【潤びる】これなんと読む?漢字は知ってるのに読めない…

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漢字は知っているのに送り仮名によって読めなくなってしまう...今回もそんな漢字をひとつ、ご紹介していきます!
お題は「潤びる」。
これ、なんて読むのでしょうか?

(1)「潤びる」これなんと読む?

「う」が送り仮名ならすぐわかるおなじみの漢字ですが、「潤びる」ってなんと読むのが正解なのでしょうか?
「潤びる」、正しい読み方は「ほとびる」でした。

みなさん、正しく読めたでしょうか?

(2)「潤びる」の意味とは

「ほとびる」ときいても耳慣れない言葉で意味がすぐわかる方も少ないかもしれませんね。
「潤びる」の意味は水をふくんでふくれたり、やわらかくなったりする様子を指します。
つまり「潤びる」は「ふやける」状態を意味する言葉です。
お風呂に入って「手が潤びる」などと使われます。
「潤びる」は古語が語源になっており、平安時代の有名な書物「伊勢物語」の中で「ほとびる」という表記がみらるそうです。
とても歴史が深い言葉なんですね。

(3)方言としての「ほとびる」

実は「ほとびる」は山口県の方言でもあります。
「潤びる」と同意義に使われており、「潤ばす」「潤ばかす」で「ふやけさせる」という意味です。
これは山口だけでなく、いまでも西日本を中心に会話の中で使われているとのこと。
ちなみに「ほとびる」は愛知県の方言としても使われていますが、こちらは意味合いが違っているので注意が必要となります。
こちらの「ほとびる」の意味は「やけどをする」。
「ほとびる(やけどする)ようなお湯」と使われるそうです。
同じ「ほとびる」ですが意味が逆なのもおもしろいですね。

漢字はよく知っているのに読むのは難しい「潤びる」について解説してきました。
読むのは簡単ではありませんが、意味合いは漢字からなんとなく読み取れるのも興味深いところですね。
ぜひ次回の漢字シリーズもチャレンジしてみてください!
(liBae編集部)

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