実は暮らしやすい!?おしゃれな平屋にリフォーム・リノベーションする費用!メリット・デメリットは?
近年、高齢の方や幼いお子さんにとっても住みやすいという理由から「2階建ての戸建てを減築して、平屋にしたい」「快適に暮らせる平屋にリフォーム・リノベーションしたい」という方が増えています。2階建てに比べて、間取りや設計の自由度も高い平屋には、おしゃれなデザインにしやすいという利点も♪今回は、平屋のリフォーム・リノベーションでかかる費用の目安や、平屋のメリット・デメリット、参考にしたいおしゃれな内装や外観、業者の選び方などを、まとめてご紹介します!
本サービス内ではアフィリエイト広告を利用しています
- 36895
- 23
-
いいね
-
クリップ
平屋が人気の理由とは?
「平屋」とは1階建ての家のことを指す名称で、全体の構造が1層で成り立っています。
日本の伝統的な民家によく見られる造りですが、2階建て住宅のほうが効率的に広いスペースを確保できることから、近年では2階建てを選ぶ方が多い傾向にありました。
しかし、ここ最近の少子化や高齢化などに伴い、部屋数が少なく移動がしやすい平屋が再び脚光を浴びています。
二世帯住宅へのリフォームや、老後の暮らし方を視野に入れ、平屋のバリアフリー住宅を検討する方が増えつつあるのです。
【内容別】主な平屋リフォームの費用相場
それでは、平屋をリフォームする際の費用は、実際のところどの位かかるのか、確認していきましょう。
平屋にお住まいの方が、フルリフォーム・リノベーションを実施する場合の費用目安は、総額500~2,000万円位と幅があります。
大規模な工事を検討されている場合には、優先順位を事前に決めておき、リフォーム会社と相談しながら、予算に合わせて施工範囲を絞り込んでいくと良いでしょう。
部分的にリフォームしたい方や、リフォーム工事内容ごとの価格帯をチェックしたい方は、以下の表を参考にしてみてください。
ちなみに「耐震改修」や、介護のための「バリアフリーリフォーム」、湿気対策や寒さ対策のための「断熱リフォーム」などを行う際には、補助金や減税制度を活用できる場合があります。
特に補助金は、詳しいリフォーム会社であれば、申請手続きもサポートしてくれる可能性が高いので、気軽に相談してみましょう。
2階建てを平屋に減築リフォームする費用は?
現在2階建ての住宅にお住まいで、減築リフォームで平屋へ変更したい方 もいらっしゃるでしょう。
このような場合の費用目安は、1㎡あたり約10万5千~15万円です。
トータルで、500~2,700万円位はかかると見込んでおきましょう。
元の家の広さや、減築後に内装・外装をどこまで施工するかにもよりますが、特に築年数が経っている住宅の場合は、耐震補強工事などが必要になる可能性が高く、1,000万円を超えてしまう例も多いです。
リフォーム会社とよく打ち合わせしながら、工事プランを決めましょう。
平屋のリフォーム・リノベーション事例
当サイト・リショップナビでは、平屋のリフォーム・リノベーションが得意な施工会社を多数ご紹介しています。
ここで、実際に平屋をリフォーム・減築した一例を見てみましょう。
参考にしたい!おしゃれな平屋建ての外観3選
ここで、現代の住宅にふさわしいおしゃれな平屋の例もチェックしてみましょう。
リフォームを機に、意匠性のある外装にしたい方は参考にしてくださいね。
白×茶色でナチュラルな平屋
白と薄いブラウンのナチュラルカラーが素敵な平屋です。
大きく設けられたガレージ入口と煙突が、平坦な印象になるのを防いでいますね。
木造のボックス型平屋造り
木目の外観が素敵なこちらは、箱型で、昔ながらの平屋とはまったく違ったイメージになっていますね。
サイズの異なる窓が、おしゃれさをアップさせています。
広めのウッドデッキが南国風
真っ白な外観に、木製の玄関扉とウッドデッキがとてもよく映えて、南国のコテージのような雰囲気です。
コンパクトな庭の緑も雰囲気づくりに一役買っていますね♪
「歴史ある日本家屋」という印象が強かった平屋も、工夫次第でおしゃれな見た目に仕上げられます。
デザインの自由度が高いという良さを生かして、自分好みの平屋にリフォームしてみたいですね。
なお、上記で解説した費用などをご覧になり、どのようなリフォームやリノベーションを行えば良いか、悩んでしまう方もいらっしゃるかもしれませんね。
そこで、平屋ならではのメリット・デメリットについて改めて確認し、ご自身にとって良い住まいとはどのようなものか、イメージしてみましょう。
平屋のメリット
平屋ならではの魅力としては、以下のような点があげられます。
移動が楽
階段がなく、全ての部屋を平行移動できるのが、平屋の最たる特徴の一つ。
幼いお子さんや高齢の方がいるご家庭では、特にありがたいメリットですね。
住みやすさの面では、2階建てよりもはるかに優れていると言えます。
構造的な危険が少ない
構造的にも、2階からかかる重さを気にする必要がありません。
