【メロン】は冷凍保存でおいしさ長持ち!おすすめの方法を徹底解説

一年中手に入るメロンは、常温保存や冷蔵保存ではなく冷凍保存にするとおいしさが長持ちします。ただしメロンのおいしさを保つためには、冷凍保存のやり方も重要なポイントです。そこでメロンを冷凍保...

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メロンの冷凍保存は完熟してから!

ウリ科キュウリ属のメロンは、一年を通して収穫される人気フルーツです。メロン栽培の歴史は紀元前2000年頃まで遡るといわれており、世界各国でさまざまな品種のメロンが栽培されています。

日本国内で栽培されているメロンの品種もバリエーションが豊富で、高級品とされるメロンもあれば学校給食のメニューにもなるお手頃価格なメロンもあります。

お手頃価格のメロンであってもおいしいメロンは多いですし、ハウス栽培のメロンが多いので一年中市場に流通している点も特徴の1つです。

メロンの大きさは種類によって違いますが、贈答品に人気の品種はサイズも大きいですし、食べ頃を計算して出荷するので冷蔵保存にする傾向があります。しかもメロンは冷やして食べた方がおいしいので、常温保存よりも冷蔵保存の方が人気です。

ところが食べ頃のメロンのおいしさを長持ちさせたいのであれば、冷蔵保存よりも冷凍保存するのがおすすめなのです。

完熟しているかどうかの見極め方

メロンのおいしさを長持ちさせるには冷蔵保存よりも冷凍保存がおすすめですが、冷凍メロンにするには「完熟メロンを使う」という条件があります。メロンの区分はネットの有無に注目するやり方もありますが、果肉の色でメロンを区分することも多いです。

色でメロンを区分する場合は、赤色系(赤肉種メロン)、緑色系(青肉種メロン)、白色系(白肉種メロン)の3つに区分されます。高級ギフトとして人気の夕張メロンは赤色系の代表ですが、クインシーメロンやアムスメロンも赤色系の1種です。

手頃な価格で手に入るアンデスメロンやプリンスメロンなどは、果肉が黄緑色の緑色系に区分されます。なお小玉のホームランメロンやハネデューメロンは、白色系の代表品種です。

このように果肉の色だけで区分してもさまざまな種類があるメロンですが、どの種類のメロンも冷蔵保存よりも冷凍保存の方がおいしさを長期間保つことができます。ただしどの種類のメロンを使ったとしても、冷凍メロンを作るには完熟メロンを使用する必要があります。

メロンの完熟度をチェックする方法はいろいろありますが、誰でも簡単にできるのが「触ってチェック」です。メロンは食べ頃になると、下側(おしり)が柔らかくなります。

ですから指で軽く押したときに柔らかいと感じた場合は、完熟したメロンといってよいでしょう。なおメロンはカットしない状態でも甘い香りがするので、香りでチェックする方法もおすすめです。

メロンを冷凍保存する方法

メロンは冷蔵保存よりも冷凍保存の方が保存期間も長くなりますし、おいしさも保てます。しかも冷凍メロン作りは品種に関係なく完熟していればOKなので、お得にメロンが手に入ったときや贈答品のメロンを長期保存したいときにもおすすめです。

そんな便利な冷凍メロンの作り方は、「完熟メロンを使う」以外にもいくつかのポイントがあります。ポイントといっても簡単なことなので、ポイントを押さえておけば初めての冷凍メロン作りも失敗しません。

食べやすい大きさにカット

冷蔵保存であれば切らずにそのままでも保存ができますが、冷凍保存にする場合は、冷凍前に食べやすい大きさにカットするのがポイントです。

カットする大きさはレシピに合わせてアレンジしてもよいので、ひと口大にカットしてもOKですし、薄めのくし切りにしても構いません。ただし冷蔵保存のように「丸ごと冷凍」「半分にカットして冷凍」は、完全に凍るまでに時間がかかります。

もちろん解凍する際にも時間がかかるので、「おいしさを長持ちさせる」という冷凍保存のメリットが失われることが考えられます。

プラスチック容器やフリーザーバッグに入れる

お好みの大きさにカットしたメロンは、冷凍容器または冷凍専用密封袋(フリーザーパック)に入れて冷凍保存します。容器は基本的にどんなものでもよいのですが、密閉式容器を利用するのがおすすめです。

冷蔵保存に便利なプラスチック容器も冷凍メロン作りに使えるので、わざわざ冷凍専用容器を購入する必要はありません。

なお出来上がった冷凍メロンをストックすることを考えると、横置きだけでなく縦置きでも保存ができるジッパー付き冷凍専用密封袋もおすすめです。

メロンを上手に冷凍保存するコツ

メロンのおいしさを長持ちさせるための保存法としておすすめの冷凍保存法ですが、冷凍メロンの作り方は簡単ですし、保存のためにわざわざ購入しなければならない道具もありません。

