【2023】家庭用ワインセラーのおすすめ17選|小型や大型・スリムタイプなど
ワインを美味しく保存したり長期熟成させたりできるワインセラー。ペルチェ式やコンプレッサー式、温度や湿度調整などさまざまな機能があり、種類や価格も豊富なため選ぶのが難しい商品です。今回は、選び方の紹介や『フォルスター』や『さくら製作所』などの人気メーカーをピックアップ。小型・大型・スリムタイプに分けておすすめの家庭用ワインセラーを17選紹介します。
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ワインの味を楽しむにはワインセラーが必要
ワインの適温は約14℃〜18℃。これよりも高い温度に晒されると劣化してしまいます。反対に、温度が低い冷蔵庫などに保管しておくと冷えすぎてしまい、ワインの熟成が進まないのです。
そのため、ワインを美味しく飲むためには、ワインを一定の適温に保つことができるワインセラーが必要です。
ワインクーラーとの違いって?
一般的には、加湿機能がある商品をワインセラーと呼び、ないものをワインクーラーと呼んでいます。
本来ワインを保存するのに適した湿度は65〜80%といわれています。ワインクーラーは30〜60%程度の湿度を短期間保てるため、短期間の保存には向いていますが、長期間の保存には向いていません。また、温度が少し低いことがデメリット。ワインを熟成させて長期保存することができません。
一方ワインセラーには加湿機能があるため、適切な湿度に設定することができます。まだ若いワインをたくさん買っておいて2〜3年熟成させてから飲みたい方や、高級ワインやグランヴァンクラスのワインを購入している方には、ワインクーラーよりもさらに快適な環境が作れるワインセラーがおすすめです。
しかし、加湿機能の有無はメーカーごとに異なるため、一概に「ワインセラー 」「ワインクーラー」という名称だけで判断するのではなく、加湿機能の有無を確認しましょう。
ワインセラーを選ぶときのポイント7つ
ここからはワインセラーを選ぶ際に注意したいポイントを7つ紹介します。
1. ワインの保存方法
2. 収納したいワインの本数
3. 遮光性
4. 温度調整
5. 湿度調整
6. 電気代
7. サイズ
1. ワインの保存方法
ワインを保存するための冷却方法には、主に下記の2つの冷却方式を採用しています。
・ペルチェ式
・コンプレッサー式
冷却方式によって、ワインの保存に向き不向きがあるためしっかりチェックしておきましょう。
デイリーワインなら「ペルチェ式」
温度制御を行える半導体素子を利用したタイプを「ペルチェ式」と呼びます。主に初心者向けのものに搭載されていることが多く、お値段がお手頃なことや、振動が少ないことがメリットとしてあげられます。他にも、コンプレッサーの稼働音がないためとても静かという特徴も。
反対に、ペルチェ式のデメリットは「冷却力」に限界があること。「外気ー15℃」までしか冷やすことができないため、真夏で外気が35℃といった場合にはワインを20℃までしか冷やすことができず、ワインの適正温度まで下げることができません。
また、 温度が安定しにくく長期熟成には向いていないので、デイリーワイン向けになります。
長期熟成させたいなら「コンプレッサー式」
冷蔵庫と同じようにモーターを駆動して冷却するのが「コンプレッサー式」。ペルチェ式に比べるとワインセラー自体のお値段が高いこと、稼働音が大きいことや重さがあることがデメリットとしてあげられます。
しかし、コンプレッサー式はとても冷却力に優れているため、外気温に関係なくキンキンに冷やすことが可能。また、安定して同じ温度を保つことができるため、ワインを長期熟成して飲み頃まで待つことができます。
他にも、消費電力が少なく、数年間のトータルコストを計算するとコンプレッサー式の方が安くなる傾向に。
2. 収納したいワインの本数
収納したいワインの本数をチェックしましょう。家庭用のワインセラーの一番小さいものだと2本収納するタイプのものから、100本超えの業務用にも使えるタイプまであります。
その中でも、初心者に人気のサイズは12本サイズ。ワインをこまめに購入して保存する方におすすめのサイズです。
反対に、若いヴィンテージワインを購入して長期間熟成させたい方や大量に買い付ける方には大型タイプがよいでしょう。
3. 遮光性
選ぶ際は、遮光性にも注意しましょう。光はワインを酸化させる原因になるといわれています。特に日光はワインの質を極端に劣化させるので、ワインセラーは冷蔵庫のような不透明な扉が適しています。
しかし、不透明でなくてもメーカーによって遮光性の高いUV加工のガラスを使用した扉もあるので、確認してみましょう。
4. 温度調整
ワインの保存で大事なのが「温度」で、ワインの種類ごとに適温が異なります。さまざまな種類のワインを保存したい方は、「2温度タイプ」のワインセラーを選ぶことがおすすめです。
2温度タイプとは、上下2段になっていて、それぞれの段ごとに温度調節が自由に可能なタイプのワインセラーのこと。2温度タイプであれば、保存温度の違う赤ワインとスパークリングワインを同時に適温に冷やして保存することが可能なので便利です。
5. 湿度調整
ワインの保存には湿度調整ができるかどうかも大切なポイント。湿度の低い場所で保存しているとコルクが乾き、その隙間から空気が入りワインの酸化に繋がってしまうのです。
ワインの保存に最適な湿度は、65~80%といわれています。とくに、長期熟成させたい場合には湿度が重要なため、安定して適した湿度に保つことができるかどうか確認しましょう。
6. 電気代
