中庭のある家

いわゆる、うなぎの寝床的な細長い敷地条件で、奥の室内の採光が採りにくいという欠点を補う為、建物の中心に中庭を配すことにより直接1階の室内に日差しが入るように致しました。又、外壁を白い漆喰にすることで、光が乱反射し建物内部の隅々まで光が届き、さらに、玄関・廊下・リビングダイニングの壁も漆喰で仕上ることにより、中庭を内部空間に取り込むことが出来ました。この結果、27坪の居住スペースがあたかも30坪以上の機能を体感できると同時に、明るい室内とプライバシーを確保した建物となりました。

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カドヤ建設
中庭より太陽の日差しが1階に注ぐ。
カドヤ建設
敷地の形状が間口より奥行きの長い細長い敷地の形状を逆手に取り、あえて西側開口部を極力小さく最小限に留め、外部から見ると閉鎖されたイメージを表現、しかし、駐車場の天井に杉板を貼る事によって冷たいイメージにならないようにしました。そして、玄関ドアを開けて内部に入ると太陽光が眩しく、中庭を中心に各部屋が隅々まで白く光っているとき、一気に心が開放された感覚になります。
3月始めの時期でも中庭を通じて、午前中から午後に掛けて日差しが室内にも入ります。
玄関に立つと、中庭や階段吹き抜けからの光が、閉鎖感のあるアプローチ(駐車場)との光の落差に驚きを感じます。
カドヤ建設
駐車場天井に貼った杉板と床コンクリートの不定形の目地。
カドヤ建設
2階のリビングダイニングから吹き抜けと小屋裏収納庫を見る。壁の仕上げが漆喰になっており、外部から入る光が乱反射して明るく外部から想像するイメージを一新させる。
カドヤ建設
リビングダイニングから中庭・その先の洋間を見る。中庭に面した開口部を床から開放することにより、思った以上の広さ、開放感を表現できる。その反面開口部は中庭に向かっているのでプライバシーは保たれる。
カドヤ建設
一般的な対面式のキッチンだが、コンロ脇の壁はモザイクタイルを採用している。
カドヤ建設
洗面化粧台の壁にも、水はね防止にモザイクタイルを採用。かわいらしいと奥様方に好評でした。
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城南地域(大田・品川・目黒・世田谷・港区)を中心に、皆様にとってオンリーワンの『住い』作りを行なう建築のプロ集団です。住宅建築に精通したスタッフと熟練した大工の…

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