メンドウだけど夏に美味しいアレ! コレで楽に作れました

料理のアクセントや口直しに活躍してくれる「大根おろし」。とくに夏場は冷やした麺類のつゆに入れて、おいしくさっぱりといただきたくなりますよね。そこで今回は、料理のプロがおろしやすさや仕上がりなどを検証し、大根おろし器のおすすめランキング10選を作成しました!

本サービス内ではアフィリエイト広告を利用しています

  • 126
  • 1
  • 0
  • いいね
  • クリップ
この記事の目次
  1. 1台あると便利!大根おろし器にはどんな種類がある?
  2. 電動タイプ
  3. 手動タイプ
  4. 使いやすい大根おろし器はどうやって選べばいいの?
  5. ポイント1:まずは刃の材質をチェック!
  6. ポイント2:好みの仕上がりで選ぼう
  7. ポイント3:おろしやすいか
  8. ポイント4:使い勝手はいいか
  9. 大根おろし器10製品の実力を実際に大根をおろして検証!
  10. テスト1:おろしやすさ[配点:30点]
  11. テスト2:仕上がり[配点:25点]
  12. テスト3:使い勝手[配点:25点]
  13. テスト4:洗いやすさ[配点:20点]
  14. フワフワの口どけに感動! 新光金属「純銅おろし」
  15. 手早くおろせて仕上がりもいいプリンス工業「おろしま専科」
  16. 大小2種類の刃 パール金属「軽い力で大根おろし器」
  17. ザク切りおろしを大量生産! アーネスト「楽楽オロシてみま専科」
  18. おろしたらスグ食卓へ 京セラ「セラミックおろし器」
  19. 汎用性の高い深型容器 貝印「セラミック 受け皿付おろし器」
  20. 水切り機能が便利 貝印「おろし専科」
  21. 鬼おろしにも対応 スケーター「スノコ付大根おろし器用 鬼おろし」
  22. 大根が空滑りするサンクラフト「快菜 スーパーおろし器」
  23. 手が疲れる 富士パックス販売「速攻おろし」
  24. 「大根おろしはどれも一緒」と思っていましたが……

<外部サイトでご覧の方へ>
見出しなどのレイアウトが崩れている場合があります。正しいレイアウトはthe360.lifeオリジナルサイトをご確認ください。

※情報はthe360.life2020年8月15日公開時点のものです。価格が変動している場合や在庫切れしている場合があります。

1台あると便利!大根おろし器にはどんな種類がある?

焼き魚の添え物に欠かせない「大根おろし」。このほかにも、冷やしうどんのつゆに入れたり、厚揚げの上にのせたりと、さまざまな料理をさっぱりとさせるいいアクセントになってくれますよね。

おろしたての香りと味を楽しみたいなら、家に大根おろし器が1台あると便利。しかし、ひと口に大根おろし器といっても色んなタイプがあり、大別すると「電動タイプ」と「手動タイプ」に分けられます。

電動タイプ

フードプロセッサーのような構造で、力をかけずに手早くおろすことができます。

手動タイプ

おろし金:昔ながらの大根おろしといえばコレ。板状のおろし金を器の上で構えて削ります。おろし金を滑らないように支えるのが大変です。

竹製鬼おろし:ギザギザの鬼の歯のような刃の形状が名前の由来。大根を粗くおろすことで、シャキシャキ食感の大根おろしを味わえます。

受け皿付き大根おろし器:最近多いのがこのタイプ。おろしたそばから器で大根おろしをキャッチしてくれるので便利です。

では、数ある大根おろし器のなかから使いやすい製品を選ぶには、どんなポイントをチェックしたらいいのでしょうか。

今回は、初心者でもチャレンジしやすい「受け皿付き」大根おろし器を選ぶ際のポイントを見ていきたいと思います!

使いやすい大根おろし器はどうやって選べばいいの?

ポイント1:まずは刃の材質をチェック!