消費電力も確認しましょう。ワインセラーは冷蔵庫と同じく24時間ずっと稼働しておくため、電気代に大きく影響します。少しでも安くするには、製品のW数が低いものを選びましょう。
電気代を計算したい方は、以下の計算方法で算出することができます。
【例】自宅の電気代が1kWあたり27円の場合で、ワインセラーの消費電力が70Wの場合の1カ月の電気代
計算式:70W÷1000×24時間×30日×27円/kWh=1,360.8円
ただし、この数値はフルパワーで冷やしているときにかかる最大電力のため、実際には庫内が冷えて適温になったあとは消費電力がもっと低くなります。料金は実際にはもっと安くなるため参考程度にお考えください。
7. サイズ
ワインセラーを置きたい場所を考えて、サイズを選びましょう。ワインセラーは大きく分けて3つのタイプがあります。
・小型タイプ
キッチンの上に置いたり、リビングのちょっとしたスペースに置けるなど場所を取りません。そのため、お部屋がコンパクトな方におすすめです。
・大型タイプ
場所を取ることがネックですが、ワインを大量にストックしたい方におすすめのサイズです。
・スリムタイプ
高さはありますが、その分横幅がスリムな設計です。キッチンの狭い隙間に収納したい方におすすめです。
おすすめ家庭用ワインセラー17選
おすすめのワインセラーを、小型・大型・スリムタイプに分けて全部で17選紹介します。ワインセラーの選び方で紹介した項目をチェックしながら選んでみてくださいね。
【小型】おすすめのワインセラー7選
【大型】おすすめのワインセラー7選
【スリム】おすすめのワインセラー3選
おすすめワインセラーを比較表でチェックする
商品画像 |
アイリスオーヤマ
|
さくら製作所
|
ルフィエール
|
さくら製作所
|
さくら製作所
|
デバイスタイル
|
フォルスター
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フォルスター
|
フォルスター
|
さくら製作所
|
フォルスター
|
さくら製作所
|
さくら製作所
|
さくら製作所
|
ルフィエール
|
デバイスタイル
|
デバイスタイル
|
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
商品名 |
ワインセラー PWC-251P-B【プラザセレクト】
|
FURNIEL SAB-50G-PB
|
ルフィエール LW-S12
|
ZERO CLASS SB22
|
ZERO CHILLED OSK9-B
|
CE-8W-W
|
HomeCellar FJH-56GD BK
|
GrandCellar SG-122GD
|
HomeCellar FJH-108GD A
|
ZERO Advance SA38-W
|
DUAL FJN-160G BK
|
FRUNIEL SAB-90G-PB
|
ZERO CLASS Premium SB103
|
PRO CLASS SV155
|
ルフィエール LW-D18
|
CF-P7
|
DCF-C18W
|
特徴 |
各ワインにあった温度設定を可能に
|
加湿循環方式採用で長期熟成もできる
|
小型&スリムで省スペース
|
太めのボトルもスッキリ収納
|
あらゆるドリンクを冷やす冷蔵庫兼用タイプ
|
キッチンカウンターにも置ける
|
夏にも安心の酷暑対応タイプ
|
木目調がおしゃれな2温度タイプ
|
2温度タイプでワイン・日本酒を両方保管できる
|
新冷却システム採用の静かな一台
|
最大60本も収納可能
|
長期熟成もできる多彩な機能搭載
|
「0℃」にできる冷却性能
|
高級感あるプロ仕様ワインセラー
|
お手頃価格で入門者におすすめ
|
ミラーガラスを採用した美しい佇まい
|
斜め置きにも対応した本格仕様
|
最安値 |
10980円
送料無料
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|
49300円
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|
17800円
送料要確認
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|
57068円
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|
54300円
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|
12800円
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|
要確認
|
143575円
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|
要確認
|
99800円
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|
要確認
|
67800円
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|
206855円
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|
270358円
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|
21780円
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|
35273円
送料無料
