ガスコンロ掃除にはセスキがおすすめ!5つのパーツ別に掃除方法を解説
昨今注目を集めているエコな洗剤のなかでも、ガスコンロの汚れに有効とされているセスキ。今回はそんなセスキを使ったガスコンロの掃除方法を、5つのパーツ別に紹介していきます。
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ガスコンロの掃除にセスキがおすすめな理由は?
セスキとは「セスキ炭酸ソーダ」のことをさし、天然由来の素材で地球や人体にやさしいという特徴があります。
弱アルカリ性の性質をもち、油脂を乳化したりたんぱく質を分解したりするため、ガスコンロに付着した油・焦げ・食材などの酸性の汚れに効果を発揮します。
弱アルカリ性ながら、重曹に比べて濃度が濃くなるため洗浄力も高く、水に溶けやすいのでつけ置き洗いやスプレーにしやすいところもポイントです。
ガスコンロ掃除のセスキの使い方は4種類
スプレー | スプレーボトルに、水500mlとセスキ炭酸ソーダ小さじ1杯を入れて溶かす。 |
パック | 汚れが気になる部分にキッチンペーパーやティッシュを敷き、セスキスプレーを吹きかける。 汚れの度合いによって、30分〜1時間ほど置く。 |
つけ置き | 二重にした大きめのゴミ袋に、50〜60度のお湯+セスキ炭酸ソーダ大さじ3杯を混ぜる。 汚れが気になるパーツを入れて口を留め、汚れの度合いによって、30分〜1時間ほどつけ置く。 |
煮洗い | 鍋にたっぷりのお湯とセスキ炭酸ソーダ大さじ5杯を混ぜる。 汚れが気になるパーツを入れ、15分程煮洗いする |
水に溶かしたセスキは汚れの度合いに応じて、さまざまな使い方ができます。
軽い汚れならセスキスプレーを吹きかけて拭き取ればオーケー。頑固な汚れはパックやつけ置き、煮洗いでじっくり汚れを落としましょう。
天板の掃除はセスキで【スプレー】
ガスコンロの中でも占める面積が広く、その分汚れが目につきやすい天板の掃除は、手軽にできるセスキスプレーを使った掃除がおすすめです。
必要なもの
- 水 500ml
- セスキ炭酸ソーダ 小さじ1杯
- スプレーボトル
- 雑巾
掃除の手順
- 1.スプレーボトルに水とセスキ炭酸ソーダを加え、セスキスプレーをつくる
- 2.天板にセスキスプレーを振りかける
- 3.雑巾で汚れを拭き取る
五徳の掃除はセスキに【つけ置き・煮洗い】
五徳は鍋やフライパンを置く部分にあたるため、焦げによる汚れが付着しやすいのが特徴です。
取り外しが面倒で掃除する頻度も少なくなりがちなので、頑固な焦げ付きもすっきり落とせるつけ置き洗いを取り入れましょう。
必要なもの
- 50~60度のお湯
- セスキ炭酸ソーダ 大さじ3杯
- 45Lのゴミ袋 2枚
- スポンジ
掃除の手順
- 1.二重にしたゴミ袋にお湯とセスキ炭酸ソーダを入れる
- 2.五徳を入れて、30分〜1時間ほどつけ置く
- 3.五徳の汚れをスポンジで洗い落す
バーナーキャップの掃除はセスキに【つけ置き】
調理中の拭きこぼれなどで汚れてしまうバーナーキャップも汚れが溜まりがちな部分のひとつです。取り外す作業が必要になるため、五徳を掃除するついでに一緒につけ置き洗いしましょう。
必要なもの
- 50~60度のお湯
- セスキ炭酸ソーダ 大さじ3杯
- 歯ブラシ
掃除の手順
- 1.セスキ炭酸ソーダを溶かしたお湯に30分〜1時間ほどつけ置く
- 2.歯ブラシなどで目詰まりを取りながら洗い流す
排気口の掃除はセスキで【パック】
排気口はグリルとつながっているため、使用中に吹き出た油や調味料などの汚れが溜まります。手の届きにくい場所でもあるので、パックを活用してきれいをキープしましょう。
必要なもの
- 水 500ml
- セスキ炭酸ソーダ 小さじ1杯