しかも常温保存や冷蔵保存よりも長い期間保存ができるので、すぐに食べないのであればメロンの保存方法として最も適した保存法といえます。そんなメロンの冷凍保存法ですが、基本の保存法にほんの少し工夫するだけでさらにおいしい冷凍メロンが簡単に作れます。

果肉は重ならないようにする

おいしさを保つための冷凍保存法ですから、解凍したときが一番おいしくなるように作るのがポイントです。その際には見た目も重要なポイントになるので、カットした状態のままで解凍ができるのが理想的な冷凍保存法といえます。

そこで注意しておきたいのが「並べ方」です。冷凍保存する場合は容器またはジッパー付きの冷凍保存用密封袋を使えばよいのですが、どちらを使う場合も果肉を重ねないように並べてください。

果肉が重なってしまうとメロンが完全に凍るまでの時間が長くなるため、その分メロンの品質劣化が起こりやすくなります。

また解凍する際も重なった状態だと果肉の形が崩れてしまうことがあるので、見た目が悪くならないようにするためにも重要なポイントです。

金属のトレイを使う

どんな容器を使っても冷凍保存は可能ですが、鮮度を保つことを重視するのであれば金属製容器で凍らせるのがおすすめです。メロンに限らず食品を冷凍する際には、凍るまでの時間が短いほど品質を保つことができます。

食品会社であれば急速冷凍庫を使えばよいのですが、一般的な家庭にそのような専用機械はありません。ただしカットしたメロンの温度が早く下がればよいので、熱伝導率が高い金属製容器を使用すれば、食品会社の急速冷凍庫に似た状況を作ることが可能です。

なおこの場合は蓋がなくても構いません。あくまでも素早く凍らせることが目的なので、金属製のトレイにカットしたメロンを並べ、ラップをかけて冷凍庫に入れればOKです。

完全にメロンが凍ってから蓋つきの容器や冷凍専用密封袋などに入れ替えれば、効率よく収納することができるでしょう。

冷凍保存したメロンのおすすめ解凍方法

冷凍メロンは、冷蔵庫で保存するよりもおいしさが長持ちします。そんな冷凍メロンは、食べ方によっておすすめの解凍方法があります。

室温で10~30分ほど置いておく

冷凍メロンを短時間で解凍したい場合は、容器または冷凍専用保存袋に入れたままの状態で冷凍庫から出し、室温で解凍します。気温が低い冬は20分~30分が冷凍メロンを解凍する際の目安ですが、気温が高い夏は10分程度にするのがポイントです。

なお解凍時間の目安以上に冷凍メロンを外に出しておくと、せっかく閉じ込めたメロンのおいしさが失われてしまいます。ですから冷凍メロンを室温で解凍する場合は、解凍時間の目安を守ることがおいしさを保つコツです。

冷蔵庫でゆっくり解凍

冷凍メロンを失敗なく解凍するには、冷凍庫から冷蔵庫に移し時間をかけてゆっくりと解凍するのがおすすめです。

冷凍庫と冷蔵庫では庫内の温度が違いますが、冷凍保存の状態からいきなり常温保存に切り替えるよりも温度の変化が緩やかなので、急激な温度変化によるメロンの劣化が防げます。

また冷凍メロンを冷蔵庫で解凍する方法なら、理想の解凍状態にできるところもおすすめです。冷凍メロンを完全に解凍してもおいしいですし、半解凍の状態にすればメロンシャーベットとして食べることもできます。

さらに常温保存とは違い解凍後も冷蔵庫で保存されるので、冷えた状態のままで食べられるところがおすすめです。

凍ったままで使う

夏におすすめの冷凍メロン・解凍法は、「冷凍のままで使う」です。たとえば冷凍メロンをミキサーにかければ、メロン100%ジュースが簡単に作れます。

冷凍メロンを使うので、氷を使わなくてもしっかり冷えています。ですから氷を入れた時のようにジュースが薄まること心配もありません。また冷凍メロンにお好みのフルーツや野菜を加えてミキサーにかければ、忙しい夏の朝食におすすめのメロンスムージーが作れます。

冷凍メロンをそのまま使うので、常温保存での解凍法と違って冷凍メロンの劣化が起こりません。ですから冷凍したままで使う方法は、冷凍前のメロンのおいしさをそのまま楽しめるおすすめの解凍法といえます。

メロンは冷凍保存でおいしさ長持ち!

一年中食べられるメロンは、冷凍保存することで甘みや香りが長持ちします。ただし冷凍保存する際には、品種に関係なく完熟メロンを使う必要があります。

なお冷凍保存したメロンをおいしく食べるには、正しい冷凍メロンの解凍法を知っておくことも重要なポイントといえるでしょう。

※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。

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