電子レンジの正しい処分方法5つ!燃えないゴミに出せる?処分費用や無料で回収してもらう方法

電子レンジの処分方法と注意点や処分費用、無料回収方法についてご紹介します!日々の台所仕事に欠かせない電子レンジですが、壊れてしまったり、お子さまの成長や料理のバリエーションに合わせて買い替えをしたりで処分を検討することがあります。そこで、後悔しない電子レンジの処分方法や、注意点を詳しくまとめてみました。ぜひ参考にしてみてください。

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電子レンジは「小型家電リサイクル法」の対象

電子レンジは、環境省が定めた「小型家電リサイクル法」に従って、内部の部品をリサイクルする必要があります。

「小型家電リサイクル法」とは、それまでただ埋め立てられていた家電の、アルミ、鉄、金銀胴、レアメタルといった有用な金属を再資源化(リサイクル)するためにつくられた法律です。

しかし、この法律は「回収された後の小型家電をどのように処理するか」という、主に市区町村などの自治体、家電量販店や不用品回収業者などに向けたルールであり、消費者は気にする必要がありません。

LIMIA編集部
ワンポイント
つまり、消費者にとって「小型家電リサイクル法」は、気にしなくても大丈夫というのが実際のところのようです。

電子レンジを無料で処分する方法は?

  • 小型の電子レンジなら不燃ごみとして無料で処分できる
  • 身近に欲しい人がいれば譲る
  • メルカリなどに出品する
  • リサイクルショップに売る
  • 家電量販店に下取りに出す

小型の電子レンジなら燃えないゴミとして無料で回収してくれる自治体があります。東京23区の場合1辺が30cm以内なら、不燃ごみとして処分できます。

また、電子レンジはリサイクルショップなどで売却することにより、処分費用をかけずに引き取ってもらうことができます。

売却できる状態の電子レンジを、お金をかけてまで処分するのはもったいない! ということで、まずは処分したい電子レンジに売値が付くかどうか確認してみましょう。

また、買い替えの場合は、新しい電子レンジを購入する際に古い電子レンジを下取りしてくれる家電量販店もあります。

電子レンジの適切な処分方法5つ(ガイドライン)

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ここでは、不要になってしまった電子レンジを適切に処分する5つの方法をお届けします。あとから後悔しないように、それぞれの処分方法のメリットやデメリットを参考にしてみてください。

【1】自治体に家庭ごみとして処分してもらう

メリット

処分費用が安い

デメリット

自分の都合のよい日時に処分できない

電子レンジの処分方法は、お住まいの地域の各自治体により異なります。まずは、粗大ごみになるのか不燃ごみになるのか確認しましょう。

▼不燃ごみの出し方

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東京23区では、処分したい電子レンジの一辺が30cmにみたない小型の小型電子レンジの場合は、燃えないごみとして取り扱われています。あらかじめお住まいの自治体に確認してみましょう。

不燃ごみとして処分できる小型電子レンジは、指定日にいつものようにごみとして捨てるだけで処分できます。

地域によっては、指定されたごみ袋に入れる必要があるので、あらかじめ確認しておきましょう

▼粗大ごみの出し方

  1. 1.地域の自治体の粗大ごみ受付センターに申し込む
  2. 2.コンビニなどで手数料分の納付券を購入し電子レンジに貼る
  3. 3.収集日に指定された場所に電子レンジを置いておく

粗大ごみとして処分する場合は、粗大ごみ受付センターで予約する必要があります。

また、手数料分の納付券を購入しますが、費用は300円から800円程度と比較的安く処分することができます。

しかし、自分の都合のよい日時に処分することができないため、すぐにでも処分したいという方には不向きです。

「粗大ごみ受付センターHP」

▼処理施設へ直接持ち込みも可能

  1. 1.地域の自治体の窓口に持ち込みを申し込む
  2. 2.コンビニなどで手数料分の納付券を購入し電子レンジに貼る
  3. 3.予約した日時にに電子レンジを持ち込む(身分証が必要)

自治体によっては、粗大ごみを処理施設へ直接持ち込みできるところもあります。持ち込みの場合は手数料が無料〜400円程度と安く済むことが多いので、持ち運びができる環境ならこの方法も検討してみてはいかがでしょうか?