大根おろし器は、刃の材質によって切れ味や洗いやすさに差が出ます。使用するうえで重視するポイントに合わせて選びましょう。

【ステンレスなどの金属製】

メリット:切れ味がよく、手早くおろせる。耐久性もいい。
デメリット:刃でケガをするリスクが大きく、洗いにくい。

【セラミック製】

メリット:流水で洗い流せる。ケガをしにくい。
デメリット:金属製のものより、おろすのに時間がかかる。

【樹脂製】

メリット:軽くて収納に便利。比較的洗いやすく、ほかの材質と価格比較すると安価なものが多い。
デメリット:刃がすり減りやすく、耐久性は高くない。色素沈着もしやすい。

スーパーエコごはん研究家

桃世真弓 氏

一度にたくさんおろしたい人には、金属製の深型がオススメです!

ポイント2:好みの仕上がりで選ぼう

キメ細かく仕上がるものから粗めの食感を楽しめるものまで、製品によって仕上がりに差があります。大根の食感を残したい場合は、大きな刃の大根おろし器や、鬼おろしタイプがオススメ。

セラミック製を使うと、水分が多くキメ細かい仕上がりになるので、ショウガやりんごをおろすのにも向いています。

ポイント3:おろしやすいか

大根おろしは、力のない人にとっては大変な作業。底面に滑り止めが付いているものは、安定感があっておろしやすいです。

また、おろし面に傾斜があると、大根に体重をかけてスピーディにおろすことができ、手にフィットする形状のものや、大きな持ち手が付いているものなら本体を支えやすいです。

ポイント4:使い勝手はいいか

細かい・粗めの2種類の刃が付いているものなら幅広く使えます。

水切り付きなら、おろすと同時に水切りが完了するのでラクちん。持ち手のない容器なら、そのまま食卓に出しても自然で、冷蔵庫で保存する際もかさばらなくて便利です。

大根おろし器10製品の実力を実際に大根をおろして検証!

今回は、金属・セラミック・樹脂製(プラスチック製)と、さまざまなタイプの大根おろし器10製品を集め、料理研究科の方におろしやすさや仕上がりなどを検証し徹底比較しました。

テスト方法は以下の通りです。

テスト1:おろしやすさ[配点:30点]

実際に大根をおろして、使い心地を比較。器の安定感、手が疲れないか、早くおろせるか、などを評価し、大根の刃離れのしやすさもチェックしました。

テスト2:仕上がり[配点:25点]

今回は、料理に幅広く使えるキメ細かい大根おろしに仕上がるかをチェック。見た目、香り、口当たり、味を評価しました。

テスト3:使い勝手[配点:25点]

容器の利便性や収納性をチェック。水切り付きのものや、粗さを変えられるように複数の刃が付いているものには加点しました。

テスト4:洗いやすさ[配点:20点]

頻繁に大根をおろすなら、お手入れのしやすさも重要。流水で全体を洗い流し、刃にどれだけ大根の繊維が残っているかを確認しました。

以上を踏まえて、早速ランキングに参りましょう!

フワフワの口どけに感動! 新光金属「純銅おろし」

新光金属
純銅おろし 大 HMO-9
実勢価格:1万1000円

サイズ:φ16.2×H8.2cm
重さ:650g
刃の材質:銅
日本製

▼テスト結果

新潟県燕市の職人が手がける新光金属「純銅おろし」がベストに! 大根を円を描くように回しながらおろすと、時間はかかるものの、手が疲れずにキメ細かい大根おろしが完成します。

▼仕上がり

まるで淡雪のようなキメ細やかさです。水切りしない状態で食べ比べてみると、ほかの製品との差は歴然でした。純銅製おろし器でおろした大根おろしは、大根の辛さよりも甘み・うまみが際立ち、ふんわりやわらかな口どけは感動モノ! 素材の味が最大限生かされていました。

▼洗いやすさ

細かい刃がたくさん並んでいて洗いにくそうな印象を受けましたが、両面を流水にくぐらせるだけで大根の繊維をキレイに洗い流せました。

▼大根おろしの粒をマイクロスコープでチェック!

