蜂の巣を放置するとどうなる?自分でできる対処法を紹介

今回の記事では蜂の巣を放置するとどうなるかについて紹介していきます。蜂の種類別に巣が空になるタイミングや自分でできる駆除方法なども紹介しているので、最後までチェックしてみてください。

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蜂の巣を放置したままでも大丈夫?

蜂が繁殖してしまう

蜂は女王蜂を中心に巣の中で群れを作って生活しており、毎日卵を産んで育てています。そのため、蜂の巣を放置すると、群れの規模が大きくなることがあります。

種類によって変わってきますが、主に7~9月の間に働き蜂が産まれて行動範囲がどんどんと広がるため、蜂に刺される可能性も高くなっていきます。

蜂に刺されてしまうこともある

蜂の巣を放置していると刺されてしまう危険性が高まります。蜂のなかでもとくにスズメバチは獰猛で巣に近づくものを無差別に攻撃し、毒性が強い生き物です。

万が一刺されてしまった場合、激しい痛みを感じるだけでなくアナフィラキシーショックを起こして死に至ることもあります。スズメバチの巣を見つけた場合には決して近づかないようにしましょう。

近隣に迷惑をかける可能性も

蜂の巣の放置は、自分が危険なだけでなく周囲にも危険にさらすことになります

自分の敷地にできた蜂の巣により近隣が被害を被ってしまった場合、責任の所在は所有者となり、損害賠償請求されてしまう可能性もあります。

幼虫を狙って他の害虫が近づいてくる可能性がある

蜂の巣を放置しておくと、幼虫を狙って他の虫が増える可能性が出てきます。ムカデや他の大きな蜂が寄ってくる危険性もあるため注意しましょう。

とくにミツバチは採ってきた蜜を巣に貯める習性があるため、その香りに反応して他の害虫が寄ってきます。また、ミツバチの巣から落ちた蜜がシミになるなど、家を傷める可能性もあるため注意が必要です。

【蜂の種類別】巣の特徴と空になるタイミング

【1】ミツバチ

ミツバチの巣は板のようなものが連なってぶらさがっており、大きいと約1mになることも。また、スズメバチやアシナガバチとは違い、同じ巣を何年も使い続けるといった特徴があるため、なかなか巣が空になることはありません。

【2】スズメバチ

スズメバチの初期の巣は入り口部分が細い筒状で、完成に近づくとマーブル模様の丸い形になっていきます。大きな巣だと約80cmになることも。

女王バチ以外のスズメバチは冬の寒さに耐えられないため、越冬できません。そのため、10~12月頃がスズメバチの巣が空になるタイミングです。

【3】アシナガバチ

アシナガバチの巣の特徴は六角形の穴がむき出しで、シャワーヘッドのような形をしています。大きさは約15cmほどに育ちます。

アシナガバチの寿命は羽化してから約1ヵ月と短いのが特徴です。巣が空になる時期はスズメバチと同じく、10~12月頃となっています。

【4】ドロバチ

巣の形態は大きく2つに分かれます。

1つは土の中に泥のような塊を作るもので、もう一方は竹など筒状の内側に泥でしきりを作るタイプです。

汚れに見えることがほとんどですが、出入りするための穴が空いているため、見かけたら刺激しないようにしましょう。

ドロバチの活動時期は6月から10月頃くらいまでとされています。巣に卵を生んで餌を入れ終わると入り口を閉じてしまい、成虫は飛び去っていきます。

自分でできる蜂の巣の対処法

用意するもの

  • 蜂が嫌がる成分を配合した市販の殺虫剤
  • 防護服
  • 手袋
  • 長靴
  • 長さのある棒
  • 赤のセロハンをつけた懐中電灯
  • 2重にした袋

蜂の巣駆除の手順

蜂の巣を駆除する際は日中に蜂の巣がある場所を正確に把握し、蜂の活動が鈍くなってくる日没後2〜3時間後に作業を開始しましょう

  1. 1.防護服、手袋、長靴を着用し肌の露出箇所がないか確認
  2. 2.徐々に巣穴に近づき入り口付近を約3分ほど殺虫剤を噴射する
  3. 3.蜂の駆除が完了したら巣の下に2重にした袋を設置し、棒でつついて巣を落とす
  4. 4.袋にも殺虫剤を噴射する
  5. 5.袋を縛って可燃ごみとして出す

蜂の巣の駆除ならハチ110番に依頼しよう!

蜂の巣を見つけて困っている方は、「ハチ110番」の利用がおすすめです。

スズメバチは11,1000円(税込)〜、アシナガバチは8,800円(税込)、ミツバチは11,000円(税込)〜依頼が可能。電話でのご相談は24時間365日受付中のため、ハチ駆除にお困りの人はまずは気軽に事前見積もりのご相談をしてみてはいかがでしょうか。

※対応エリア・加盟店により記載の価格で対応できない場合があります
※巣の場所がわからない、取り出せない・高所などの特別な場合別途料金がかかる場合があります

蜂の巣駆除に関するQ&A

Q1. 蜂の巣を放置するとどうなる?

A. 蜂が繁殖してしまうだけでなく、刺されてしまう可能性や近隣の方に迷惑をかけてしまう可能性があります。

蜂は女王蜂を中心に巣の中で群れを作って生活し、毎日卵を産んで育てているため、蜂の巣を放置することで群れの規模が大きくなってしまいます。さらに、幼虫を狙ってムカデや他の大きな蜂などが寄ってくる危険性もあるため注意しましょう。

また、自分自身が蜂にさされてしまう可能性があるだけでなく、近隣の方に迷惑をかけてしまうので、なるべく早く駆除するようにしてください。

Q2. 蜂の巣が空になるタイミングは?

A. 蜂の巣が空になるタイミングは種類によって変わってきます。

スズメバチ・アシナガバチは女王蜂の越冬をするため、10~12月頃は巣が空になるタイミングとなります。

ただ、ミツバチは他の種類の蜂とは違い、同じ巣を何年も使い続けるといった特徴があるため、なかなか巣が空になることはありません。

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※本記事で紹介した作業を行う際には危険を伴う可能性がありますため、怪我や事故などに十分ご注意の上で作業を行うようにしてください。
※ 記載している情報は、LIMIA編集部の調査結果(2024年7月)に基づいたものです。
※ 画像は全てイメージです。

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