六甲の狭小住宅/建築家と建てた30代の家
ー 駐車場1台分の土地に建てた3階建ての狭小住宅 ー
駅徒歩5分という好立地ながらも、隣の貸し駐車場1台分とほぼ同じ広さの12坪にも満たない狭小地。
この土地を見つけた瞬間に、「確かに狭いが、この厳しい条件でも面白い建物ができるはず」と思ったという建築主。
そんな狙いすました期待に応えたのは建築家の藤原誠司さんでした。
藤原さんは鉄骨造を提案。木造よりも大きな空間が造れるメリットを活かし、建築面積約7.1坪、1階に駐車スペース・洗面・浴室、2階にLDK、3階に居室という間取りの狭小住宅が完成しました。
リビングとダイニングキッチンの床には、段差を設けてスキップフロアとし、縦方向への変化を付けています。これも、視線の高さが変わることで、空間を広く感じることができる工夫です。
また、階段と手すりを鉄製にすることで、強度を保ちながら厚さを極限まで薄くし、横から見るとまるで"線"で書かれたようなデザインで圧迫感をなくしています。
他にも、壁の厚さを逆手に取ったテレビボードや、敷地の高低差を利用した大容量の床下収納など、打ち合わせと計算を重ねながら、様々な工夫がされています。
当初は中古マンションのリノベーションも考えていたという建築主も、「思い切って良かった」と満足もひとしおのようでした。
こちらの住まいは、
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プロデュース/ザウス神戸店(0120-360-354)
規 模/地上3階建て
構 造/鉄骨造
敷地面積/39.4m2(約11.9坪)
建築面積/23.6m2(約7.1坪)
延床面積/58.5m2(約17.7坪)
撮影/平野和司
30代の方が建築家と建てた家をご紹介/ザウス