【純銅おろし】

全体的に粒が細かいです。

【その他の製品】

粒の大きさがバラバラで、大根と水分が分離しています。

LAB.360(ラボドットサンロクマル)室長

松下和矢

ベストは大根の粒が均一で、全体的にみずみずしいです。

手早くおろせて仕上がりもいいプリンス工業「おろしま専科」

プリンス工業
おろしま専科
実勢価格:1332円

サイズ:W10.5×D27.3×H6cm
重さ:245g
刃の材質:ステンレス鋼

▼テスト結果

2位のプリンス工業「おろしま専科」は、異なる角度のステンレス製の刃が大根をしっかりキャッチ。力をかけなくてもラクにおろせて、キメ細かく仕上がります。

▼おろしやすさ

斜めに当てると力が入りやすく、素早くシャキシャキの大根おろしが完成します。

おろし面がV字に傾斜しており、大根がスムーズに下の容器に流れました。

スーパーエコごはん研究家

桃世真弓 氏

V字の刃は、大根の当てる角度を変えながら一気におろせました。

大小2種類の刃 パール金属「軽い力で大根おろし器」

パール金属
愛着道具 エッチング
軽い力で大根おろし器(容器付)C-8390
実勢価格:1210円

サイズ:W9×D28×H7.5cm
重さ:160g
刃の材質:ステンレス鋼

▼テスト結果

3位は、パール金属「愛着道具 エッチング 軽い力で大根おろし器」でした。細かく鋭い極薄エッジ刃が並びます。力を入れずにおろせ、仕上がりもなめらかです。

▼使い勝手

大小2種類の刃は、薬味やほかの野菜をおろすのにも便利です。

▼おろしやすさ

おろし面の角度が絶妙で、ハンドルも大きくて握りやすく、スイスイおろせました。ただし、先端の開口部が狭いので、たまに大根が外にこぼれてしまいました。

ザク切りおろしを大量生産! アーネスト「楽楽オロシてみま専科」

アーネスト
楽楽オロシてみま専科
実勢価格:6980円

サイズ:W12.5×D30×H8.5cm
重さ:約530g
刃の材質:ステンレス鋼

▼テスト結果

アーネスト「楽楽オロシてみま専科」が4位に。全長30cmの大型おろし器は安定感があり、全製品中最も早く大根をおろせました。大根を前後に動かすと粗めに、円を描くようにおろすと細かく仕上がります。

▼おろしやすさ

ハンドルが大きくて掴みやすいので力を入れておろしても本体が安定します。

▼仕上がり

仕上がりも粗すぎることなく、まずまずです。

おろしたらスグ食卓へ 京セラ「セラミックおろし器」

京セラ
セラミックおろし器 CD-18
実勢価格:1980円

サイズ:φ16×H3cm
重さ:350g
材質:陶磁器

▼テスト結果

洗いやすくさびにくい、京セラ「セラミックおろし器」が5位でした。大根が刃に引っかかてしまい大量におろすのには不向きですが、少量ずつ頻繁に使いたい人にオススメです。

▼使い勝手

シンプルなデザインなので、このまま食卓に出してもOK。小ぶりで扱いやすい受け皿一体型の大根おろし器は、普段使いに最適です。

▼洗いやすさ

洗いやすいセラミック製なら流水でキレイに洗い流せ、繊維をちまちま取り除く手間が省けます。

汎用性の高い深型容器 貝印「セラミック 受け皿付おろし器」

貝印
セラミック 受け皿付おろし器(新目立て)
DH-7072
実勢価格:2200円

サイズ:φ16.5×H6.5cm
重さ:763g
刃の材質:陶磁器

▼テスト結果

6位は、貝印「セラミック 受け皿付おろし器」です。おろし一体型の深型容器は、開口部から下の器へと大根がスムーズに流れてくれ、冷蔵庫保存や他の食材を入れるのにも重宝しそうです。セラミック製なので、洗いやすさもばっちり。

▼おろしやすさ

フチに滑り止めが施されており器底面の安定感はありますが、おろし部は大根が引っかかりガタつきが気になりました。

▼仕上がり

水分が多く、なめらかに仕上がりました。

水切り機能が便利 貝印「おろし専科」

貝印
おろし専科 DA-1204
実勢価格:1320円

サイズ:W20.8×D10.5×H6.8cm
重さ:200g
材質:スチロール樹脂

▼テスト結果

各商品販売サイトで人気の貝印「おろし専科」が7位に。滑り止めが頼りなく、おろしているときの安定感はあと一歩でした。また、大根の繊維が刃にたまりやすい点はストレスに感じますが、水をかければ繊維をキレイに落とせました。

