シロアリ駆除剤おすすめ15選！選び方や効果についても紹介

シロアリ駆除剤の選び方4ポイント

【1】目的で選ぶ

シロアリ駆除剤は、予防と駆除またはそのどちらにも効果のある商品が売られています。

予防目的で使うなら、シロアリが嫌う成分やニオイが含まれた忌避性（きひせい）のある駆除剤がおすすめです。

駆除目的の場合には、シロアリが薬剤を避けないように、忌避性の低い駆除剤を選びましょう。また、効果が長持ちして、巣にいる仲間のシロアリにも効果が発揮されるような駆除剤もおすすめです。

【2】成分で選ぶ

シロアリの駆除剤は、含まれている成分によって効果を発揮する速度や特徴に違いがあります。なかには、ペットや人にも毒となる場合もあるので、使用するときに注意しましょう。

【3】使い方で選ぶ

シロアリ駆除剤には、設置タイプやスプレータイプ、散布タイプがあります。

設置タイプやスプレータイプは扱い方が簡単なのが魅力。散布タイプはムラなく薬剤をまく必要があるため、やや扱いが難しいですが、効果が出やすい種類です。

【4】プラスの効果で選ぶ

シロアリ駆除剤のなかには、駆除成分以外にも木材を保護する防カビ、防腐成分が配合されている商品もあります。木材を保護することで、シロアリが好む環境を作りにくくしてくれます。

ほかにも、ニオイが気になる人には、無香料タイプもあるのでプラスの効果にも注目してみましょう。

シロアリ駆除剤おすすめ15選

ここでは、おすすめのシロアリ駆除剤を紹介します。設置タイプからスプレータイプ、散布タイプと紹介するので、好みに合わせて選んでみましょう。

イカリ消毒／シロアリ駆除剤 シロアリハンター

設置するだけで使えるのが魅力のイカリ消毒の「シロアリ駆除剤 シロアリハンター」。

昆虫に作用するビストリフルロン（脱皮阻害剤）成分が配合された駆除剤です。シロアリが駆除剤を巣に持ち帰り、仲間と薬剤を食べることで脱皮が徐々にできなくなることで巣から駆除ができます。

キンチョール／アリキンチョール

駆除と予防に効果的なキンチョールの「アリキンチョール」。

シロアリだけでなく、キクイムシなどの害虫の駆除や予防ができるスプレーです。専用の極細ノズルを使えば、被害に遭っている場所の狭い隙間にも駆除剤を噴射できます。

アース製薬／シロアリアース

速効性と持続性があるアース製薬の「シロアリアース」。

薬剤にはパウダーが配合されており、連鎖駆除で巣のシロアリにも効果があります。木材の防腐、防カビ成分も配合されているため、シロアリの食害も予防してくれます。

吉田製油所／白アリミケブロック

ニオイが少なく使いやすい吉田製油所の「白アリミケブロック」。

木材の防腐、防カビ成分が配合されており、シロアリの予防をしてくれます。薬剤を50倍まで薄めて使え、揮発性も低く、コスパがいいのも特徴です。ニオイも少ないので、使いやすさもあります。

フマキラー／シロアリジェットプロ

逆さにしても床下約6mまで薬剤が届くフマキラーの「シロアリジェットプロ」。

常温蒸散性のある殺虫成分エムペントリンが、木材の隙間や割れ目に浸透しやすく、奥に隠れたシロアリにも効果を発揮してくれます。羽アリには直接噴射して駆除することもできます。予防効果は使用した環境によって異なりますが、約1年です。

アース製薬／アースガーデン シロアリ・羽アリ撃滅

イエシロアリとヤマトシロアリに効果的なアース製薬の「アースガーデン シロアリ・羽アリ撃滅」。

ビフェントリンが配合されており、直接噴射すればシロアリの駆除ができ、あらかじめ散布しておけば予防もできます。イエシロアリやヤマトシロアリに効果的で、羽アリにも有効です。木材にも使用できる水性タイプ。

住友化学園芸／シロアリアタッカーEX

ニオイが少なく使いやすい住友化学園芸の「シロアリアタッカーEX」。

家屋の木材に被害を与えるシロアリだけでなく、キクイムシにも効果を発揮してくれる駆除剤です。ノズルで薬剤を噴射できるため、狭い隙間もラクラク。シロアリの場合には、環境によって異なりますが、約1年間予防効果があります。

キング園芸／シロアリ退治粉剤

粉タイプで使用量が調整しやすいキング園芸の「シロアリ退治粉剤」。

粉タイプのシロアリ駆除剤なので、花壇や家の周りに散布するだけでシロアリを予防できます。フェンプロパトリン、カルバリル、エトフェンプロックスの3つの有効成分が配合されており、速効性と持続性があります。

