ファサードは二卵性双生児

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エレベーション(立面)が似ている2軒の住宅を作りました。

撮影:冨田治
撮影:冨田治

え〜建築家がそんな無節操なことをしていいのですか〜?
イエイエ、安心して下さいそんなことはしませんので。

細長い敷地で、東面の短辺と西面の短辺が道路に接している建物です。
ブライシュティフトの場合、間取りの構成によって窓の位置が概略決まり、
その窓の位置を微調整しながら、その建物のファサード(立面)を決めていきます。

このようにファサードを決めていくと、
建物のそれぞれの面で表情が変わってきますが、
道路に面したファサードは、その建物の顔になりますので、
顔としてふさわしいファサードとなるように考えます。

通常、表と裏となる二つのファサードが、
この建物では、共に建物の顔となってしまいます。

一つの建物ですから、
泣き顔、笑顔のような、まったく違う表情にするには抵抗があります。
そこで、間取りの構成が違いつつも、
二卵性双生児のように、まったく違うわけでもなく、
かといって、全体構成は似ているようにしてみました。

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