手放すものは3つに分類!「不用品は売る」断捨離を卒業すると…/部屋がずっとキレイな収納のきほん

「使う場所にしまう」を徹底したら、部屋が散らからなくなる!?「お片づけ力は一生もの。人生の無駄な時間がなくなります」と語...

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ものと向き合いきちんと考えることで、スムーズに整理できる / (C)asaya / PIXTA(ピクスタ)

捨てられない原因を知れば、もので溢れない!/部屋がずっとキレイな収納のきほん



「使う場所にしまう」を徹底したら、部屋が散らからなくなる!?

「お片づけ力は一生もの。人生の無駄な時間がなくなります」と語るのは、そうじ嫌いだったという整理収納アドバイザーの著者・今井知加さん。彼女が編み出したのは、そうじ時間を最短にするための整理収納術です。

ものを探す時間や、そうじのたびに家具を動かす手間、散らかった部屋へのイライラはすべて「無駄」。その無駄がキレイに消え、人生の時間が増える簡単テクを公開しているのが『そうじ嫌いでも部屋がずっとキレイな収納のきほん MakeLife+ゆとり時間~楽家事収納@北欧モダンなおうち~』。本書から、片づけたいのに片づけられない人や収納が苦手な人、そしてそうじが嫌いな人に、今度こそキレイな部屋になる、そして気持ちのいい部屋がずっと続く方法をご紹介します。

※本記事は今井知加著の書籍『そうじ嫌いでも部屋がずっとキレイな収納のきほん MakeLife+ゆとり時間~楽家事収納@北欧モダンなおうち~』から一部抜粋・編集しました

「不用品を売る」にこだわりすぎると断捨離できない

私がものを捨てられない理由の一つに、「高かったのにもったいない!」という気持ちがありました。高価なものを捨てることはできない。それを解消するために、一時期、ネットオークションや委託販売を利用して、手放すものをお金に換えることに力を入れていました。しかし続けているうちに、「私がしたかったことはお金もうけなのか?」と思い始めました。

本来の目的は、「いらないものを手放して部屋をスッキリさせる」ことだったはず。さらに元々ズボラだったこともあり、オークションに出すのがだんだん面倒に。不要と判断したものなのに「売る予定だから」ととっておき、結局どんどん部屋に溜まっていくことになってしまいました。その山を見たときに、これは私のしたかったことではないとわかったのです。

私が思い描いていたのは「時間にも心にもゆとりがある暮らし」。つまりお金もうけをすることではないと、遠回りして気づくことができたのです。気づいた後は、理想の生活を優先するために行動できるようになり、売るという選択肢のほかに、譲る、捨てるなどを増やして「手放す」ことがラクになりました。ものと向き合い「これは私のやりたいことに見合ったものなのか?」ときちんと考えることで、スムーズに整理できるのです。

「売る」にこだわりすぎると断捨離できない / (C)CORA / PIXTA(ピクスタ)

残す基準は「使う」か「使わない」か

いざ捨てようと思っても、どれを残してどれを捨てるのか決めるのはとても難しいですよね。ここで「つまずいて整理収納が進まない」という人も多いと思います。ものを手放すときにそれが「必要」か「不必要」かのどちらかで判断すると、なかなか手放すことができません。だいたいの人はきっと「これは『いつか』必要になる」と思ってしまうからです。

そこでおすすめなのが「使う」か「使わない」かの基準で判断すること。ただこれもルールを決めないと「『いつか』使う」になってしまうので、私は過去形で「1年の間に使ったかどうか」を目安にしています。季節ものでも年に一度は出番があるため、これに沿って分けていくとだいたいの要・不要が解決します。クリスマスツリーや扇風機など短期間だけど毎年必ず使うものは、アクセスしにくい収納スペースに入れておくとあまり気になりません。

いただきもので「使わないけれど捨てられなかったもの」は、無理やり使い切って気持ちの整理をつける、人に譲る・寄付するなどで手放します。またポイントカードなども捨てられない人が多いようですが、溜まりがちなので使用頻度やお得感をしっかりと見極めて、めったに行かないお店であれば迷わず捨てましょう。

手放すものは「譲る」「売る」「捨てる」に分類

手放すものは「譲る」、「売る」、「捨てる」。お金基準の断捨離を卒業してからは、3つのいずれかの方法をとるようになりました。捨てるだけだと手放せないものも、ほかの選択肢があると安心感があって決心がつきやすいのです。

私の中でこの3つの優先順位は「1.捨てる→2.譲る→3.売る」の順番。まず汚れや破損などで使えないものは捨て、美品や新品に近いものだけを残します。売るより譲るが優先なのは、単純に売るのは大変で面倒だから。譲ったほうが簡単で私向きなのです。子どものものは入れ替わりのサイクルが早いので、親戚などに譲ることがほとんど。わが家は来客が多いので自宅のボックスに譲りたいものを入れておき、来た人に見てもらってあげたりもしています。

また捨てるとお金がかかる家具などの大きなものも、譲り手を探すことが多いです。最終的に売るのは有名ブランドのものや服、譲り手の見つからなかった大きなもの。売る場合はネットオークションを利用することが多いので、期限を設定して「ここまでに売れなかったら捨てる」と決めます。

そうすることで、部屋に置いておいてもストレスにならなくなりました。結局は捨てるものも結構ありますが、最初から捨てるだけだと手放せないものも、選択肢がいくつかあること、また順を追うことで気持ちの整理もつき、手放しやすくなります。

著=今井知加/『そうじ嫌いでも部屋がずっとキレイな収納のきほん MakeLife+ゆとり時間~楽家事収納@北欧モダンなおうち~』(KADOKAWA)





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