消えてしまうモノの美しさ(木造住宅の基礎 型枠)

いつも現場で見て、キレイでホレボレするモノは、色々とあるのですが、その一つが、職人さんのつくる基礎コンクリートを流し込むための型枠です。いつも違う形の基礎を、既製の鋼製型枠を使って、間違いなく「キレイにつくるなぁ〜」と感心してしまいます。

ピッタリとピッチが揃って、高さや並行を保っている鉄筋もキレイですが、縦横に張り巡らされた基準となる水糸に合わせて真っ直ぐ游がずに伸びる型枠も美しい・・・。どちらも、コンクリートが打ち終わると見えなくなってしまったり、無くなったりするモノなので、なかなかお客さんに見てもらう機会が少ないのですが、見えなくても、言われなくても丁寧に仕事をしていただけるのは、とても気持ちのいいものです。

さらにこの型枠は、コンクリートの土間部分と立ち上がり部分を一体で、コンクリートを流し込むためのものなので、外周部分を除く内部の立ち上がり型枠は、コンクリート土間の厚み150mm分浮いているんです。ちょっと難易度の高い型枠です。写真でわかるでしょうか?

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