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家を建てる。 コールドドラフト

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暑さのピークのこの時期に
もっとも寒い時期のお話。


もう10年以上も前の話ですが

完成して間もない住宅で
お客さんから連絡がありました。

「寝室の枕元にある窓から
 夜に隙間風が入るんです」

工務店さんと調べに行きました。

しかし
近年の工業製品であるアルミサッシは
気密性を重視して作られているので
簡単に隙間風が入るような
構造になっていません。

ガラスは複層ガラスで
もちろん、しっかりと固定されています。


日中の調査ですが
隙間風は感じられません。

結局
問題を解決できないまま
当時、あいまいになってしまいました。



後日分かったことですが
これは、私の勉強不足だったんですね。


主寝室のベッドの配置は
北側の壁の中心に窓があり
その窓に、ベッドヘッドが
来るようにしていたんです。

深夜
外気が下がってきたとき
暖かい室内の空気がガラスに当たると
冷やされて、わずかに下降気流に起こします。

これを、コールドドラフトといいます。

窓のすぐそばに頭がきているので
この下降気流の影響を受けていたんですね。

解決策としては
複層ガラスの断熱性能を上げることは
もちろんなのですが

窓際のベッドヘッドは避けること。

カーテンをしていても
窓に頭が近い状態だと
コールドドラフトは、わずかな対流なので
感じることがあるようです。


氣を付けておきましょう。


暑い日の寒いお話でした。

Photo by 平桂弥
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