【ハウスダスト対策にも】スチームアイロンでダニを撃退!カーペットを徹底的に掃除にしてみた

各家庭に必ずと言っていいほど存在する「カーペット」。色や大きさ、素材など様々あり、敷く場所によってはお部屋のイメージを変えることができます。ただ、オシャレなカーペットほど、ほこりや髪の毛が絡まって取れないという悩みが。そこで、自宅にある身近なものでできる、カーペットのお手入れ方法を紹介します。

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各家庭に必ずと言っていいほど存在する「カーペット」。最近のカーペットは、バリエーションが豊富で、素材や毛の長さ、大きさもさまざまあるのでお部屋のイメージを考えながら選ぶ楽しみがあります。敷く場所によっては雰囲気がぐっと変わるので、こだわりがある人にはたまらないアイテムです。

ただ、オシャレなカーペットほど、ほこりや髪の毛が絡まって取れないという悩みも生まれてきます。家具を置いていたから、へこみがある。子どもがゴロゴロしているけど、ダニが気になる。このような悩みを解決できれば、リビングをいっそう綺麗に保つことができますね。

特別な道具は必要なし!自宅にある身近なものでひと手間をプラスし、カーペット掃除マイスターを目指しましょう!

1. 見た目のおしゃれだけではない!カーペットのメリット

カーペットは、部屋の印象を変えるだけのアイテムではありません。時にやすらぎや、暖かみを私たちに与えてくれる重要な存在でもあります。お手入れを始める前に、カーペットにはどんなメリットがあるか見ていきましょう。

■保温効果

見た目も暖かそうなカーペット。冬場の保温はもちろんですが、夏場のエアコンで足元が冷える場合も冷気から守ってくれます。また、保温性に優れており、冷暖房の効率を格段に上げてくれるので省エネにもつながります。

■防音効果

マンションや集合住宅では子どもが走り回る音、物を落としてしまったときの音が気になります。カーペットは音を遮断し吸収する働きを持つので、静かな暮らしの環境づくりに役立ちます。

■安全性

小さな子どもがいたり、ペットを飼っている場合は、フローリングだとすべりやすく転倒もしやすいため、痛みがダイレクトに伝わります。しかしカーペットは、万が一そのようなことがあっても衝撃を和らげてくれます。

■目にやさしい

フローリングに比べて、光の照り返しが少ないので目の疲れを抑えられます。

■ほこりが立ちにくい

ダストポケット効果といって、室内に舞い上がってしまうほこりやダニの死骸などを含むハウスダストを、カーペットが固着してくれます。おかげできれいな空気を保つことができます。

■部屋のインテリア

もちろん、インテリアとしても大活躍。カーペットを変えるだけで、部屋の雰囲気をがらりと変えてくれます。季節ごとに色や形、素材に変化をつけて、部屋をコーディネートするのも良いでしょう。

2. カーペットにダニは避けられない!?ダニはどのように発生するの?

ダニはほこりの中に何種類も生息し、ほこりの栄養分を食べています。ふつうに生活している限り、気づきにくいのが現状です。

一般家庭のほこり1gの中に、ダニは何匹いるか知っていますか?なんと、1,000匹いると言われています。1ヶ月で成虫になり、2~3ヶ月の寿命の間に50個以上の卵を産みます。特に温度が20~30℃、湿度55%以上で活発になるため、室内では繁殖しやすくなるのです。

もともとのカーペットにダニはいません。しかし、ほこりやちりがたまりやすい構造になっているため、生息しやすく、状態が悪いとすぐに集まってきてしまいます。中でも、混紡素材やウールカーペットは保温性・吸水性が高く、湿気がたまりやすいのが特徴。ダニにとっては、絶好の環境と言えるでしょう。カーペットを掃除しないままでいると、わずか30匹が約2ヶ月で1万匹になってしまいます。「きちんと掃除しなくちゃ!」と、思わずにはいられません。

カーペットに潜むダニは主に2種類。圧倒的に多いのが、「チリダニ」です。人や動物の垢、フケなどの動物性たんぱく質を栄養分として生息しています。刺されることはなく、たくさんいたとしても気づきにくいです。

死滅させても、死骸や糞がアレルギー物質となります。影響をうけやすいのは、大人より背の低い子どもや赤ちゃんです。床に近い状態で生活していることから、アレルギー物質を吸い込んで鼻炎や小児喘息、副鼻腔炎・蓄膿症を発症する確率が高くなります。

さらにもう1種類、「ツメダニ」と呼ばれるダニがいます。カーペットでゴロゴロしていると、小さくもり上がった赤い刺し跡が……これはツメダニが原因です。人の血を吸うため、刺されるとかゆみが生じます。

このように、ダニは人体に悪影響を及ぼすため、とてもやっかいな生物です。繁殖しない!させない!刺されない!ためにも、毎日の掃除、定期的なダニ退治が必要不可欠になってきます。

3. 準備編

毎日のお手入れから念入り掃除まで、用意するものはたったこれだけです。

左から、
・掃除機
・アイロン
・重曹
・ヘアブラシ
・希釈水(柔軟剤5ml以下を、水100mlで薄めたもの。水がほんのり乳白色になる程度です。)
・ゴム手袋
以上6点です。

