蒸し器の人気おすすめ15選！ステンレス製や電子レンジ対応、せいろなど【素材別メリット】

蒸し器とは？

蒸し料理を作るときに使う蒸し器。水を加熱し、その蒸気の熱によって材料を柔らかくするための調理器具で、スチーマーとも呼ばれます。

蒸し料理は油を使わず栄養素が水分で溶け出しにくいため、とても健康的！　蒸し器を使ったヘルシー料理といえば、蒸し野菜、茶碗蒸し、棒棒鶏（蒸し鶏）、魚の姿蒸し、蒸ししゃぶなど。野菜だけでなく肉や魚のうま味もギュッと凝縮されてとってもおいしくできあがりますよ。

シーンに合うサイズや形状で蒸し器を選ぶ

まずは形状をチェックしましょう。蒸し器は大きく「鍋型」「プレート型」「せいろ」の3つのタイプに分けられます。

蒸し器を選ぶ上でサイズを確認しておくことも大切なポイント。蒸す食材の種類や量、収納スペースまで考えて選びましょう。最近では冷蔵庫や冷凍庫にそのまま入れられる、保存容器を兼ねたコンパクトな蒸し器もありますよ。

料理の幅が広がる鍋型の蒸し器

こんな人には鍋型の蒸し器

ご家庭でよく使われているのはこの鍋タイプの蒸し器ではないでしょうか。

鍋タイプには丸型と角型があります。角型のメリットは、さつまいもやにんじんなどの細長い食材も丸ごと並べられたり、角まで無駄なく使えるところ。

大容量の鍋タイプはたくさんの食材を一気に調理するのに便利。水をたっぷり入れて加熱できるので、長時間の蒸し料理に重宝します。高さのある器ごと蒸す茶碗蒸しやプリンをよく作る人は持っておくといいでしょう。

初心者にもおすすめ！プレート型の蒸し器

こんな人にはプレート型の蒸し器

鍋タイプよりも手軽に使用できるのがプレートタイプです。プレートタイプは鍋やフライパンなどの調理器具と併せて使えるのが特徴。

水を張った鍋やフライパンにプレートタイプの蒸し器を入れ、食材を乗せ、蓋をして加熱して蒸します。

使っていないときはコンパクトに折りたためるので、収納スペースを取りません。ただし、隙間にものが詰まりやすく、洗いにくいのがちょっと難点ではあります。

調理中から気分が高まるせいろ

こんな人にはせいろの蒸し器

蒸し器で思い出すのが、湯気の立つさまが食欲をそそる「せいろ」。

せいろにも、中華料理店でシュウマイや小籠包に使われる中華せいろと、深さが特徴的な和せいろがあります。和せいろは、茶碗蒸しなど器そのものに高さのある料理にも適しています。

料理によって素材で選ぶ

肉まんやシュウマイには香りも楽しめる木製のせいろがおすすめ

肉まんやシュウマイなどの点心、ちまきには杉や竹、ヒノキなどほのかな木の香りも楽しめる木製のせいろがおすすめ！

食材に水滴が付きにくく、ふっくらと蒸しあがるところがメリット。カビないようにしっかり乾燥させるなど、少々手間を要します。

茶碗蒸しやプリンはにおい移りがないステンレスやホーローが◎

におい移りがないステンレス製やホーロー製は、茶わん蒸しなど繊細な風味の料理にうってつけ。

また、ステンレスやホーローのメリットは丈夫でサビにくいところ。丸洗いできるからお手入れが簡単！　油が染み込んでしまう心配もありません。

蒸し野菜など彩りがきれいなものはおしゃれなガラス製で

シンプルながらもおしゃれに見せてくれる透明なガラス製の蒸し器は、彩りのよい蒸し野菜の調理におすすめ。加熱中でも中の様子がよく見えるので、ふたを開けなくても蒸し上がりを確認できるところがメリットです。

また、ガラス製の蒸し器は調理した後も、テーブルウェアとしてそのまま食卓に並べられます。

プラスチック製も多い「スチーマー」はレンジで簡単調理

シリコン製やプラスチック製など、電子レンジに対応したスチーマーは簡単に蒸し料理が食べたい人の強い味方！　一回に調理できる量は少ないですが、温度調整や火加減など細かく気を配る必要がなく、時短調理が叶います。最近では調理後そのまま冷蔵庫に保存できるところもメリット。

電気タイプのスチーマーはコンセントに繋いでスイッチを入れるだけで、自動調理してくれます。電子レンジ対応のスチーマーと同様に温度調節をする必要がなく、タイマー機能が付いているので、蒸しすぎてしまう心配もありません。

IH対応の素材を選ぶ

オール電化やIHを使っているご家庭は蒸し器が対応するかどうかの確認をしておくことが大切です。最近ではIHに限らず、ガスやハロゲンヒーターなどすべての熱源に対応した蒸し器もありますよ。

LIMIAが選ぶ！おすすめ蒸し器ご紹介

蒸し器を使って本格的に調理をしたいという方にぜひチェックしてほしい！　LIMIAがおすすめする蒸し器を9点紹介します。鍋タイプ、プレートタイプ、せいろとタイプ別に、定番のステンレス製からおしゃれな耐熱ガラスやホーロー製のものまで、さまざまな蒸し器をピックアップしました。

本格派！おすすめ蒸し器3選【鍋タイプ】

手持ちの鍋を活用！おすすめ蒸し器3選【プレート型】

ふっくら仕上がる！おすすめ蒸し器3選【せいろ】

簡単調理！おすすめ蒸し器6選【電子レンジスチーマー・電気スチーマー】

おすすめ蒸し器の比較一覧表

3COINSで買えるおしゃれでかわいい蒸し器

300円（税別）だからとってもリーズナブル！　折りたたみ式なので、使わないときはコンパクトに収納しておくこともできちゃいます。

蒸し器の使い方と注意点をおさらい

蒸し器を購入するなら、基本の使い方も知っておきましょう。蒸し方を間違えるとせっかくの料理がだいなしです。ふっくらとした蒸し具合を叶えるための注意点です。

鍋タイプの蒸し器の基本的な使い方

まずは、蒸し器の中の食材が水っぽくならないように、ふたに布巾を巻いておきます。一番下の鍋には半分以上水を入れ、沸騰させておきましょう。2段目以降の内鍋に蒸したい食材を入れ、重ねます。中のお湯が冷めないように火加減を調整し、蒸していきます。

鍋タイプを使うときの注意点とポイント

・使用する布巾は薄手で長いものを選びましょう。
・お湯の量に注意しましょう（5～7割程度がベスト）。
・蒸す素材を等間隔で並べると火の通りがよくなりますよ。
・鍋を数段重ねる場合は火が通りにくい食材順に重ねるのがおすすめ。
・蒸し時間、火加減に注意しましょう。

自分にとって使いやすい蒸し器が料理の幅を広げる！

蒸し料理には手間と時間がかかるイメージがあるかもしれませんが、本格的に調理できる蒸し器だけでなく、最近では手軽で簡単に蒸し料理を楽しめるタイプがたくさんあります。

蒸し器を使えば、お料理の幅が広がるだけでなく、ヘルシーな献立を組むことができます。今回紹介した商品を参考に、ぜひ自分のスタイルに合った蒸し器を見つけてくださいね。

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