- スプレーボトル
- キッチンペーパー
- 割りばし
掃除の手順
- 1.スプレーボトルにセスキスプレーをつくる
- 2.キッチンペーパーにセスキスプレーを吹きかけ、排気口をパックする
- 3.5分程置き、キッチンペーパーを取る
- 4.割りばしにキッチンペーパーを巻きつけて、残った汚れを取り除く
- 5.仕上げに水拭きをする
魚焼きグリルの掃除はセスキに【つけ置き】
魚焼きグリルのパーツは、扉・グリル皿・焼き網があり、それぞれに油と焦げによる汚れが付着しています。パーツごとに外せるタイプも多いので、バラバラにできるものはそれぞれつけ置き洗いをするのがおすすめです。
必要なもの
- 50~60度のお湯
- セスキ炭酸ソーダ 大さじ3杯
- 45Lのゴミ袋 2枚
- スポンジ
掃除の手順
- 1.二重にしたゴミ袋にお湯とセスキ炭酸ソーダを入れる
- 2.各パーツを入れて、30分〜1時間ほどつけ置く
- 3.各パーツの汚れをスポンジで洗い落す
ガスコンロの汚れを防ぐ方法
ガスコンロは狭いスペースながら、掃除するカ所が意外と多く、時間と手間を要します。そこでここでは、ガスコンロの汚れをためないようにする方法をご紹介します。
使い終わるたびに掃除する
油や焦げなどの汚れが溜まりやすいガスコンロは、料理が終わった後や一日の終わりにササっと拭き掃除するだけでも汚れの蓄積を防ぐことができます。
いつでも手軽に拭き取れるよう、キッチンペーパーやセスキスプレーをキッチンに置いておくのもおすすめです。
ガスコンロの掃除なら「ハウスクリーニング110番」がおすすめ!
忙しい方や手間を省きたいという方は、プロにお任せするという選択肢もあります。「ハウスクリーニング110番」なら全国で受付が可能なうえ、24時間365日通話料無料で相談することができます。
また、カテゴリー別のセットプランや、お願いしたい箇所を自由に組み合わせるプランなど、自宅の状況に応じた掃除を依頼できるところも魅力です。もちろん一箇所からでも対応可能なので、自分でガスコンロの掃除をするのが難しいという方は、ぜひ活用してみてください。
セスキを使ったガスコンロ掃除に関するQ&A
Q1. ガスコンロ掃除はセスキと重曹どっちがいい?
A. 軽い汚れなら重曹、しつこい汚れにはセスキがおすすめです。
セスキも重曹もどちらも弱アルカリ性ですが、セスキの方がより性質が強くなるため洗浄力も高まります。
また、重曹は粒子が粗く研磨剤の役割も備えているのに対して、セスキは粒子が細かく水に溶けやすいため、スプレーなどで手軽に使いやすいという特徴もあります。よって、汚れの度合いや掃除するパーツに応じて使い分けるのがおすすめです。
Q2. ガスコンロ掃除でセスキを使うときに気をつけるポイントは?
A. 素材によっては変質・変色の恐れがあるので注意しましょう。
掃除する場所や素材によっては、セスキ炭酸ソーダがもつアルカリ性の性質により、変質・変色してしまうこともあります。ガスコンロを含めてキッチン周りの掃除をする際は、下記の素材に注意しましょう。
・アルミ類
・金銀などの貴金属品
・鋼
・真ちゅう
・漆器
・天然素材(畳、白木等コーティングされていない木材)
ガスコンロ掃除に関する記事はこちら!
※お掃除の際には、ゴム手袋をつけて、しっかりと換気を行い作業をしてください。
※記事内の情報は、LIMIA編集部の調査結果(2022年11月)に基づいたものです。
※画像は全てイメージです。
※一般的な使用方法をご紹介しています。製品の効能・使用法は、各社製品によって異なる場合もございます。各製品の表示・使用方法に従ってご利用ください。
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