【洗濯機の排水口が掃除できない】真下にあっても大丈夫!お手入れのコツを紹介
真下や狭い位置などにあることが多く、手が行き届きにくい洗濯機の排水口。ですが、思わぬトラブルを避けるためにも定期的なお掃除が必要です。そこで今回は、自分でできる洗濯機の排水口のお掃除方法やかさ上げを交えたお手入れを楽にするコツをご紹介。意外と簡単にできることばかりなので、この機会にぜひ実践してみてください。
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洗濯機の排水口を掃除しないとどうなる?
洗濯機の排水口のお掃除を長年怠ると、蓄積したゴミが水の流れを遮ってしまい詰まりやすくなります。また、下水臭のような異臭を放つ原因になるほか、行き場を失った水が排水ホースに圧力をかけて水漏れを起こす可能性も。最悪の事態を招かないためにも、こまめなお手入れが大切です。
メーカー別排水エラーコード
メーカー名 | 排水エラーコード |
SHARP(シャープ) | E03 |
Panasonic(パナソニック) | U11/U19 |
日立 | C0/C2 |
東芝 | C1 |
AQUA(アクア) | E12/E2 |
Haier(ハイアール) | E1 |
脱水中に上記のような排水エラーコードが表示されたら、排水口が詰まっている可能性大! 直ちに対処する必要があります。
洗濯機の排水口の種類
洗濯機の排水口には種類があり、マンションや一戸建てなど設置している家によって異なります。お掃除のしやすさにも関わるので、ご自宅の排水口がどのタイプかをここで確認しておきましょう。
防水パンあり
防水パンありは洗濯機の排水口のなかでも主流のタイプ。水漏れなどに備えて設置された防水パンのなかに排水口があり、主にマンションに多い傾向です。洗濯機を置くと排水口が見えなくなってしまう場合もあり、お掃除しにくい点がネックです。
防水パンなし
床に直接接続されているのが防水パンなしタイプ。なかでも下水の臭いが室内に戻らないようにするための排水トラップがついているものとついていないものがあり、取り外し可能な排水トラップがあれば自分でのお掃除が可能。ただし、排水トラップが排水口と一体化しているもしくは排水トラップがない場合、素人ではお手入れが厳しいのでプロに依頼するのが賢明かも。一戸建てによくみられるので、当てはまる方は一度確認してみてください。
洗濯機の排水口の外し方
- 1.洗濯機の電源を抜いて水道の蛇口を閉める
- 2.排水口と排水ホースを繋ぐL字型パイプ(エルボ)を緩めて排水ホースを抜く
- 3.一番上にある格子状の皿目を反時計回りに回して外す
- 4.筒状の防水パイプ(封水筒)を反時計回りに回して外す
- 5.なかにある泡防止パイプと仕切筒を外す
排水口タイプによって若干異なりますが、基本的には上にあるものから順に外せばOKです。
洗濯機の排水口を自分で掃除する方法
洗濯機の排水口は自分でも簡単にお掃除ができます。後回しにしがちな場所ではありますが、この機会に一掃しておきましょう。
準備するもの
- ゴム手袋
- 古い歯ブラシ
- スポンジ
- サランラップ
- 輪ゴム
- 雑巾
- バケツ
- 漂白剤(重曹/クエン酸)
- パイプクリーナー(排水口用洗剤)
掃除手順
- 1.洗濯機の電源を抜いてアース線を取り出す
- 2.水道の蛇口を閉めて給水ホースと排水ホースを取り出す
- 3.洗濯機を排水口が見える場所まで移動させる
- 4.排水口に接続されているフタ・管・排水トラップを取り外す
- 5.外した部品を漂白剤に30分程つけ置きする
- 6.排水口にパイプクリーナーを入れて30分程放置する
- 7.バケツなどで漂白剤を50倍程度に薄めて排水ホースに流す
- 8.排水ホースの口をラップと輪ゴムで留めて振り洗いをする
- 9.排水口に溜めたパイプクリーナーを流す
- 10.防水パンを雑巾などで拭き掃除する
- 11.取り外した部品を組み立てながら元に戻す
- 12.洗濯機を元の位置に戻す
作業に取り掛かる際は、肌荒れを防ぐためにもゴム手袋を着用しましょう。また、取れにくい汚れは古い歯ブラシやスポンジで擦り洗いをすると◎。なお、排水口のお掃除は重曹を1カップかけた後、お湯1カップにクエン酸小さじ2杯を混ぜたものを上からかけるのも有効。クエン酸がなければお酢でも代用可能です。
かさ上げすれば掃除がラク!
