初心者でもカンタン!観葉植物のお手入れ方法

前回の「初心者にオススメ!おしゃれな空間を作り出せる観葉植物」ご覧いただけましたでしょうか。
観葉植物ってなんとなく置いて育てていませんか?
そこで今回は「初心者でもカンタン!観葉植物のお手入れ方法」をご紹介します。

本サービス内ではアフィリエイト広告を利用しています

  • 3409
  • 19
  • 0
  • いいね
  • クリップ

観葉植物を元気に育てる4つのポイント

観葉植物を買ったけど枯らしてしまった…。水のやるタイミングがあっていなかったのか腐ってしまった。気を抜くと観葉植物が残念なことに…。
観葉植物を長く育てられるコツを①日当たり条件②水やり方法③温度管理④風通し4つをご紹介します。

1.日当たりの条件

観葉植物にあった日当たりの条件の場所に置くことで元気に育ちますよ!その観葉植物にとっての日当たりは大きく4つに分けることができます

〇日当たりの良い場所

日光がよく当たる窓際は観葉植物が生長しやすい環境です。夏場の直射日光は避けてください。ほとんどの観葉植物はこの明るさで元気に育ちます。

○レースカーテン越しの明るい日陰

直射日光の当たらないレースカーテン越しのやわらかい陽射しの場所を“明るい日陰”といいます。室内で育てる観葉植物の多くはこのような環境を好みます。

○蛍光灯のみの部屋(日陰)

直射日光が当たらず蛍光灯の明るさが頼りの部屋を日陰と呼びます。このような場所では日陰に強い観葉植物であれば育ちます。しかし日陰への耐性がない観葉植物であれば、週に3~4日ほど日光の当たる場所へ移動して、一回5時間以上日光浴をさせたほうがいいでしょう。

○白熱球だけの部屋(暗い日陰)

白熱球の光だけが頼りの部屋を暗い日陰と呼びます。かなり耐久性が強い観葉植物ではないと育てることはできません。また、この明るさではに日陰に強い観葉植物でも長期に育成することは困難です。週に3~4日ほど日光の当たる場所へ移動して、一回5時間以上日光浴をさせたほうがいいでしょう。

これから観葉植物を育てようと考えている方は飾りたい植物の明るさがどのタイプなのかを確認して種類を選びましょう。

すでに観葉植物を育てている方は飾っている部屋の明るさが適しているかを確認しておくと、今後の植物の育成がさらに容易になると思います

2.水やりの方法

観葉植物が元気に育つ水やり方法について紹介します。
基本の水やりは「土が乾いたらたっぷりと与え、受け皿に水をためないこと」です。
これを守れば基本的にどんな観葉植物も元気に育てることができますよ。しかしこれを守らないと枯らす原因になります。
具体的な水をやるタイミングや水の量はいつなんでしょうか?

○水やりのタイミング「土が乾いたとき」もしくは「土が白っぽくなった時」

水を与えすぎてしまうと常に土がジメジメと湿ってしまい、根が酸素不足に陥って腐って枯れてしまいます。
そして、常に土に湿り気がある状態だと根が育たず、土から養分や水分を吸収するための根毛がうまく発達しなくなり、観葉植物そのものは貧弱になってしまいます。
ということは、土がしっかり乾いてから水やりをするのは植物の根を健全に育てるためなんです!

しかし、湿気を好む観葉植物は土の表面が乾かき始めたら毎日水やりをしましょう。また乾燥した状態を好む観葉植物は土が乾燥した後、さらに2日から4日待ってから水やりをするなど、観葉植物の種類によって土が乾いた後の水やりの間隔は異なります。

○水やりの量 鉢底から水が流れてくるまで

水やりのタイミングは確認できましたか?
よく言う「たっぷり水を与える」の量はどれくらいなのでしょうか。確認をしましょう!
これは鉢底から水が流れてくるまでという意味です。
その理由は2つ
・根のすみずみまで水を行き届かせるため。
・水を通して根が呼吸するための新鮮な空気を入れ替えるため。
根が健康に育ち、葉もイキイキ茂ってきます。

室内であれば、受け皿に水が浸みだしてくるまで水を与えます。
そのあと受け皿にたまった水は捨てましょう。

+α 葉水

水やりとセットで覚えておきたいのが“葉水”です。

“葉水”は霧吹きスプレーを使って、葉に直接水を吹きかけることを言います。

葉水はつやのあるイキイキとした葉を育て、病害虫を防ぐ効果があり、湿度調整ができるようになります。
ポイントは、葉だけでなく茎や幹にも霧吹きをしてください。
観葉植物の多くは熱帯湿潤地帯に自生しています。幹にも霧吹きをすることで、その環境に近づけることができます。
こうすることで根で吸い上げられない水分を全身で受けることができるため、丈夫で病害虫への耐性がある観葉植物に育ってきます。
できれば葉水は毎日与えてください!

3.温度管理

観葉植物は一般的に15℃以上の気温で元気に育ち、10℃以下を下回ると元気がなくなります。
観葉植物はもともと熱帯地方に自生しているものが多く、気温が高いほどよく育ちます。日本の冬の寒さに耐えられないものが多いです。基本的には10℃を目安とし、室温がそれ以下に下がる時は、温かい部屋に移してください。
では寒さの耐久性別で観葉植物をご紹介します。

○寒さに強い

気温0度まで耐えられる、寒さに強い観葉植物です。霜に当たらなければ、屋外で越冬可能です。一年を通じてベランダなどで育てることができます。
ユッカ、ワイヤープランツ、ストレリチア レギネ、 シュロチク、トックリラン、アロエ、オリーブ、シュガーバイン、アイビー、、デコラゴム、モンステラ、シュロチク

○そこそこ寒さに強い

気温5℃程度まで耐えられる観葉植物
オーガスタ、セローム、ガジュマル、オリヅルラン、モンステラ・デリシオーサ、ポトス・ライム、アジアンタム、テーブルヤシ、オリヅルラン、サボテン、パキラ、ベンジャミン

○寒さに弱い

冬の管理に気を付けたい、寒さに弱い観葉植物。
アグラオネマ、サンスペリア、マツサンゲアナ、ディフェンバキア、シンゴニウム、アレカヤシ。

4.風通し

閉め切った部屋で、空気の流れが滞留するような場所では、どんなに明るい場所であっても、観葉植物は元気がなくなってしまします。風通しのよい部屋に置いておくと、観葉植物は元気に育ち、病害虫の予防にもなります。

風通しは意外に忘れがちで、「明るさ」、「水やり」、「温度条件」を満たしていながら、植物が弱っていく原因の一つになります。
心掛けることは、観葉植物を飾っている部屋の窓を開け、風通しを良くする。または、こまめに換気をして空気の入れ替えをするようにしましょう!

いかがでしょうか。それぞれの観葉植物のお手入れ方法が確認できました。次回は観葉植物とインテリアの相性についてです。ただ飾るだけではなく、さらにお部屋がおしゃれになる置き方についてご紹介します。

5月イベント情報

住まいる塾ってなに?

おうちバコって知ってる?

  • 3409
  • 19
  • いいね
  • クリップ
コンテンツを違反報告する

あなたにおすすめ

関連キーワード

関連アイデア

カテゴリ

このアイデアを投稿したユーザー

エースホームは、自分らしく、健康安全に子どもを育て、未来に向かって長く住めるMi‘Like(ミライク)で次世代の家づくりを提案します。近年、頻発する地震や省エネ…

穏やかな幸せを育む家(エースホーム)さんの他のアイデア

住宅設備・リフォームのデイリーランキング

おすすめのアイデア