▼使い勝手

水切りトレーが付属。受け皿に水切り穴が付いているので、大根おろしをこぼさずに水を排出できます。

水切りトレー、おろし部、受け皿にも穴があいており、吊り下げ収納も可能です。

使い勝手とコスパのいい樹脂製の大根おろし器は、手軽に使いたい人にオススメ!

鬼おろしにも対応 スケーター「スノコ付大根おろし器用 鬼おろし」

スケーター
スノコ付大根おろし器用 鬼おろし SDO10N
実勢価格:689円
※Amazonはあわせ買い対象商品です

サイズ:W21.5×D9.7×H7cm
重さ:240g
刃の材質:AS樹脂

▼テスト結果

8位のスケーター「スノコ付大根おろし器用 鬼おろし」は、通常のおろし刃と粗めに仕上がる鬼おろし用の刃が付いているので、使い分けたい人には重宝します。

▼おろしやすさ

底面の滑り止めは頼りない感じ……。おろし部の可動域が狭く持ち手も小さいので、手の大きい人だとおろしにくいです。

▼使い勝手

水切りが付いているほか、フタも付いているので収納・保存に便利です。

大根が空滑りするサンクラフト「快菜 スーパーおろし器」

サンクラフト
快菜 スーパーおろし器 SSK-11
実勢価格:2750円

サイズ:W19×D11.3×H6.3cm
重さ:360g
刃の材質:ステンレススチール

▼テスト結果

サンクラフト「快菜 スーパーおろし器」が9位でした。水切りを斜めにセットでき力をかけやすいのはいいのですが、刃に大根の繊維がたまり空滑りしやすく、作業効率はイマイチでした。

▼おろしやすさ

底のフチ全体に滑り止めがついているので、安定感はありました。

▼洗いやすさ

刃がさまざまな方向についているためか、大根の繊維が残りやすかったです。

手が疲れる 富士パックス販売「速攻おろし」

富士パックス販売
速攻おろし
実勢価格:1320円

サイズ:約W27.4×D18.5×H7cm
重さ:216g
刃の材質:強化ポリスチレン

▼テスト結果

10位は、富士パックス販売「速攻おろし」でした。2種類の刃、水切り穴、滑り止め、ハンドル、フタと、付加機能は満載ですが、樹脂製のおろし部がたわみ、おろしづらくて手が疲れました。受け皿の耐熱温度は120度なので他の料理に使えそうです。

▼使い勝手

おろし部に水切り口がついています。

おろし部は表と裏で粗さの異なる刃がついています。

「大根おろしはどれも一緒」と思っていましたが……

大根おろしはさほど味に差がでないと予想していましたが、その考えはベストの「純銅おろし」で見事に覆される結果となりました。ベストの仕上がりについて、桃世さんは「一生モノ」と絶賛。

しかし、銅製おろし器の性質上、水をしっかり乾かさなければならず手入れに気を張る側面もあります。一方で、樹脂製の製品については「刃がダメになるのは早いけれど、買い換え前提なら安くて手軽に使える樹脂製もアリ」とコメント。

あなたは、手をかけて丁寧に仕上げたい派でしょうか? それとも、手軽にたくさんおろしたい派でしょうか? 使い方や目的に合わせて、お好みの大根おろし器で夏の食卓に涼を添えてみてはいかがでしょうか。

  • 126
  • 1
  • いいね
  • クリップ
コンテンツを違反報告する

あなたにおすすめ

関連キーワード

関連アイデア

カテゴリ

このアイデアを投稿したユーザー

プロが本音でテスト比較した おすすめの商品がわかる360LiFE(サンロクマル)

360.LiFE(サンロクマル)さんの他のアイデア

住宅設備・リフォームのデイリーランキング

おすすめのアイデア