次回からのお掃除を楽にするためにも、洗濯機の下に隙間を作るかさ上げ台を設置しておくのがおすすめ。かさ上げすることで排水口や防水パンに手が届きやすくなります。また、排水ホースが潰れにくくなるほか、落し物が拾いやすくなったり振動を抑えられたりといったメリットもあるので、この機会に導入を検討してみるのもよさそうです。
洗濯機の排水口トラブルを防ぐコツ
洗濯機の排水口にまつわるトラブルは日頃のちょっとした工夫で防ぐことができます。清潔性を保つためにも、ご自宅の洗濯機を長く使い続けるためにも、以下のポイントを意識してみてください。
定期的なお手入れで汚れを取り除く
排水口のお掃除以外にも、洗濯槽に加えてゴミ取りネットや糸くずフィルターのお手入れも定期的に行いましょう。放置しておくと溜まったゴミが排水口まで流れてしまい詰まりの原因になるほか、洗濯後の仕上がりも悪くなります。常に清潔に保つよう心掛けることが大切です。
排水ホースを交換する
排水ホースを交換するのも効果的。一見キレイに見えても内部は汚れが溜まっていることが多く、詰まりの原因になりかねません。また、排水口に汚れが流れてしまうのを防ぐためにも2~3年に1回は交換を検討するのがおすすめです。
お風呂の残り湯の使用を控える
水道代を節約するためにお風呂の残り湯を活用する方も少なくないはず。ですが、残り湯には皮脂・体毛・雑菌などの汚れが含まれており衛生的にも好ましくないほか、これらは洗濯槽や排水口を汚しかねず詰まりを招く要因にもなります。排水口トラブルを避けたいなら、なるべく新しい水を使用するのが賢明です。
解決しないときはプロに相談
とくにドラム式洗濯機は防水パンとの間隔が狭く、排水口の掃除ができないこともしばしば。また、洗濯機を移動させるのも一苦労......。自分での作業が難しい場合は、プロに依頼するのもひとつの手! 素人が行うよりも効率的にクリーンな状態へと導いてくれます。
なお、業者選びのコツは最低でも2~3社は見積もりを出すこと。料金と作業内容を照らし合わせて、ご自身のニーズに沿う1社を見極めてみてください。
洗濯機の排水溝掃除なら水110番がおすすめ
洗濯機の排水溝掃除をしたいけど、自分では難しそう、、という人は、「水110番」の利用がおすすめです。
トイレや風呂、キッチンなど水回りのトライブルに関して8,800円(税込)〜依頼でき、相談から最短30分で対応してくれるスピード感が魅力です。電話・メールでのご相談は24時間365日受付中のため、洗濯機の排水溝掃除にお困りの人はまずは気軽に事前見積もりのご相談をしてみてはいかがでしょうか。
※ご依頼内容・対応エリア・加盟店により、記載されている価格では対応できない場合があります"
洗濯機の排水口掃除に関するQ&A
Q1. 洗濯機の排水口が汚れる原因は?
A. 主に、洗濯物の糸くずやホコリ、洗剤の溶け残りなどが溜まることが原因です。
洗濯時に排水される水と一緒に流れ出た洗濯物の糸くず・ホコリ・髪の毛・洗剤の溶け残りなどが排水口に溜まることで汚れが蓄積。このことが原因で詰まりを招くほか、汚れを養分に雑菌やカビが繁殖して異臭を放つケースも。放置しておくと状況は悪化する一方なので、こまめにお掃除する必要があります。
Q2. 洗濯機の排水口の掃除頻度はどのくらい?
A. できれば月に1回お掃除するのが理想です。
洗濯機の排水口のお掃除は月に1回行うのが理想的。とはいえ、手が行き届きにくい場所にあるので、半年に1回を目安に意識してみると◎。汚れの蓄積は排水口の詰まりだけでなく、水漏れや洗濯機本体の故障に繋がることもあります。億劫になりがちですが、定期的なお手入れを心掛けましょう。
Q3. 洗濯機の排水口掃除におすすめのアイテムを教えて!
A. 「パイプユニッシュ」などのパイプクリーナーがおすすめです。
市販されている「パイプユニッシュ」などのパイプクリーナーを使用すると、頑固な汚れも溶かして取り除いてくれるのでおすすめ。洗濯機だけでなくキッチンや洗面所の排水口掃除にも活用できるので、自宅に常備しておくと重宝します。また、こびりついた汚れやニオイを取り除くのに重曹とクエン酸も使えるので、一度試してみてください。
Q4. 洗濯機の排水口のパーツが取れないときは?
A. マイナスドライバーなどを活用してみてください。
汚れがたまって排水口のパーツが取れないときは、マイナスドライバーなどを用いると◎。突起物にマイナスドライバーを押し当てながら回すと、取り外しやすくなるはずです。
Q5. 洗濯機の排水ホースを外さずに掃除できる?
A. 排水ホースを外さなくてもお掃除は可能です。
排水ホースを取り外せない場合は、洗濯槽にお湯を低水位まで溜めてそこに重曹を入れて溶かします。その後、排水のみまたは通常コースで洗濯機を回せば◎。なお、排水ホースを無理に外すと水漏れや部品の破損が生じる可能性があります。むやみに手を出そうとせず、難しい場合は業者に依頼するのがおすすめです。
洗濯機のトラブルならこちらの記事もCHECK
以下の記事でも洗濯機関連のトラブルや疑問にお答えしています。気になる方は、合わせてご確認ください。
※記事内の情報は、LIMIA編集部の調査結果(2022年12月)に基づいたものです。
※画像の一部はイメージです。
※お掃除の際には、ゴム手袋をつけて、しっかりと換気を行い作業をしてください。
※お手入れをする際は、必ず電源プラグを抜いてから作業を行ってください。
※製品によって、お手入れのしかたは異なりますため、必ず製品の取扱説明書に従って作業を行ってください。
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