石油ファンヒーターの適切な処分方法5つ!粗大ゴミで出せる?処分費用や灯油の捨て方までまとめて解説

冬の暖房器具に重宝する石油ファンヒーターですが、故障などで不要になった際にどう捨てたらいいか悩むところ。そこで今回は、石油ファンヒーターの正しい処分方法や処分費用について解説。合わせて残った灯油の取り扱い方についてもご紹介します。

本サービス内ではアフィリエイト広告を利用しています

  • 5659
  • 1
  • 0
  • いいね
  • クリップ

石油ファンヒーターは無料回収してくれる?

石油ファンヒーターがまだ使用できる状態であれば、リサイクルショップやフリマアプリなどで売却できる可能性があります。処分費用がかからないうえに値が付くと臨時収入になるので、一度査定してもらうとよいでしょう。

次に費用を抑える方法としては、自治体に粗大ゴミとして出すのが有効。地域によって異なりますが、200円(税込)~800円(税込)程で処分できることがほとんどです。

石油ファンヒーターの処分方法5つ

石油ファンヒーターの主な処分方法を5つご紹介。それぞれメリット・デメリットがあるので、ご自身にとって好都合なものを選択してください。

【1】自治体で粗大ゴミとして出す

メリット

デメリット

・確実に処分できる ・比較的費用を抑えられる

・手間がかかる ・処分する日まで期間が空くこともある

自治体によって異なりますが、石油ファンヒーターは粗大ゴミに分類されることがほとんど。ゴミ出しルールに従って処分しましょう。また、場合によっては直接処理施設に持ち込むことも可能。いずれも事前にゴミ処理券(シール)の購入や予約が必要となります。

▼石油ファンヒーターを粗大ゴミとして出す手順

  1. 1.自治体の粗大ごみ回収センターに申し込む(電話・インターネットで予約)
  2. 2.必要な金額分のゴミ処理券(シール)を指定店舗で購入する
  3. 3.ゴミ処理券(シール)に必要事項を記入して石油ファンヒーターに貼る
  4. 4.予約した日に石油ファンヒーターを指定場所へ持っていく

▼かかる費用は?

自治体

処分費用

東京都(新宿区)

タンク容量5l以下:400円(税込) タンク容量5l以上:800円(税込)

大阪府(大阪市)

400円(税込)

神奈川県(横浜市)

200円(税込)

自治体によって処分にかかる費用は異なるので、事前にお住まいの地域の自治体公式HPなどでご確認ください。

なお、自治体に粗大ごみとして出すときは、内部に灯油が残っていないかを確認し、使い切るか破棄してから処分します。また、乾電池式のものは乾電池も抜いておくようにしましょう

【2】家電量販店やホームセンターで引き取ってもらう

メリット

デメリット

・新しい石油ファンヒーターを買うと同時に手放せる ・比較的手間がかからない

・店舗によっては対象外のところもある

家電量販店やホームセンターのなかには、新しい石油ファンヒーターを購入する際に古い石油ファンヒーターを引き取ってくれるところもあります。なかには新規で購入せず引き取りだけを受け付けているところもあるので、お近くの店舗にお問い合わせください。

店舗名

引き取り料

ヤマダ電機

エディオン

1,100円(税込)

ジョーシン

1,100円(税込)

ケーズデンキ

2,200円(税込)

ヨドバシカメラ

2,200円(税込)

ビックカメラ

コメリ

無料(同店購入商品につき同等品1台)

カインズ

無料(同店購入商品につき同等品1台)

引取料金や利用条件は店舗ごとに異なります。なお、ヤマダ電機やビックカメラなど一部対応していないところもあるのでご注意ください。

【3】リサイクルショップで買い取ってもらう

メリット

デメリット

・換金できる可能性がある

・買い取ってもらえない可能性もある

まだ使用できる石油ファンヒーターは、リサイクルショップで売却するのもひとつの手。製造5年以内の製品であれば、比較的高値で買い取ってもらえる可能性があります。また、出張買取を実施している店舗もあるので、持ち込みが難しければそのようなサービスを利用してみるのもおすすめです。

一方で、製造年が古かったり一部故障があったりすると値がつかないことも。売却は諦めて違う方法を検討しましょう。

【4】フリマアプリやネットオークションに出品する

メリット

デメリット

・自分の希望価格で販売できる ・換金できる可能性がある

・手間がかかる ・トラブルに繋がる可能性もある ・すぐに処分したいときは不向き

石油ファンヒーターの状態によっては、フリマアプリやネットオークションに出品する方法もあります。スマホで気軽にできるうえ、自分で販売価格を設定できるのが魅力といえるでしょう。

ただし、梱包や発送の手間がかかるほか、買い手とのトラブルに発展するリスクもあります。また、需要がないと売却できないため、処分を急いでいる方にはやや不向きかもしれません。

