日本一予約が取れない宿「箱根吟遊」が選んだ「ニチベイ」のブラインドのお話。

宿・ホテル予約サイト「じゃらん」で行われたユーザーアンケートで「人気温泉地ランキング」として見事1位を獲得した箱根温泉の中でも、芸能人や要人も多く訪れ、人気の高級温泉旅館が「箱根吟遊(はこねぎんゆう)」。
日本一予約が取れないことでも有名な、その箱根吟遊のインテリアに採用されているのが、70年以上の歴史を誇るブラインドメーカー「ニチベイ」の商品だ。最高のおもてなしを必要とする空間にふさわしい、高品質・高品位のブラインド類はどのようにお客様を満足させるのか、その秘密に迫っていきましょう。

ニチベイ

メゾネットタイプの客室は「ダブルタイプ」のロールスクリーンと電動ロールスクリーンで景色を最大限に楽しむ

箱根吟遊で唯一となるメゾネットタイプ(2階層)の客室「星宿」。2階の窓には1台の広幅電動ロールスクリーンが設置されています。なるほど、吹き抜け上部の大開口窓を1枚のスクリーンでカバーするとなると電動制御は必然ですよね。操作は壁面スイッチではなく、無線リモコンが用意されています。

1階の個室露天風呂に通じる窓には「ダブルタイプ」のロールスクリーンを設置。このロールスクリーン、何が「ダブル」かと言いますと、シースルー生地と遮光生地を巻取る2本のパイプを上下に段差を付け、1つのユニットにまとめられているんです。箱根の山々をお客様に存分に堪能していただくため、障子からロールスクリーンにコンバージョンしたこちらの客室。障子を撤去した僅かな空間でも、奥行コンパクトな「ダブルタイプ」で思惑通りに納めることが出来たそうです。

選んだ生地は内側に遮光生地「リュード」シリーズの「クレイベージュ」、外側にシースルー生地「イクノ」シリーズの「マスタード」。2層のスクリーンの配分を変え調光することにより、この上質な空間の表情は豊かに変化します。障子の開け閉めでは成し得ないロールスクリーンならではの演出と言えますね。

「ダブルタイプ」のロールスクリーンの操作は「ワンチェーン式」と呼ばれる操作方式で、名前の通りループしたボールチェーンが1本あるだけで見た目はスッキリ。手前側のチェーンを下に引けば手前側の遮光生地が下降し、奥側のチェーンを引けば奥側のシースルー生地が下降します。チョイっとチェーンを引けばロックが解除され、スクリーンはスプリングの力で自動的に巻き上がります。高さのある窓ですから、全開にしたい時に自動かつ軽快に巻き上がるのはストレスが無くて二重マルですね。

障子からのコンバージョンのため、十分なスペースが確保出来なかったそうですが、2本の巻取りパイプをコンパクトにユニット化した「ダブルタイプ」のロールスクリーンで、遮光生地とシースルー生地の組合せをお客様に提供出来たんだそうです。

太田明宏氏。バリのインフィニティプールをモチーフに大浴場を作るなど、「和とアジアンの融合」をテーマにした温泉宿の先駆者。半年先まで予約がいっぱいの人気の温泉宿「箱根吟遊」の専務。

箱根吟遊・専務 太田明宏氏
「この客室の窓にはもともと4枚の障子を入れていたんですよ。でも障子の場合、全開にしても両サイドに障子1枚分が残ってしまいますよね。全開と言っても結局半分しか開かないんです。せっかくの外の景色がその分楽しめなくなってしまうんです。その点ロールスクリーンなら、上部にコンパクトに収まり、景色を損なうようなことはないので、開放感は抜群です。あとはこの部屋のコンセプトに合うロールスクリーン生地があるかということで、色々調べた結果ニチベイの「リュード」と「イクノ」を設置することにしたんです。お部屋から露天風呂と箱根の山々の絶景が楽しめ、お客様にもご満足いただいているようです。」