また、どうしてもすぐに処分する必要があり、そだいごみの回収日を待てない場合などもこちらの方法がおすすめです。

【2】フリマアプリで売却する

メリット

・思わぬ高値で売れることもある

デメリット

・状態によってはなかなか売れない ・手間や送料がかかる ・購入者とトラブルが発生することがある

まだ使える電子レンジを処分する際は、メルカリなどのフリマアプリに出品してみるのがおすすめです。

人気の家電シリーズなどの状態がよい商品は思わぬ高値で売れることがあります。しかし、梱包や発送すべてを自分でおこなうため、手間とお金がかかってしまうのが難点です。

LIMIA編集部
ワンポイント
すぐに売れることもあれば、なかなか買い手が付かないこともあります。どのくらいの期間で売れるのか予想できない点もデメリットとして挙げられます。

【3】リサイクルショップに売る

メリット

・思わぬ高値で売れることもある ・こちらの指定した日時に引き取ってもらえる

デメリット

・電子レンジの状態によっては売却できないこともある

リサイクルショップに売却する場合は、出張買取を展開しているショップがおすすめです。都合のよい日時に査定にきてくれるため、とくに必要な準備もありません。

しかし、製造から年数がたっている古い型の電子レンジや、故障などで動作がスムーズでないような状態の電子レンジは買取してくれないこともあります。

LIMIA編集部
ワンポイント
店舗に直接持ち込む、郵送で送って査定してもらうなど、さまざまな買取方法があるので、お近くのリサイクルショップがどのような買取方法を取り扱っているか、事前に確認しておきましょう。

【4】家電量販店で処分・下取りしてもらう

メリット

・こちらの指定した日時に引き取ってもらえる

デメリット

・処分費用がかかる場合もある

家電量販店で処分する場合、処分・下取りの2パターンがあります。

処分は、処分したい電子レンジを購入した家電量販店で処分してもらう方法で、基本的に有料になります。

下取りは、新しく電子レンジを購入した家電量販店で処分してもらう方法で、無料で下取りしてくれる場合もあれば、数千円程度の下取り費用が掛かってしまうこともあります。また、状態がよい電子レンジなら、下取りの際に「売値」が付いて売却できる場合もあります。

LIMIA編集部
ワンポイント
処分したい電子レンジの購入元や、新しい電子レンジの買い替え先でなくても、処分を引き受けてくれる家電量販店もあります。お近くの量販店に電話で確認してもらうのもおすすめです。

【5】不用品回収業者に回収してもらう

メリット

・希望する日時に引き取ってもらえる・すぐに対応してもらえる

デメリット

・処分費用が高いことがある

いますぐに電子レンジを処分したいと考えている人は、不用品回収業者がおすすめです。電話やメールでこちらの希望の日時に回収にきてくれるので、手間も時間も少なく済みます。

しかし、他の方法に比べて費用がかかる点がデメリットとして挙げられます。そんなときは、電子レンジ以外の不用品や家電をまとめて処分すると、単体で処分する際に比べて割引してくれるなど費用を抑えられるのでおすすめです。

LIMIA編集部
ワンポイント
回収した電子レンジを不法投棄したり、後から高額請求をしてくる「悪徳業者」と言われるような業者にあたらないように、都道府県や市区町村から一般廃棄物処理の認可を受けた業者に依頼するようにしましょう。

電子レンジの処分費用

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電子レンジを処分する方法

費用の目安

自治体

・不燃ごみ:無料 ・粗大ごみ(回収):1台あたり300円~800円程度 ・粗大ごみ(持ち込み):無料~1台当たり400円程度

フリマアプリ

・買い手との交渉次第で「売値」が付く

リサイクルショップ

・査定無料(電子レンジの状態により「売値」が付く)

家電量販店

・処分:数千円程度 ・下取り:無料~数千円程度の下取り費用が掛かる (状態がよければ「売値」が付く場合もある)