【5】不用品回収業者に依頼する

メリット

デメリット

・手間がかからない ・灯油が入っている、故障していても回収してもらえる

・割高になる可能性もある ・業者を見極める必要がある

すぐに処分したいときや石油ファンヒーター以外の不用品もまとめて処分したいときは、不用品回収業者に依頼するのが◎。自宅まで取りに来てもらえるので運び出しの必要がなく、灯油が残っていたり故障していたりしても回収してもらえます

ただし、不用品回収業者のなかには一部悪質な業者も存在します。無料回収を謳っていても、トラックに積み込んだ途端高額を請求されるケースもあるようなので、よく吟味してから依頼する必要があります。

▼おすすめの不用品回収業者

出典:くらしのマーケット

石油ファンヒーターの処分にお困りなら、「くらしのマーケット」の利用がおすすめです。

不用品回収から害虫駆除、水回りのトラブルまで、暮らしにまつわるサービスを掲載しており、さまざまな事業者の中から、口コミや料金で比較して気になったところを選ぶことができます。実際に利用したユーザーの声を参考にしながら比較できるため、安心して事業者に依頼することができるのがポイントです。

また、登録している事業者は全国にいるため、サービス毎の対応エリアが広いのも魅力の一つ。

不要な石油ファンヒーターを廃棄したいなら、この機会に一度試してみてはいかがでしょうか。

石油ファンヒーターを処分するタイミング

上記のような症状がみられたら一度点検が必要。説明書を確認して適切な対処法をとりましょう。

なお、故障のサインを無視したまま使用を続けると火災などの事故に繋がる恐れがあるため非常に危険です。異常が改善されないようならすぐに使用を中止して、修理や買い替えを検討するようにしてください。

石油ファンヒーターを処分する際の注意点

石油ファンヒーターは適切な処理をしてから捨てないと発火する恐れがあります。これからご紹介するポイントに必ず注意してください。

灯油が残ったまま捨てない

先述した通り、内部に灯油が残っていると発火などの事故に繋がる危険性があるので、必ずタンクのなかは空にしてから捨てましょう。灯油の処分方法については以下を参考にしてみてください。

▼使い切る

いちばん早いのが灯油を使い切ってしまう方法。ただし、石油ファンヒーターの本体が故障していると発火してしまう恐れがあるので避けるのがベター。また、なかには説明書に空焚きの方法が記載されているものもあるので、一度ご確認ください。

▼ガソリンスタンドに持って行く

使い切れない量の灯油が残っているときは、ガソリンスタンドに持ち込むのがおすすめ。安全かつ適切に灯油を処分してくれます。なお、ガソリンスタンドによって無料で引き取ってくれるところもあれば有料になるところもあるので、事前に確認しておくと◎。また、バイク屋さんでも対応してくれる場合があります。

乾電池は抜いておく

乾電池式の石油ファンヒーターの場合、そのまま処分するのはNG。乾電池は必ず抜いて、乾電池リサイクルBOXなどに出しましょう。また、石油ファンヒーターを処分せずに保管する場合も、液漏れなどを防ぐために乾電池は抜いておくことをおすすめします。

石油ファンヒーターの処分に関するQ&A

Q1. 石油ファンヒーターの寿命は何年?

A. 製品にもよりますが、石油ファンヒーターの寿命は約8年~10年が目安です

石油ファンヒーターの寿命は約8年~10年です。故障したまま使用を続けると事故に繋がる恐れがあるのでご注意ください。なお、この年数はあくまでも目安なので、不具合がないか定期的に確認しておくのが賢明です。

Q2. 石油ファンヒーターを手間なく捨てるには?

A. 不用品回収業者に依頼するか出張買取サービスを利用する方法があります

いちばん確実なのは自治体に粗大ゴミとして出す方法ですが、灯油を処分する・持ち運ぶなどの手間がかかります。灯油の処理が難しい場合は不用品回収業者に、運び出すのが厳しい時は家電量販店・ホームセンター・リサイクルショップなどの出張買取サービスを依頼するのがおすすめ。リサイクルショップで値が付けば換金できてお得です。

Q3. 石油ファンヒーターを高値で売るコツを教えて!

A. できるだけ新品の状態に近づけておくことをおすすめします

付属品の有無は査定に大きく響くので、事前に不足がないか確認しておきましょう。また、なるべくキレイな状態にしておくのも大切なポイント。とくに汚れやすい石油口付近・送風口・底面などは念入りに掃除しておきましょう。加えて、需要が高まる秋から冬の時期に売却するのも有効です。

不用品処分に関するその他の記事はこちら

※記事内の情報は、LIMIA編集部の調査結果(2023年3月)に基づいたものです。
※画像の一部はイメージです。

  • 5659
  • 1
  • いいね
  • クリップ
コンテンツを違反報告する

あなたにおすすめ

関連キーワード

関連アイデア

カテゴリ

このアイデアを投稿したユーザー

LIMIA編集部の公式アカウントです。手軽な家事の工夫、お得なセール情報、100均グッズ、収納アイデアなど、暮らしに関するオリジナルコンテンツを配信しています。

LIMIA編集部さんの他のアイデア

不用品・遺品整理のデイリーランキング

おすすめのアイデア