シザーケース DIY

美容師をもうかれこれ、20年近くやっております。

40歳という節目を機に、シザーケースを新調しました。
とは、いっても初めての新調です。なので、兎に角拘ってみました。

✴︎ 素材

あまり、シザーケースには詳しくなかったもんで、この機にいろいろ調べに調べ、DIYをやる前提、なおかつデザイン重視で、素材を選びました。

chaotic origin dub . Sakura. . . その他にも
メルカリ、ヤフオク　ありとあらゆる程、検索をかけました。

やはり、デザイン重視で考えると、chaotic origin dub が圧倒的によかった。

それで、悩みに悩んで買ったのがこちら

定価は¥22000
アウトレット価格で半額で入手

そもそも、シザーケースというと、腰に着用するパターンが主流ですが、自分は腰に着けるのが、重く腰痛になる事もあり、ワゴンに乗せて仕事をしている美容師なのです。

そこで、なんとなく条件が揃います。

①シザーケースは、腰用ではなく、完全置き型。

②スピード重視の美容師の為、より効率的に仕事をするため

③2店舗を移動しながらの日常で、移動する度、大きなバックを持っていくのが、非常に面倒

④2丁用のシザーケースは、勝手がいいやつがなく、かつダサいため、オリジナルの方がいい。

こんな条件が揃えば、早速、製作にとりかかりたい
ところですが、革製品のdiyなんてできません。

自分のお客様であり、仲良くさせていただいてる
革職人の方へ相談。
わがままを快く引き受けていただきました。

✴︎製作

このままでは、機能性に乏しい。全て外すところから、手術スタートです。

こうなります。

この土台の上に、スエード素材の革を貼付します。

デリケートなシザー、効率よくしまえる、滑り止めも考え、スエード素材を採用。

✴︎ ポケット部分の製作

ここも非常に悩みました。

もともと、お店に在庫でありましたキャメルの革を
採用。黒×茶はすごく合う。スエードなのでこれが更に馴染む(個人的な好みですが)

グラインダーで微調整。

さすが、職人。惚れ惚れ天晴でした

そして、こうなります

経験上、シザーケースには毛詰まりするので、ここは敢えて、底側は縫わず。

次は、シザーをどう支えるか。縦に縫い目を入れる手もありましたが、目立ちます。。
デザイン重視なので、ここはカシメ止めにしました。

なおかつ、デフォルトと違う点は取り外し可能にしました。

それがこちら

シザーをいれた感じもスーパーいい感じです。

次は、サブ的な役割の部分の製作です

✴︎ ベルト部分の製作

ベルト取付の理由として

①移動の際のシザー転倒防止
②効率良い仕事のため、ダッカールを止めれるスペース作り

なおかつ、黒、茶どちらも使用できるリバーシブルに。

かつ、着脱可能に

実際に、道具を入れてみます

移動中は、ベルトを着用

超イカしてます。カッコいい！

あとは、左側のポケット部に簡易的なベルトをつけます。ここは、あくまで施術中に使うベルトです。

そして、完成！！

✴︎ 完成　使用例

ベルト　茶色

ベルト　黒

着脱可能

移動時

そして、ここからは将来的です。

外出可能な肩掛けポーチにします。

これで、移動の際、大きめのバックは必要ない。
かつ、スタイリッシュ！！

また、その時に、アップしようとおもいます！

今回、ご協力いただいた職人の方に、大感謝です
大切にします！！！

ありがとうございました！！