4. 実践編 毎日のお手入れ

日頃のお手入れは、掃除機で時間をかけてゆっくり行いましょう。かけ方のコツは、毛並みに逆らってかけるとことです。

さらに奥に隠れたゴミやほこりは、ヘアブラシでかき出しておきましょう。

毛並みに逆らってブラッシングすると、掃除機で取れきれなかったものが表面に出てきます。その後、毛並みにそって掃除機をかけます。

それでも、ペットの毛や髪の毛は掃除機だけではなかなか取れきれません。そういう時は、ゴム手袋を使ってみましょう。

粘着テープもよく取れますが、使いすぎて交換の頻度が高くなりがちです。ゴム手袋はお財布に優しく経済的で、絡まった髪の毛がごっそり取れるのでおすすめですよ。

方法はとても簡単。ゴム手袋をはめ、カーペットをこするだけです。静電気が発生し、髪の毛などが絡まりやすくなります。さらに円を描くようにこすれば、さらに効果アップです。

取ったあとは、掃除機をかけましょう。

仕上げに希釈液をシュッシュッとします。帯電しやすいカーペットは静電気でゴミやほこりを寄せつけます。これをプラスワンするだけで静電気抑制になり、さらには柔軟剤のいい香りが部屋中に広がりますよ。

5. 実践編 ダニ退治

ある程度のゴミやほこり、ダニの死骸といったハウスダストは掃除機で吸い取ることができますが、やっぱり生きているダニがいる限り、しっかり駆除したいもの。

そこで活躍するのが、アイロンです。ダニを死滅させるには、約70℃程度の温度が必要です。天日干しも有効ですが、自宅で大きなカーペットを干すのは至難の業。天気によって気温にも差があるので、全てのダニを駆除できる訳ではありません。

その点アイロンは100℃以上の温度を瞬時に出せるので、手軽に駆除することができます。その場合は、ただアイロンをかけるのではなく、必ずスチームアイロンで行いましょう。厚手のカーペットの内側まで熱が浸透し、奥に潜んでいるダニまで退治することができます。

■手順
1. カーペットの毛並みに逆らって、ブラッシングします。
2. 1時間ほど部屋を暗くし、ダニをおびき寄せます(夜行性なので、えさを求めに表面にでてきます)。
3.掃除機をかけます。
4.固くしぼった濡れタオルを準備し、カーペットの上に敷きます。

5.温度設定が強になったアイロンをスチーム噴射しながら、タオルの上から当てていきましょう(念入りにしたいところは、20秒ほど当てます)。
6.当て終わったら、必ずもう一度掃除機をかけます。

死滅したダニを取り除かないと、アレルギーの原因になります。最後に掃除機をかけるのを忘れずに。

アイロンを使用するにあたり、注意することが2つあります。1つは、カーペットの取扱い表示を確認すること。「アイロンがけはできません」という表示があるものは、使用を控えましょう。もう1つは、カーペットに直接アイロンを当てないこと。アイロンの熱で「カーペットが焦げた!」ということを防ぐためです。手順にそって丁寧に行えば、アイロンも有効なアイテムといえます。

6. 番外編 カーペットのへこみ直し

タンスやダイニングテーブルのように重い家具の下にカーペットを敷いていれば、へこみはつきものです。そのへこみも、スチームアイロンが解決してくれます。

■手順
1.固くしぼった濡れタオルを、へこみ部分の上に敷きます。
2.タオルの上からアイロンをスチーム噴射しながら、1分ほど当てます。
3.最後に掃除機をかけます。

長い間、家具の位置を変えないままでいるため、重みでカーペットのフェルトやゴムの層まで圧縮されてしまいます。へこみはアイロンの熱とスチームの力で柔らかくし、掃除機の吸引力で上に引っ張り上げることで解消されます。

7. 番外編 念入り掃除は重曹

念入りに掃除ができたとしても、今までの手順だとしみついた「臭い」までは取れません。臭い取りなら掃除用具の王道、重曹を使ってみましょう。掃除機をかける前に使うことで、気になる汗の匂いや生活臭まで、すっきり取れてしまうのです!

重曹は、臭い取りのほかに殺菌効果も期待できます。月に1回重曹使用日を決め、定期的に掃除するだけで、子どもやペットに優しいリビングを作ることができますよ。簡単なので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

■手順
1.カーペットに重曹をまきます。

2.ゴム手袋ですり込みます。

3.1時間~半日ほど放置します。(重曹が汚れを吸着するので、時間を置きます。)
4.毛並みに逆らって、掃除機を念入りにかけます。

すり込んでいるので、取り残しがないようにしっかり掃除機をかけましょう。カーペットに重曹をまくのは、ちょっと大変……という方は、重曹水を作ってみては。空の霧吹きボトルに小さじ1杯程度の重曹を入れ、水でシェイクするだけで簡単にできます。

方法は、カーペット全体に重曹水を軽くスプレーし、ゴム手袋でこするだけ。これなら日頃のお手入れで、手軽に臭い取りができますね。

まとめ

今までは掃除機で簡単に掃除をするだけだったカーペットも、生活の跡が蓄積されています。いざ「きちんと掃除しよう!」と思っても、手を付けるのが大変だということが分かっているので、目を背けたくなることも。

しかし、ここはひとつ重い腰を上げて、徹底的に掃除をしてみましょう。子どもと一緒にゴム手袋をはめ掃除をすれば、億劫なことも楽しくできそうな気がします。

これから春に向けて暖かくなり、ダニが活発になり始めます。活動が落ち着いている今、窓を開け空気の入れ替えをするように、カーペットの空気も入れ替えてみませんか。きっと、「買ったばかりの新しいカーペット!?」と思ってしまうほどきれいになるでしょう。さらにお母さんはアレルギーなどの心配をせず、子どもたちにやすらぎの時間を与えてあげることができるのではないでしょうか。

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