吹き抜けにはバンブーブラインドで「絶景の楽しみ」を残す

5階のロビーから客室へと降りていくエレベーターのある吹き抜け部分の大窓には、ニチベイのバンブーブラインドが設置されています。スラット(ブラインドのはね)は本物の竹素材で、その質感は箱根吟遊の和+アジアンの世界観に見事にマッチしてます。ダーク色のスラットと相まって、よこ型ブラインド特有の規則正しく連続する横のラインが重厚な風格を漂わせています。特に早朝の朝日が照らす山々をこのブラインド越しに眺めるのがとても綺麗なんだそうです。

スラットのカラーは重厚な印象の「ブラウニー」をセレクト。他にももっと薄いカラーの「アーモンド」や「スノーホワイト」まで全7色のラインナップがあるが、箱根吟遊の太田氏はこの「ブラウニー」に一目惚れして即決したとのこと。

太田氏:「私どもの旅館では『お部屋からの景色』を重要視しております。お泊りになる階の景色は客室に入って初めて堪能していただきたいんです。5階のロビーから客室のある階へエレベーターで降りていく時に、この吹き抜けから見える景色は言わばプロローグ、つまり演出と考えているんです。そこで、程よく景色を遮るためにこのブラインドをセレクトしました。竹素材のスラットのサンプルを見て、箱根吟遊のコンセプトにピッタリだと思いました。運命的な出会いを感じましたね。」

チェックイン前、チェックイン後のひとときを心地よく過ごさせてくれるロールスクリーンの効果

こちらは宿に到着したお客様がチェックイン待ちなどで利用するレセプションスペース。チェックイン前後以外の時間帯でも利用されるお客様も多数いらっしゃる人気のスペースなんだそうです。この癒し空間に設置されているロールスクリーンには麻布のような風合いの生地をセレクト。天然素材を思わせるこの生地が箱根の山々の爽快な景観に馴染んでいるのはご覧のとおりです。直射日光や照り返しも優しく遮ってくれそうですね。

こちらの生地はカフェナチュラルテイストを謳う「アエル」シリーズの「アラバスター」。麻糸を紡いだ時に出る節をイメージして加工した糸を使用しているため、麻布のような素朴な雰囲気を醸し出す。天然素材を思わせる風合いは癒しの空間にピッタリ。

太田氏:「このスペースは海外からのお客様にも人気のスペースで、ゆっくりと読書を楽しまれていたり、なごやかに談笑されていたりすることが多いですね。日差しが強い時間帯には少し下ろして直射日光を遮ったりする用途で使用しています。ソファーに腰かけた状態で、程よく日光を遮りつつも山々の景色を邪魔しない、そんな絶妙なバランスをこのロールスクリーンは作り出してくれているんです。」

"サプライズでおもてなし"そんな空間作りにもロールスクリーンが大活躍

箱根吟遊の1階にあるガーデンラウンジは、誕生日や結婚記念日のお祝いからプロポーズまで、お客様のサプライズパーティの会場として利用されることもあるのだとか。ここでもレセプションスペースで紹介したロールスクリーンが活躍していました。お客様の動線に面した窓全体に設置されており、パーティ会場の全容を隠すヴェールとしてサプライズの演出を担っているんだそうです。

ニチベイのロールスクリーン「ソフィー」を窓全面に設置。生地はレセプションスペースと同じく「アエル」シリーズの「アラバスター」。

写真はロールスクリーンを降ろした状態ですが、全開にしておけばガーデンラウンジとしての開放感をいつでも取り戻せるのは、コンパクトかつスピーディに巻き上げられるロールスクリーンならではですよね。

太田氏:「アニバーサリーとして宿泊してくださっているお客様も多いので、その演出は実はとても重要です。このガーデンラウンジに到着する直前に通路から全てが見えてしまっては、サプライズの演出が成立しないんです。主役の方が到着された瞬間にロールスクリーンをパッと開ける。そこで初めて用意されていたサプライズパーティに気づいてもらう。そんな演出が出来るのもロールスクリーンだからこそですよね。」