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|
43181円
送料無料
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|
サイズ |
25.2×50×45cm(小型)
|
38×47.6×70.4cm(小型)
|
28×56.7×67.5cm(小型)
|
38×52.7×71cm(小型)
|
36×42.5×93cm(小型)
|
26.4×57×45.2cm(小型)
|
34.5×48×83cm(小型)
|
50.1×59×82cm(大型)
|
40×52.6×120.5cm(大型)
|
39×53×116cm(大型)
|
50×56×127cm(大型)
|
38×47.6×115cm(大型)
|
59.5×58×164.7cm(大型)
|
59.5×68×177cm(大型)
|
28×56.7×104cm(スリム型)
|
15×53×83.2cm(スリム型)
|
29×50×116cm(スリム型)
|
消費電力 |
65W
|
53/66W
|
70W
|
102/117W
|
102/118W
|
58/58W
|
ー
|
ー
|
ー
|
104/119W
|
ー
|
54/67W
|
148/168W
|
172/196W
|
100W
|
75/75W
|
75W
|
冷却方式 |
ペルチェ式
|
コンプレッサー式
|
ペルチェ式
|
コンプレッサー式
|
コンプレッサー式
|
ペルチェ式
|
コンプレッサー式
|
コンプレッサー式
|
コンプレッサー式
|
コンプレッサー式
|
コンプレッサー式
|
コンプレッサー式
|
コンプレッサー式
|
コンプレッサー式
|
ペルチェ式
|
ペルチェ式
|
コンプレッサー式
|
収納本数 |
8本
|
12本
|
12本
|
22本
|
9本
|
8本
|
18本
|
41本
|
34本
|
38本
|
54本
|
24本
|
103本
|
155本
|
18本
|
7本
|
18本
|
温度設定 |
1温度(8-18℃)
|
1温度(5-20℃)
|
1温度(4-22℃)
|
1温度(0-20℃)
|
1温度(0-22℃)
|
1温度(4-22℃)
|
2温度(5-18℃)
|
2温度(5-20℃)
|
2温度(5-20℃)
|
2温度(0-22℃)
|
2温度(5℃-20℃)
|
2温度(5-20℃)
|
1温度(0-20℃)
|
2温度(5-22℃)
|
1温度(4-22℃)
|
1温度(9-18℃)
|
2温度(5-20℃)
|
湿度調整 |
ー
|
○
|
ー
|
ー
|
年間平均湿度60%以上
|
ー
|
ー
|
○
|
ー
|
○(年間平均湿度60%以上)
|
ー
|
○(年間平均湿度60%以上)
|
○(年間平均湿度60%以上)
|
○(年間平均湿度60%以上)
|
ー
|
ー
|
ー
|
遮光性 |
ー
|
○
|
ー
|
○(UVカット率99%)
|
○
|
ー
|
○(UV99.5%遮断)
|
ー
|
○(UV99.5%遮断)
|
○(UV99%以上遮断)
|
○
|
○
|
○(UV99.5%遮断)
|
〇
|
ー
|
ー
|
ー
|
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ワインセラーの設置や使い方
初めてワインセラーを購入する方は、設置で気をつけることや設定に悩む方もいるのではないでしょうか。ここでは、簡単に設置の注意点や使い方を紹介します。
ワインセラーは置き場所に気をつけよう
ワインセラーを自宅に設置する際は、以下の3つのポイントに注意しましょう。
・湿気が少なく直射日光の当たらない場所
ワインセラーは湿気が少なく直射日光の当たらない場所を選んで設置しましょう。放熱効果が上がり、冷却能力の低下を抑えることで電気代のムダを省けます。
・水平な場所
設置する際は水平な場所に置きましょう。ワインは振動にとても弱く劣化に繋がります。揺れが起こらないように、設置したあとにガタつきがないかどうか確認してください。
・周りのスペースを確保
ワインセラーの周りは、放熱のためスペースを確保しましょう。ワインセラーの左右に0.5cm以上、上部に10cm以上が目安です。
ワインの種類に合わせて適正な設定温度にしよう
2温度タイプの場合や、一種類だけのワインを保存する場合には、以下を参考にワインの種類に合った温度設定をしましょう。
・赤ワイン:10〜18℃
・白ワイン:5〜14℃
・ロゼワイン:8〜14℃
・スパークリングワイン:5〜9℃
1温度タイプのワインセラーで、赤・白ともに入れる場合の温度設定は14~15℃がおすすめです。
せっかくならワインのアイテムにもこだわりを
ワインセラーを購入して美味しいワインを堪能するのなら、ワインのアイテムにもこだわってみませんか?
以下の記事では、ワインボトルの口に取りつけるだけでワインをよりおいしくしてくれる「ワインポアラー」や、おしゃれなワイングラスを紹介しています。ぜひこちらも参考にしてみてくださいね。
ワインに関するその他の記事もチェック
※本サイト上で表示されるコンテンツの一部は、アマゾンジャパン合同会社またはその関連会社により提供されたものです。これらのコンテンツは「現状有姿」で提供されており、随時変更または削除される場合があります。
※記載している商品情報は、LIMIA編集部の調査結果(2020年7月)に基づいたものです。
※記載しているカラーバリエーションは、2020年7月現在のものです。
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