【住宅の配置計画:クルマとヒトの分離】

この住宅は、敷地が一方通行のT字路の突き当たりに位置しています。ちょうど車が路地から出てくる方向と重なりますし、意外と交通量も多いので、道路面(東面)の外壁は、小ぶりな突き出し窓をいつもより少し高い位置に配置しました。車の騒音や夜のヘッドライドを考慮した結果です。住宅の道路面(東面)の外壁は、いわば堅牢な防壁です。

建物の位置も道路からセットバックして、その部分に住み手の駐車スペース(2台分)を配置して、車自体も道路との緩衝帯をなるように、また、通行している車や自家用の車も、家の居住スペースから排除して、庭を落ち着いたプライベートな空間に。

リビングの大きな開口部も南西に向かって配置して、道路に背を向けました。玄関ポーチ一体のデッキテラスを隣地との間に帯状に配置したグリーンスペースによって、プライバシーを高い庭や外部空間を確保することができました。

植樹はとりあえず、道路側からエゴの木、アオダモ、イロハモミジの3本。芽吹きの遅いアオダモは葉がやっと開いてきました・・・。

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