床が傾いているけれど、大丈夫?
ホームインスペクション(住宅診断)で見つかることの多い不具合のひとつ、「建物の傾き」。床の傾斜や、壁が垂直でないという症状です。
実は、水平・垂直とも完璧な精度の建物というものはほとんどありません。パソコンや自動車などの工業製品とは違い、現場で人間が工事をするものである以上、一定程度の傾きは認められています。さくら事務所の場合、その許容範囲については「1000分の3」、つまり、10メートルの距離で3センチメートルまでとしています。これは国土交通省告示と同じレベルです。
さくら事務所