【2020年発売】熱中症・脱水症の対策に。夏の災害時にも役立つ冷却グッズ6選

夏も本格化してきましたが、熱中症や脱水症対策は万全でしょうか。熱中症や脱水症は命を脅かすこともある危険な病気です。こまめに水分補給をするのはもちろんのこと、しっかりと冷却グッズを買い揃えて対策しないといけません。

これらの冷却グッズは、夏の災害への備えにもなります。停電によってエアコンや扇風機が止まってしまったら死活問題ですが、コンセントから電力を供給しなくても使えるアイテムなら安心です。この記事では、災害時にも役立つ熱中症・脱水症の冷却グッズから、2020年発売の最新商品を紹介します。

送風グッズ

夏のマストアイテムとも言うべき送風グッズ。最近は小型化されたコードレスの扇風機が広く普及し、街中でハンディ扇風機を持っている人を見かけることも日常的になりましたよね。折りたたみタイプや首かけタイプ、ポケットサイズのものなど、持ち運びに便利な商品も多いです。

ほとんどは乾電池やUSB充電で動くので、停電時にも力を発揮してくれるでしょう。充電式の場合、一般的に1回の充電による稼働時間は2〜4時間、長くても7〜8時間ほどなので、災害に備えるなら別途ポータブル充電器を用意しておくと心強いです。

récolte コードレステーブルファン

接地面が直径12cmと、非常にコンパクトな卓上扇風機。コードレスで持ち運びできるため、リビングやキッチン、仕事のデスクなど、日常のあらゆる場面で重宝します。首振りやリズム音を設定できるほか、上下は70度まで角度を変えられるのも便利です。

最大の特徴は、小型にも関わらずハイパワーなこと。風量は10段階と変幻自在で、優しく風を浴びたいときからしっかりと涼みたいときまで、好みに応じて調節可能です。最弱風なら1回の充電で最大8時間使用できるので、停電対策としても役立つでしょう。

タオル・インナー

また、災害は唐突に襲いかかるもの。乾電池式や充電式の冷却グッズは、タイミングによってはバッテリー残量が少なくなっていたり、いずれは電池切れに陥ったりと欠点もあります。そこで併せて用意しておきたいのが、クーラー機能を持つインナーやタオルです。

昨今は接触冷感に優れた高機能インナーや、水に濡らしたときに冷たくなりやすいクーラータオルなどが販売されています。夏場はこれらを防災セットに詰めておきましょう。状況を問わずに使用できる暑さ対策になるはずです。

GU DRY

GUから発売されている、接触冷感と吸水速乾に優れた高機能インナーです。その性能はデータでも証明されており、運動後10分経過したときの体温をサーモグラフィーで計測したところ、同社のコットンインナーよりも体温の上昇を抑えられるという結果に。

顧客満足度も高く、2020年3月に実施されたGU DRYに対するアンケート調査では、89％が「満足」または「やや満足」と回答しています。Tシャツからノースリーブ、キャミソールまで豊富なデザインを揃えているため、性別やオンオフに合わせて着用可能です。

SEA BREEZE クーラータオル

水に濡らして巻くことで、体を冷やしてくれるクーラータオル。頭や首元はもちろんのこと、口元を覆ってマスク代わりにすることもできます。昨今は新型コロナウイルスの影響でマスクを外せず、屋外作業における熱中症リスクが高まっているため、これは心強いですね。

実際に機能テストでは、濡らして光源に当てるという一般的なタオルでは温度が上昇してしまう条件で、しっかりとマイナス5度を維持。その他、95％を超える紫外線カット機能も備えており、熱中症だけでなく紫外線対策にも有効です。

給水

熱中症や脱水症の予防には、当然ながら給水が欠かせません。特に大量の汗をかくと塩分やミネラルなどが不足してしまうため、それらを効率的に補えるスポーツドリンクは有効な対策になります。

夏場の防災セットには、水だけでなくスポーツドリンクも入れておきましょう。あるいは常に切らさないよう、多めにストックしておくのも手です。豊富に配合された栄養素が、災害時の栄養補給の補助としても役立ってくれます。

アクエリアス スパークリング

スポーツドリンクの定番「アクエリアス」から登場した炭酸飲料。アクエリアスの優れた水分補給はそのままに、よりリフレッシュ感のある味わいに仕上げています。ミネラルやクエン酸をしっかりと補給できるため、疲労回復効果もバッチリ。

GREEN DA・KA・RAタブレット

給水とは異なりますが、サントリーからは「GREEN DA・KA・RA」シリーズのタブレットも発売されています。塩分補給をできるほか、新たに鉄を配合して鉄分補給も可能に。パウチタイプで携帯しやすいのはもちろんのこと、非常食のひとつとしてもおすすめです。

メロディアン 濃縮スポーツドリンク

水に溶かすだけでスポーツドリンクに早変わりする「濃縮スポーツドリンク」。ポーションタイプなので使いやすく、防災セットに入れても余計なスペースを取りません。厄介な断水時、支給された水をスポーツドリンクにできるのもメリットのひとつです。

夏に気をつけたい熱中症や脱水症。災害によって救急機能が麻痺すれば、その危険性はより一層増すことになります。冷却グッズをしっかりと揃えて、万全の暑さ対策に努めましょう。