高さがない分、地震の揺れの影響が少なくて済みます。
建築物の中でも、特に地震に強いというのもメリットの一つでしょう。
開放的な雰囲気の家になる
平屋は、屋根の形状をそのまま生かした造りが可能です。
リフォームの仕方次第では、梁を室内のデザインとして生かす、天井を高くとって広々とした空間にする、といったこともできます。
また窓を増設することで、より開放的な空間になります。
すべての部屋が掃き出し窓を持てるというのは、平屋ならではのメリットですね。
家族のコミュニケーションが取りやすい
2階建ての家と違って、目の行き届くスペースが多いのも平屋ならでは。
つまりは、家族間のコミュニケーションを取りやすいとも言えますね。
メンテナンス費用や税金が安くなる可能性が高い
今後のメンテナンス費用などを抑えやすいのも、平屋の長所と呼べるでしょう。
高さがある2階建ての住宅では、外壁や屋根をリフォームする際に足場を組むため、工事費とは別に、足場の運搬費や設置費などが10~20万円ほど必要になります。
一方、平屋では、このようなコストが比較的かからずに済みます。
建物の高さによっては足場設置が不要なこともあり、外壁塗装の費用を20~50万円で抑えられた例もあります。
(ただし安くしたい場合、ウレタンなど長持ちしない塗料を勧められる可能性があるため、何年後にまた塗り替えるかも考慮して塗料を選ぶ必要があります。)
また2階建ての家を減築する場合、延床面積が減るため、家の固定資産税が安くなるというメリットもあります。
平屋のデメリット
続いて、平屋のデメリットについても考えてみましょう。
防犯・目隠し対策が必要になる可能性がある
間取り変更リフォームなどに伴って窓を増設する場合や、減築によって2階にあったリビングを1階に移す場合には、セキュリティー性や、外からの視線が気になるかもしれません。
特に、窓を多く設置したいのであれば、防犯対策や目隠し対策をしっかり行う必要があるでしょう
洪水や床上浸水などの災害時に、家の中での逃げ場がない
2階との行き来がいらないというのが、平屋のメリット。
しかし、洪水や床上浸水などの際に、逃げ場がなくなるという欠点があるとも言えるでしょう。
不安な方は、できるだけ安全な住宅にするにはどのような方法があるか、リフォーム会社と相談してみると良いですね。
プライバシーが確保しにくい
開放的で家族とのコミュニケーションが取りやすいというのも最大の美点の一つ。
一方で、場合によってはプライバシーの確保が難しいというデメリットになりかねません。
お子さんがいるご家庭や、二世帯、三世代で一緒に暮らす場合などは、それぞれの時間を尊重できるよう、間取りを工夫したほうが良いでしょう。
建築の知識がある業者に依頼を
ここまでお話ししたような平屋のメリット・デメリットを理解した上で、最適な提案ができるリフォーム会社をぜひとも選びたいですね。
大規模なリノベーション、減築、耐震性や断熱性の確保など、検討されている工事内容はご家庭によって様々だと思いますが、まずは建築の知識があるリフォーム業者に相談してみることをおすすめします。
特に「耐震改修」や「断熱化」工事を実施し、リフォーム減税も活用したい場合には、建築士在籍の会社だと、必要書類などの発行もスムーズです。
また「減築」したい場合、例外的に確認申請が必要となるケースもありますし、念のため減築後の耐震性なども見直しておきたいですから、やはり建築に詳しい施工業者のほうが確実でしょう。
デザイン性や災害時の危険性などにもしっかり配慮してくれる業者に依頼し、安心して暮らせる快適な住まいを実現してくださいね。
- 36895
- 23
-
いいね
-
クリップ
あなたにおすすめ
関連キーワード
関連アイデア
-
2階建てを平屋にする減築リフォームの費用はどれくらいかかる?事例を交えて解説LIMIA 住まい部
-
予算1,000万円!どこまでリフォームできる?LIMIA 住まい部
-
暮らし心地を良くする!鉄筋コンクリート住宅のリノベーションLIMIA 住まい部
-
築100年リフォームの費用・相場はどれくらい?実例別に徹底チェック!LIMIA 住まい部
-
平屋の全面リフォームにかかる費用はいくら?数百万〜1,000万円代の事例を紹介LIMIA 住まい部
-
予算1,500万円で、家はどこまでリフォームできるかLIMIA 住まい部
-
軽量鉄骨住宅のリノベーションをしよう!住みやすい環境のためにLIMIA 住まい部
-
500万円の予算でどこまでリフォームできる?LIMIA 住まい部
-
2階建てを3階建てにリフォーム!家を“上に”増築するには?LIMIA 住まい部
-
予算900万円では、どんなリフォームができる?LIMIA 住まい部
-
団地のリノベーション!気をつけるポイントや注意点を知っておこうLIMIA 住まい部
-
築70年住宅のリフォーム!費用・相場はどれくらい?事例もご紹介LIMIA 住まい部
-
3階建て住宅のリフォーム費用・相場はどれくらい?LIMIA 住まい部