめできません。その理由と予防法について紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

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なぜ屋根裏に蜂の巣をつくるのか?

  • 広めの閉鎖空間
  • 3m以下の低い場所
  • 3m以上の高い場所
  • 外から見えない場所
  • 土の中
  • 餌がとれる場所

蜂にとって屋根裏は、巣を作るのに適しています。その理由として、上記のような蜂の巣が作られる場所の特徴の多くに合致するからです。

加えて、屋根裏は天候の影響を受けにくく天敵にも見つかりにくいというメリットがあるため、巣を作る可能性があります。

屋根裏に巣をつくる可能性のある蜂の特徴

屋根裏に蜂の巣を作るのはスズメバチとミツバチの2種類であることが多いです。それぞれの身体的特徴や巣の様子について紹介します。

スズメバチ

スズメバチは蜂の中でも獰猛で攻撃性が高く、毒性も強いため注意が必要です。こちらから危害を加えなくても、少し近づいただけで刺してくる場合もあります。

身体的特徴は体部分がオレンジで、足部分が黒です。滑らかな飛び方をするのも特徴の1つだといえます。

初期の巣は入り口部分が細いです。完成した姿は丸く、マーブル模様です。巣は大きなもので約80cmになります

ミツバチ

ミツバチはスズメバチと比べ攻撃性は低く大人しい性格の蜂です。寸胴体型が特徴で、全体的に黒っぽい色をしています。

巣の特徴は板形と呼ばれる平たい形状のものが複数ぶらさがっており、約1mになることもあります。六角形の穴も目視できるのが特徴です。

屋根裏にある蜂の巣は迅速に駆除するべき

屋根裏の蜂の巣は放置せず早めに対処するのがおすすめです。スズメバチの巣だった場合、攻撃性が高いため刺されるリスクが高くなります。

大人しいとされるミツバチの場合でも、巣を放置しておくとハチミツで屋根裏が腐ったり、傷んでシミになってしまったりする可能性があります。巣を見つけた際には迅速に対処するようにしましょう。

屋根裏の蜂の巣を自分で駆除するのが難しい理由3つ

屋根裏にできた蜂の巣を駆除するのが難しい理由として、以下の3つを紹介します。

  1. 1.スズメバチの巣だと危険性が高い
  2. 2.薬剤を吸ってしまう可能性がある
  3. 3.巣の実態を確認しにくい

1. スズメバチの巣だと危険性が高い

屋根裏にできた巣がスズメバチのものであった場合、万が一刺されてしまうと激しい痛みに襲われるだけでなく、強い毒性によりアナキラフィシーショックを起こすこともあります。

自分で駆除しようとはせずにまずはプロに相談するのがおすすめです。

2. 駆除剤を吸ってしまう可能性がある

蜂の巣を駆除する際、駆除剤などの薬剤を使用します。屋根裏は閉鎖空間で薬剤が充満しやすいため、吸い込んでしまう恐れがあり危険です。

大量に使用すればするほど吸い込むリスクも高くなるため、自分で処理せずプロの力を借りるようにしましょう。

3. 巣の実態を確認しにくい

屋根裏の蜂の巣の駆除が難しい理由として、「巣の実態を確認しづらいこと」も挙げられます。

屋根裏は薄暗い場合が多く、巣の状態や種類の把握が困難です。ミツバチの巣だと思い込んで駆除をはじめた時にそれがスズメバチの巣だと後から分かった場合、非常に危険です。

場所が高くすぐに逃げられない環境であるのも要因の1つだといえます。

バルサンは屋根裏の蜂の巣に使えるのか?

提供:LIMIA編集部

殺虫成分が含まれた煙で害虫駆除できるくん煙・くん蒸殺虫剤であるバルサンなら、屋根裏の蜂の巣駆除に使えるのではと思うかもしれません。

確かにバルサンは閉鎖空間で効果的に利用できると考えられるものの、2023年4月時点でLIMIA編集部が調べたところ、蜂を対象にした商品はありませんでした。

他に燻煙タイプの殺虫剤で適用害虫に蜂が含まれているものだと、アース製薬の虫コロリ 一撃必殺があります。

屋根裏に蜂の巣を作らせないための予防対策3つ

屋根裏に蜂の巣ができてしまうと非常に厄介なため、日頃から作らせない工夫も必要です。その方法として以下の3つを紹介します。

  • 通気口の穴から通らせないようにする
  • 木酢液やハッカ液をまく
  • 虫を増やさない

通気口の穴から通らせないようにする

まず、蜂が侵入できないように外に繋がる通気口を防ぐのが有効です。完全に塞ぐと換気ができなくなってしまうため、通気口よりも細かい網目を設置しましょう。

細かい網目は埃などの汚れで穴が塞がりがちになります。定期的に交換するのがおすすめです。

木酢液やハッカ液をまく

通気口や家の周辺に、蜂が嫌いとされる木酢液やハッカ液をまいておくのもおすすめの予防法です。時間が経つと効果が薄れてくるため、継続して行うようにしましょう。

また、5月頃から営巣活動が活発になってきます。この時期は特に重点的にまいておくのがおすすめです。

虫を増やさない

虫を増やさないのも予防に効果的な方法だといえます。蜂は、幼虫に与える虫を巣の周辺から捕ってくることが多いです。

家の周りに虫がいないと屋根裏に巣をつくる可能性も低くなるでしょう。害虫対策にもなるため、家周りの虫対策も入念に行っておくのがおすすめです。

屋根裏の蜂の巣の駆除や対策が不安なときはプロに相談しよう!

ハチ110番

屋根裏の蜂の巣は他の営巣場所と比べ非常に厄介な場所です。屋根裏に蜂が出入りしているのを見つけた場合は巣ができてしまっている可能性が高いため、プロに相談して早期の対処をおすすめします。

屋根裏に蜂の巣を見つけて困っていたら、ハチ110番」の利用がおすすめです。

スズメバチは11,000円(税込)〜、アシナガバチは8,800円(税込)、ミツバチは11,000円(税込)〜依頼が可能。電話での相談は24時間365日受付中のため、ハチの駆除に困ったら、まずは気軽に事前見積もりの相談をしてみましょう。

※対応エリア・加盟店により記載の価格で対応できない場合があります
※巣の場所がわからない、取り出せない・高所などの特別な場合別途料金がかかる場合があります

ハチ駆除バディ

出典:ハチ駆除バディ

ハチ駆除バディ」は、ミツバチやスズメバチなどの駆除を専門に行うハチ駆除サービスです。

8年以上にわたってハチや蜂の巣を駆除してきた経験と実績をもとに、最短即日の迅速な対応をしてくれます。相談・出張・見積もりは無料で、4,400円(税込)から依頼が可能。戻りバチ対策を含めたアフターケアも充実しています。

電話かWebフォームから無料相談ができるので、ハチや蜂の巣に困っている方は相談してみてください。

屋根裏の蜂の巣に関する記事をチェック

※記載している情報は、LIMIA編集部の調査結果(2023年4月)に基づいたものです。
※画像は全てイメージです。

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