フマキラー／アリワンプッシュ

ワンプッシュでシロアリの予防や駆除ができるフマキラーの「アリワンプッシュ」。

あらかじめ気になる部分にワンプッシュしておくだけで、シロアリやクロアリなどの侵入を防げます。シロアリを駆除する場合には、直接噴射で効果を発揮してくれます。屋内でも屋外でも使用できるのも特徴です。

アイメディア／シロアリ撃退 ホウ酸スプレー

シロアリの習性を活かしたアイメディアの「シロアリ撃退 ホウ酸スプレー」。

薬剤に触れたシロアリにも巣にいるシロアリにも効果のある駆除スプレーです。遅効性のある薬剤なので、ゆっくりじっくり効きます。無香料タイプで、嫌なニオイがしないのも特徴です。

レインボー薬品／アンツハンタープロW粒剤

シロアリにもクロアリにも効果があるレインボー薬品の「アンツハンタープロW粒剤」。

薬剤にアリが触れることで、殺虫効果を発揮してくれます。ピレスロイド系の薬剤を配合し、シロアリ予防にも効果的です。散布用のボトルに入っているので、そのまま薬剤を散布することができます。

三喜工業／虫除け炭

除虫菊から採取された殺虫成分ピレトリンが配合された三喜工業の「虫除け炭」。

シロアリ以外にもクロアリやムカデなどの害虫にも予防効果があります。薬剤はマイクロカプセルに包まれており、効果の目安は約2年です。ニオイもほとんどないので、使いやすさもあります。

イカリ消毒／シロアリ木部用エアゾール

木材を腐りにくくする成分が配合されたイカリ消毒の「シロアリ木部用エアゾール」。

防除成分ビフェントリンを配合し、シロアリや羽アリ以外にもヒラタキクイムシにも効果があります。木材の防腐効果のあるシプロコナゾールも配合されているので、木材が腐食されるのを軽減してくれます。通常噴射とノズル噴射で場所に合わせて薬剤を散布できます。

フマキラー／アリ・ムカデ粉剤

撥水性があり雨に強いフマキラーの「アリ・ムカデ粉剤」。

シリコーンオイルで粉をコーティングしているため、撥水性があり雨にも強いのが特徴です。シロアリ予防だけでなく、クロアリやムカデ、シバンムシなどの予防にも効果があります。ニオイも少なく舞い散りも少ないため、使いやすいです。

アース製薬／虫コロリアース パウダースプレー

壁面や玄関下などにも噴射できるアース製薬の「虫コロリアース パウダースプレー」。

密着性のあるドライパウダーの防除スプレーなので、薬剤を散布しにくい場所でも使えるのが特徴です。撥水性もあり、雨に強く効果の持続性は約1ヶ月が目安です。シロアリやクロアリ、ムカデなどの這い上がりを防いでくれます。

シロアリ駆除剤の商品比較一覧表

シロアリ駆除剤の注意点4つ

【1】用法・用量を守る

シロアリ駆除剤には、パッケージなどに用法と用量が記載されているので、使用前に必ずチェックしましょう。

また、駆除剤を薄める必要がある場合にも、記載されている通りの量を使用しないと、効果が低くなる可能性があります。

【2】目的に合った駆除剤を使う

駆除を目的としている場合に、忌避性の強い薬剤を使用すると、シロアリが見えない場所に隠れて被害が拡大する可能性があります。

なかには、直接シロアリに噴射しなければ駆除効果のない薬剤もあるので、駆除方法や効能を確認しておきましょう。

【3】作業時にペットなどを近づけないようにする

駆除剤には、人や犬、猫などの哺乳類や魚類に毒性のある成分が配合されている商品もあります。

作業中には、子どもやペットを近づけないようにし、駆除剤を散布するときにはマスクなどの着用もしましょう。また、使用後も子どもやペットが誤飲しないように保管にも注意が必要です。

【4】市販のシロアリ駆除剤は応急処置程度の効果

シロアリを自分で完全に駆除することは難しく、市販の駆除剤は応急処置と考えておくのが無難です。本格的に駆除をしたいときには、専門業者に駆除を依頼しましょう。

「シロアリ110番」は、相談や見積もりが無料なので、シロアリが気になったらまずは相談してみましょう。

シロアリ駆除剤に関するQ＆A

Q1. シロアリ駆除剤には効果がある？

A. 完全な駆除は難しい

市販のシロアリ駆除剤を使って自分で完全に駆除するのは難しいです。シロアリを見つけたり、被害を確認したときには専門業者に相談してみましょう。

Q2. シロアリ駆除剤の選び方は？

A. 予防と駆除の目的から選ぶ

予防をしたいときには、シロアリが嫌うニオイや成分を含んだものを選ぶのがおすすめです。反対に、駆除をしたいときには、シロアリが好きなニオイを含み、巣の仲間までじっくり効果のある商品を選べるとよいでしょう。

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※記載している商品情報は、LIMIA編集部の調査結果（2022年12月）に基づいたものです。
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