【ラジオ:インテリアとして成立する佇まい】 (AmadanaアマダナとBang&Olufsenバングアンドオルフセン)
デザイン家電のブランド:AmadanaとFMラジオの合同のプロジェクトで、ラジオ本体を制作したことが話題になりました。ラジオをもっと日常生活の中に取り込むために、インテリアとして成立する佇まいを考えてデザインされたそうで、木質系のフロントが特徴です。
Bluetoothスピーカー対応、目覚まし機能、スマートフォンの充電、連携、もちろんエリアフリー、タイムフリーでラジオも楽しめます。イヤホンジャックが無いことや、あえてモノラルスピーカーなトコロも挑戦的です。
わたしもラジオが生活の一部になっていますが、わたしの中で木質系のデザインが印象的なラジオと言えば、Bang&Olufsen社(デンマーク)のラジオ:Beomaster700。
天板とサイドのチーク材が印象的な、片側モノラルスピーカーの1960年代のトランジスタラジオです。兄弟機に両側にスピーカーのついたBeomaster900Kもあります。本体が大きいこともあり、インテリアとしても存在感がありますが、スッキリとしたデザインで各所の収まりがとてもいい、美しいラジオです。
デザインはデンマークのHenning Moldenhawerさん。 元々、建築家だそうで、家具的な視点のデザインは、なるほどと思わせます・・・。
フロントのPARIS,ROMA,MIRANO・・・などの都市にチューニングすると当時の放送が聞こえてきそうな感じがしますが、もちろんラジオとしては使えません。ですが、電源は入りますので、5pin DINケーブルでiPhoneに繋ぐと、アンプ/スピーカーとして、音楽やラジオ(radikoで・・・)聞くことができます。
将来的にradikoのエリアフリー機能が海外まで拡がると、外国のラジオが聞こえるようになるかもしれませんね・・・。
(株)独楽蔵 KOMAGURA