不用品回収業者

・業者により異なる(2,000円程度で処分してくれるところもあれば1万円を超えるところも)

電子レンジを各自治体の不燃ごみで処分する場合は費用は掛かりません。粗大ごみで捨てる際は、回収の場合1台あたり300円〜800円程度、持ち込みの場合1台あたり無料〜400円程度となり、各地域ごとに異なります。

家電量販店で処分するときは、数千円程度の手数料が発生する場合が多いようです。しかし、新しい電子レンジへの買い替えなら無料で引き取ってもらえたり、逆に売値が付いて売却できることもあります。

不用品回収業者による処分は、業者により費用が大きく異なります。2,000円程度で処分してくれるところもあれば1万円を超えるところもあります。そのため、信頼できる不用品回収業者に依頼するようにしましょう。

なお、状態がよい電子レンジは、処分ではなくフリマアプリ・リサイクルショップへの売却がお小遣いかせぎにもなりおすすめです。

電子レンジを処分する際の注意点まとめ

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●電子レンジは「小型家電リサイクル法」の対象
●まだ使える電子レンジはフリマアプリかリサイクルショップで売却する
●1辺が30cm以内の小型の電子レンジは燃えないゴミに出せる自治体もある
●自治体の粗大ごみは回収、持ち込みどちらも可能
●家電量販店で処分や下取りができる
●不用品回収業者に依頼する際は悪徳な業者にあたらないように、都道府県や市区町村から一般廃棄物処理の認可を受けた業者に依頼

電子レンジの処分にお悩みなら、プロに依頼してすっきり解決!

電子レンジの処分を自分で行おうとすると、それなりの時間や手間がかかってしまいます。そんなときは、プロの業者に依頼してみるのがおすすめです。

電子レンジの処分はくらしのマーケットにお任せ!

出典:くらしのマーケット

電子レンジを処分したいという人は、「くらしのマーケット」の利用がおすすめです。

電子レンジの処分から害虫駆除、水回りのトラブルまで、暮らしにまつわるサービスを掲載しており、さまざまな事業者の中から、口コミや料金で比較して気になったところを選ぶことができます。実際に利用したユーザーの声を参考にしながら比較できるため、安心して事業者に依頼することができるのがポイントです。

また、登録している事業者は全国にいるため、サービス毎の対応エリアが広いのも魅力の一つ。

電子レンジの処分にお困りの人は、この機会に一度試してみてはいかがでしょうか。

電子レンジの処分に関するQ&A

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Q1. 電子レンジは何ゴミですか?

A. 地域により異なりますが、東京23区の場合は1辺が30cm以内の小型の電子レンジは燃えないゴミ 、それ以上は粗大ゴミになります。

東京23区では、電子レンジの一辺が30cmにみたない小型の小型電子レンジの場合は燃えないごみ、それ以上は粗大ごみとして取り扱われています。

処分方法は各自治体ごとに異なるので、あらかじめ確認してみましょう。

Q2. 電子レンジの寿命は何年?

A. 電子レンジの平均的な耐用年数(寿命)は、だいたい10年とされています。

1日30分くらい電子レンジを使用するとだいたい10〜12年程度で、食品を温めるために使われるマグネトロンが寿命を迎えるため、電子レンジの平均的な寿命もだいたい10年とされています。

Q3. 電子レンジを無料で処分する方法は?

A. 小型の電子レンジなら無料で不燃ごみとして処分できます。また、フリマアプリやリサイクルショップに売却したり、 家電量販店で下取りに出すと売値が付くことがあります。

小型の電子レンジなら燃えないゴミとして無料で回収してくれる自治体があります。

また、使える電子レンジならフリマアプリやリサイクルショップなどで売却することにより、処分費用をかけずに引き取ってもらうことが可能です。

なお、買い替えの場合は、新しい電子レンジを購入する際に古い電子レンジを下取りしてくれる家電量販店もあります。

不用品処分に関するその他の記事はこちら

※記事内の情報は、LIMIA編集部の調査結果(2023年3月)に基づいたものです。
※画像の一部はイメージです。

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