休憩スペースには柔らかな光も遮光も自由自在な「ツインスタイル」のプリーツスクリーン

このスペースはお客様が景色を眺めながら、ちょっとした休憩ができる箱根吟遊の4階にあるスペース。ここに採用されているのは、遮光生地とシースルー生地を中間バーの上下で自在に配分出来るプリーツスクリーン「もなみ」の「ツインスタイル」。上部の遮光生地で日光を遮断しながらも、シースルー生地越しの風景は生かせるから閉塞感がない...まさに景観を堪能していただきたいこの空間にぴったりなチョイスと言えます。

プリーツスクリーンとは言え、これ程高さのある窓だと畳みしろがどれくらいになるのか気になるところですが、これが遮光生地を一番上まで上げた状態。ここまでコンパクトだと、遮光生地が上部に畳まれているなんて気付かないかもしれませんね。シースルー生地のみの状態では柔らかな光が差し込み、とても落ち着く空間になっていました。夜間遮光生地を全面にすると、照明に照らされたプリーツスクリーンの生地の陰影が上質な雰囲気を醸し出すんだそうです。

上側の遮光生地は「プレト」シリーズの「カフェブラウン」。横糸に太糸が織り込まれていて立体感と光沢をもつ高級感のある生地です。バックコート(生地裏側のコーティング)無しで遮光等級1級とのこと。
下側の生地は「ベーネ」シリーズの「ベーネカフェ」です。シースルー生地で、淡い透け感が特長。

上下2枚の生地の配分と、全体の昇降を1本のチェーンで操作出来る「ワンチェーン式」という操作方式も注目ポイントです。

太田氏:「ここは元々ヨガを行うスペースに使用していたのですが、今はちょっとした休憩スペースです。ここで心地よく過ごしてもらうために、日中はシースルー生地で柔らかな和みの空間、夜は遮光生地で重厚な落ち着く空間を演出出来ます。操作チェーンもとても使いやすいですし、遮光生地とシースルー生地を仕切る中間バーを上下させ、スピーディに表情を変えることが出来るのもいいですね。」

普段さりげなく見ている窓まわりのアイテムですが、こうして一つ一つのストーリーを紐解くと、それがどれだけ快適な空間を作り出しているかがわかりますね。最高のおもてなし空間を演出しているニチベイのブラインド類はもちろんご家庭にも設置可能です。箱根吟遊の太田氏が「色柄も操作メカも種類が豊富でどれにしようかと迷ったこともありますが、探している物はきっとあるなと思いました。」とおっしゃっていたくらいラインナップは豊富なので、きっと皆さんのお宅にもマッチするブラインド類が見つかるはずです。箱根吟遊さんをはじめ、名だたる宿泊施設に採用事例の多いニチベイの窓まわり商品で、快適で上質なインテリアを自宅でも再現してみたいですね。


Photo:髙岩二朗
Text:小久保直宣(LIMIA編集部)

◆取材協力◆
箱根吟遊(はこねぎんゆう)
神奈川県足柄下郡箱根町宮ノ下100-1
TEL 0460-82-3355
アクセス 車:箱根湯本駅から15分 電車:箱根湯本駅から箱根登山電車で「 宮ノ下」駅下車(徒歩3分)

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こんにちわ! LIMIA編集部のfree_rideです。僕の家は築50年近くの古民家をリノベーションしているのですが、雰囲気は「洋」に作り込んだものの、窓周りが手付かずで、空間が台無しでした。そこで、そんな問題を解決すべくブラインドメーカーの老舗、ニチベイのプリーツスクリーン「もなみ」でコーディネート! するとビックリするほどいい雰囲気に。そんな我が家を早速ご紹介します。

LIMIA編集部
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